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研究報告第46号-012

ページID:0081368 掲載日:2015年5月29日更新 印刷ページ表示

夏秋ギク「精の一世」の夜間冷房及び遮光処理が奇形花の発生に及ぼす影響

著者:野村浩二1)・渡邊孝政1)・伊藤健二1)

摘要:夏秋系輪ギク「精の一世」の9月開花作型における奇形花発生の抑制を目的に、ヒートポンプによる23℃夜間冷房処理及び遮光率54.2%の寒冷紗による遮光処理の影響について調査した。
 夜間冷房処理により奇形花の発生は抑制され、開花は早くなり、草丈は高くなった。奇形花の抑制効果は、夜間冷房期間の長い方が高かった。夜間冷房を行う時間帯について検討したところ、前夜半冷房の電力消費量が全夜間冷房の約67%に対し、前夜半冷房の正常花率は全夜間冷房の約95%であったので、前夜半冷房の費用対効果が高かった。
 奇形花の発生は遮光処理によっても抑制され、遮光処理時期別では生育全期間処理が最も効果的であった。しかし、遮光なしに比べて開花が2日遅れる欠点があった。

キーワード:キク、精の一世、奇形花、夜間冷房、遮光

1)東三河農業研究所

全文:夏秋ギク「精の一世」の夜間冷房及び遮光処理が奇形花の発生に及ぼす影響

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