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研究報告第46号-005

ページID:0081267 掲載日:2015年6月2日更新 印刷ページ表示

ダイズ作ほ場における帰化アサガオ類の効果的な除草体系

著者:井手康人1)・平岩 確2)・船生岳人1)・林 元樹3)・鳥井綾子1)・野々山利博1)
摘要:ダイズ作ほ場で帰化アサガオ類(以下、アサガオ類)が激発した場合でも安定した除草効果を発揮できる除草法の開発を目的として、非選択性除草剤であるグルホシネート液剤の畦間株間処理(以下、畦間処理)を基軸とした除草体系について検討した。結果は以下のとおりであった。
1 グルホシネート液剤の畦間処理のみでは、アサガオ類の発生量が多い試験区において除草効果が低かった。
2 畦間処理の前処理としてベンタゾン液剤の全面散布を実施した全ての試験区では、アサガオ類の生育が抑制され、畦間処理時のアサガオ類被覆率が10%以下と低く、アサガオ類の発生が多いほ場でも畦間処理の除草効果が高かった。
3 中耕培土と畦間処理の組み合わせでは、畦間処理までアサガオ類の生育を抑制できず、除草効果が安定しなかった。
4 ベンタゾン散布と畦間処理を組合せてアサガオ類を体系防除した試験区では、ダイズ成熟期におけるアサガオ類残草量が少なく、アサガオ類の蔓と種子の量も少なくなった。

キーワード:帰化アサガオ類、ダイズ、除草体系、ベンタゾン液剤

本研究の一部は、公益財団法人日本植物調節剤研究協会「雑草及び植物調節剤に関する研究啓発事業」(2012~2013年度)により行った。
1)作物研究部 2)西三河農林水産事務所(現作物研究部) 3)作物研究部(現園芸農産課)

全文:ダイズ作ほ場における帰化アサガオ類の効果的な除草体系

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