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研究報告第45号-019

ページID:0069979 掲載日:2015年5月28日更新 印刷ページ表示

コーヒー粕混合堆肥の敷料利用による脱臭効果

著者:加藤 淳 1)・市川あゆみ 1)・榊原幹男 2)

摘要:畜産経営において悪臭対策は、重要な課題であるが、開放型畜舎では、有効な悪臭対策技術が確立されていない。一部畜産農家では、コーヒー粕とオガクズを混合した堆肥化物(以下、コーヒー粕混合堆肥)が戻し堆肥として敷料に利用されており、脱臭効果があるといわれていることから、その脱臭効果について検討を行った。
 コーヒー粕混合堆肥を敷料に用いた場合、オガクズより高い脱臭効果が確認された。また、コーヒー粕混合堆肥は、酸・アルカリの添加によるpHの変動が少なく、20 mL当たり9.9 mg相当のアンモニアを吸着し、オガクズに比べ約5倍の能力があることが明らかとなった。
 これらの結果より、コーヒー粕混合堆肥は、敷料として有効であり、オガクズより優れた脱臭効果が得られることがわかった。

キーワード:畜舎、脱臭、敷料、コーヒー粕、アンモニア

本研究の一部は第53回愛知県畜産技術業績発表会(2012年12月)において発表した。
1)畜産研究部  2)畜産研究部(退職)

全文:コーヒー粕混合堆肥の敷料利用による脱臭効果

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