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研究報告第47号-研究ノート008

ページID:0122629 掲載日:2016年3月23日更新 印刷ページ表示

カバークロップを利用した不耕起栽培におけるカボチャの生育・収量に及ぼすセル成型苗定植および窒素施用量の影響

著者:浅野裕司1)・番 喜宏1)

摘要:カバークロップを利用したカボチャの不耕起栽培において、セル成型苗定植と窒素施用量を検討した。カバークロップとしてエンバクとヘアリーベッチを用い、これらを秋まきで栽培し、翌春、エンバクは刈り倒して全面に敷き、ヘアリーベッチはカボチャ定植部分では刈り倒して敷草とし、うね間はリビングマルチとした。不耕起栽培でのカバークロップの雑草抑制効果とカボチャの生育・収量は、敷わらを行った耕起栽培と同等以上であったことから、エンバクやヘアリーベッチを利用した不耕起栽培が可能と考えられた。ヘアリーベッチを利用した栽培では、窒素施用量を削減しても収量や生育量が減少することはなく、ヘアリーベッチの利用により窒素の削減が可能と考えられた。セル成型苗定植
栽培の収量は、ポット苗定植栽培と同程度で、作土の固い不耕起栽培では、植穴の小さいセル成型苗の利用が有効であると考えられた。

キーワード:カバークロップ、カボチャ、不耕起栽培、セル成型苗、窒素施用量、エンバク、ヘアリーベッチ


1)園芸研究部

 

全文ダウンロードカバークロップを利用した不耕起栽培におけるカボチャの生育・収量に及ぼすセル成型苗定植および窒素施用量の影響 [PDFファイル/156KB]

 

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