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研究報告第47号-009

ページID:0122579 掲載日:2016年3月23日更新 印刷ページ表示

バラ栽培における超微粒ミスト噴霧がCO2施用に及ぼす影響

著者:津田千織1)・奥村義秀1)・平野哲司2)・堀田真紀子1)・岩崎泰永3)・山口徳之1)

摘要:本研究ではCO2施用時に超微粒ミスト噴霧による加湿を行うことが、バラ切り花の収量や品質に及ぼす効果を調査した。超微粒ミスト噴霧により、日中の湿度は平均10%程度高くなり、飽差は超微粒ミストのない条件よりも常に低く維持された。また、超微粒ミストによる換気抑制効果によって、CO2の使用量は低減した。超微粒ミスト噴霧は気孔開度を大きくし、調査した3品種の切り花本数は、5~19%増加した。超微粒ミスト噴霧の有無で日持ちや養分含有率に差は認められず、超微粒ミスト噴霧はCO2施用効果を高めるために有効な方法であると考えられた。

キーワード:バラ、CO2施用、超微粒ミスト、気孔開度、換気抑制


本研究の一部は平成26年度園芸学会東海支部(2013年8月)、平成26年度園芸学会秋季大会(2014年9月)において発表した。
本研究は「農林水産業・食品産業科学技術研究推進事業24005」により実施した。

1)園芸研究部 2)園芸研究部(現環境基盤研究部) 3)国立研究開発法人 農研機構野菜茶業研究所

 

全文ダウンロードバラ栽培における超微粒ミスト噴霧がCO2施用に及ぼす影響 [PDFファイル/420KB]

 

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