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研究報告第47号-研究ノート001

ページID:0122591 掲載日:2016年3月23日更新 印刷ページ表示

フキの突然変異育種に役立つ効率的な不定芽分化及び軟X線照射方法

著者:浅見逸夫1)・三宅律幸2)

摘要:フキ培養苗由来の突然変異個体を効率的かつ早期に得る方法を開発するため、葉柄切片から不定芽誘導時に行う軟X線照射と、不定芽の生育を早める培養方法を組み合わせる手法を検討した。
1 フキの培養苗葉柄切片を不定芽分化用固体培地に置床した10日後に、ホルモンを含まない液体培地へ切片を移植して培養することにより、従来の不定芽分化培地に置床したままの方法に比べ、不定芽の生育は約2週間促進した。
2 軟X線照射の時期は、キメラ発生の可能性の低い不定芽分化培地への切片置床時、もしくは置床2日以内が適切と思われた。また、照射後の不定芽生育が大きく劣らない範囲で適正と思われる軟X線照射線量は5~10 Gyであった。

キーワード:フキ、組織培養、不定芽、突然変異、軟X線、照射時期


1)環境基盤研究部(現農業大学校) 2)環境基盤研究

 

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