研究報告第47号-研究ノート017

ジネンジョにおける栽培容器と栽植密度の違いが収量および品質に及ぼす影響

著者：鬼頭雅也1）・柴田正之2）・杉浦宏之1）

摘要：ジネンジョの栽培容器（クレバーパイプ、63 mmピッチの波板、雨樋）と栽植密度（2222～6666株/10 a）が収量及び品質に及ぼす影響を調査した。
　栽培容器の違いでは、波板で腐敗芋が少なく、断面が円状で、形状が優れていた。栽植密度の違いでは、波板を使い、通常栽培（2222株/10 a）の2倍密植、3倍密植を行った試験区では、総収量が通常栽培に比べ、2倍密植では約1.6倍、3倍密植では1.9～2倍程度に増収した。

キーワード：ジネンジョ、栽培容器、栽植密度、波板、雨樋

1）山間農業研究所　2）山間農業研究所（現新城設楽農林水産事務所）

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