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研究報告第45号-020

ページID:0069980 掲載日:2015年5月28日更新 印刷ページ表示

赤色LEDの光強度および間欠照明がキクの花芽分化抑制効果に及ぼす影響

著者:野村浩二 1)・二村幹雄 1)・渡邊孝政 2)・伊藤健二 1)・鬼頭温文 3)

摘要:赤色LED(ピーク波長634 nm)によるキクの花芽分化抑制に必要な光強度を明らかにした。
 花芽分化抑制に必要な光強度は品種により明らかに異なり、夏秋系輪ギク「岩の白扇」、「フローラル優香」及び「精の一世」でそれぞれ35 lx(約153 mW/㎡)、25 lx(110 mW/㎡)及び20 lx(90 mW/㎡)であり、夏秋系スプレーギクの「エース」では15 lx(68 mW/㎡)であった。秋系輪ギク「神馬」では15 lx(68 mW/㎡)、秋系スプレーギク「レミダス」では5lx(25 mW/㎡)であった。
 また、短い間隔で点灯と消灯を繰り返す間欠照明が連続電照と同等の花芽分化抑制効果を示すことを明らかにした。夏秋系輪ギク「精の一世」では30分点灯-15分消灯の繰り返し、秋系輪ギク「神馬」では15分点灯-15分消灯の繰り返しにより、連続電照とほぼ同等の花芽分化抑制効果を示し、電照に要する消費電力を削減できることを明らかにした。

キーワード:キク、LED、花芽分化抑制、間欠照明

本研究は「新農工連携研究促進事業」により実施した。
1)東三河農業研究所 2)東三河農業研究所(現東三河農林水産事務所) 3)東三河農業研究所(現愛知県経済農業協同組合連合会)

全文:赤色LEDの光強度および間欠照明がキクの花芽分化抑制効果に及ぼす影響

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