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研究報告第46号-研究ノート001

ページID:0081374 掲載日:2015年6月2日更新 印刷ページ表示

ブドウ「シャインマスカット」の無核栽培における適正着果量

著者:上林義幸1)・大野郁夫2)・竹内政春3)

摘要:無核栽培の「シャインマスカット」2樹について、2009年(11年生)から2013年(15年生)までの5か年、着果量と糖度・酸含量の経時的変化を調査した。着果量は2009年から年々増加し2013年には10 a換算で1840 kgに達した。着果量の増加にともない年ごとの糖度の上昇が遅れる傾向がみられた。2009年から3か年は、2樹の調査樹に100 kg以上の着果量の差があったが、着果量の多少と糖度、酸含量との関連は見られなかった。7月下旬から9月上旬にかけて、糖度は上昇し酸含量は減少したが、2011年のみは8月中旬以降、糖度の上昇と酸含量の減少が見られなかった。この年の10 a換算着果量は1584 kgと1471 kgで、糖度はそれぞれ18.1%、17.3%で頭打ちとなった。糖度18%以上を出荷基準とする場合、10 a当たり1800 kgを目標の着果量とし、天候不順年や早期出荷を目標とする場合は1500 kg程度まで着果制限するのが好ましい。

キーワード:シャインマスカット、無核栽培、着果量、糖度、酸含量

1)園芸研究部 2)園芸研究部(現園芸農産課) 3)園芸研究部(現西三河農林水産事務所)

全文:ブドウ「シャインマスカット」の無核栽培における適正着果量

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