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研究報告第46号-研究ノート003

ページID:0081378 掲載日:2015年6月2日更新 印刷ページ表示

種々の波長のLED照明がアオジソの花芽分化抑制と生育に及ぼす影響

著者:後藤美奈子1)・白谷嘉朗2)・長屋浩治1)・杉浦英博1)・相川豊孝2)

摘要:アオジソの電照栽培における種々の波長(赤色、黄色、緑色、青色)の単色LED光照明が花芽分化抑制及び生育に及ぼす影響を調査した。
 従来の電照光源である蛍光灯4時間照明区では、32.9 mW/m2以上の放射照度で出蕾率が10%以下に抑えられたのに対し、赤色LED光(ピーク波長634 nm)4時間照明区では34.2 mW/m2以上で出蕾率が10%以下に抑えられたことから、4時間照明では赤色LED光は蛍光灯とほぼ同等の花芽分化抑制効果があった。また、赤色LED光12時間照明では、4時間照明区に比べて約4分の1の放射照度である7.9 mW/m2以上で花芽分化を抑制することができた。
 12時間照明において、赤色及び黄色LED光(ピーク波長592 nm)は蛍光灯4時間照明区と同等に花芽分化抑制効果が高かったが、緑色LED光(ピーク波長519 nm)、青色LED光(ピーク波長470 nm)の順に抑制効果が劣った。異なる波長のLED光及び蛍光灯間に生育後の節数及び側枝数に違いはなかったが、青色LED光照明区で主枝長及び節間長が長くなった。

キーワード:アオジソ、電照、赤色LED、花芽分化抑制

本研究は園芸学会平成25年度春季大会(2014年3月)において発表した。
1)東三河農業研究所 2)東三河農業研究所(現東三河農林水産事務所)

全文:種々の波長のLED照明がアオジソの花芽分化抑制と生育に及ぼす影響

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