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研究報告第46号-002

ページID:0081264 掲載日:2015年6月2日更新 印刷ページ表示

PCR法による牛舎内環境からのクレブシエラ属菌の検出

著者:鈴木良地1)・髙橋麗子2)・瀧澤秀明3)・浅見逸夫1)
摘要:環境性乳房炎の原因菌であるクレブシエラ属菌2種(Klebsiel lapneumonia及びKlebsiellaoxytoca)を特異的に検出するPCRプライマーを開発した。このプライマーを利用した牛舎内環境試料の定量PCR分析では、オガクズ及び竹粉に多量のクレブシエラ属菌が含まれていることが明らかとなった。また、オガクズを副資材とした発酵初期の未成熟な堆肥にもクレブシエラ属菌が含まれていたが、堆肥化の進行とともに速やかに検出されなくなった。
 また、オガクズ、竹粉及び発酵初期の未成熟な堆肥からは懸濁法や熱抽出法などの簡易なDNA抽出法でもクレブシエラ属菌を検出できた。

キーワード:Klebsiellapneumoniae、Klebsiel l aoxytoca、乳房炎、PCR、牛舎内環境

1)環境基盤研究部 2)環境基盤研究部(現食育推進課) 3)畜産研究

全文:PCR法による牛舎内環境からのクレブシエラ属菌の検出

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