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研究報告第47号-001

ページID:0122540 掲載日:2016年3月23日更新 印刷ページ表示

アンケート結果から見た「卵用名古屋コーチン」普及の方向性

著者:中村明弘1)・美濃口直和2)・堤 公生1)

摘要:本調査では、2011年に開発した新たな「卵用名古屋コーチン」(以下、新型)における今後の普及の方向性を検討する目的で、新型を飼養する県内養鶏農家及び消費者に対して、アンケート調査を実施した。その結果、以下のことが明らかになった。
1 養鶏農家に対し、新型に関するCS(顧客満足度)分析を行った結果、「卵形」「卵殻強度」「卵質」「卵殻色」の4項目は満足度と重要度が高かったが、「産卵性」「卵重」「残存率」の3項目は満足度が低く、改善が必要という評価であった。
2 消費者の91.7%が「名古屋コーチン」を知っていることが確認された。
3 「名古屋コーチン」の認知度では性別による差が認められなかったが、年代や居住地、世帯年収の違いでは差が確認された。
4 「名古屋コーチン」の卵を食べた経験がある人の割合(36.5%)は、肉を食べた経験がある人の割合(51.6%)よりも低いことが確認された。
5 消費者が「名古屋コーチン」の卵を購入する際に、栄養価などの「卵の特徴」を情報として知りたいという回答率が最も高かった。

キーワード:消費者、卵、名古屋種、養鶏農家、アンケート


本調査は「平成25年度及び平成26年度農業技術体系化・調査研究事業」及び「平成26年度新品種・新技術活用型産地育成支援事業 産地ブランド発掘事業」により実施した。

1)企画普及部  2)畜産研究部

 

全文ダウンロードアンケート結果から見た「卵用名古屋コーチン」普及の方向性 [PDFファイル/245KB]

 

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