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平成29年度 生産高度化研修(イチゴ生産における天敵を活用したハダニ防除と品種開発状況及び市場情勢について) 【終了しました】

ページID:0169255 掲載日:2017年7月25日更新 印刷ページ表示

研修を終えて

 イチゴ栽培において問題となっているハダニ防除について、天敵を活用した防除技術を学びました。また、品種開発状況及び市場情勢について情報提供しました。

 西尾市のイチゴ農家である斉藤和義氏から、天敵を活用した防除の事例発表があり、天敵と気門封鎖剤の併用で効率的な防除が可能であり、防除のポイントは天敵の繁殖であることを学びました。

 また、愛知県農業総合試験場広域指導室武山桂子氏から、薬剤効果の評価方法、気門封鎖剤の殺卵効果、天敵を使用するポイント等について指導的立場から説明がされました。

 さらに、愛知県農業総合試験場における大果多収性で炭疽病抵抗性を備えた品種の育成状況、競合産地の品種は、各県で新品種が導入されているものの産地を一新するほどの広がりは見られない状況について情報提供がありました。

 昨年に続きイチゴのハダニ防除をテーマに取り上げましたが、県内生産者等158名の参加があり、質問が多く関心の高さがうかがえました。アンケート結果では、約9割が参考になったと回答し、現場の生の声を聞きたいとの要望が多数出されました。

 今後も、生産者の要望を考慮し、生産技術の高度化に繋がる研修会を開催していきます。

質疑応答

総合質疑の様子 

募集内容

 イチゴ栽培において、ハダニ類の防除は薬剤抵抗性が発達し易く、難しい問題となっています。

 そこでこの問題を解決するため、天敵を活用した防除技術を学びます。

 また、愛知県におけるイチゴの品種開発の状況や市場情勢についても学びます。

1 日時

  平成29年6月30日(金曜日)午後1時30分から午後4時まで

2 場所

  愛知県立農業大学校 中央教育棟3階 大講義室

   岡崎市美合町字並松1-2

3 内容

 ▽講演:イチゴ品種の育成状況

   講師:農業総合試験場園芸研究部野菜研究室 技師 松浦 元樹 氏

 ▽講演:天敵を活用したハダニ防除

    講師:愛知県農業総合試験場企画普及部広域指導室 専門員 武山 桂子 氏

 ▽講演:天敵を活用した防除の優良事例

   講師:先進農家 斉藤 和義 氏

 ▽情報提供:イチゴの市場情勢について

   講師:JAあいち経済連園芸部青果販売課 鈴木 大地 氏

 ▽総合質疑:愛知県農業総合試験場企画普及部広域指導室 専門員 加藤 賢治 氏

4 対象及び定員

  イチゴ生産農家 150名

5 参加費

  無料

6 申込み方法

(1) 愛知県いちご生産組合連合会会員の方

   愛知県いちご生産組合連合会事務局へお申込みください。

(2) (1)以外の方

    御住所を管轄する愛知県農林水産事務所農業改良普及課にお申込みいただくか、往復葉書に下記の事項を御記入の上、愛知県立農業大学校までお申込みください。

    *往信はがき(裏面):課題名・氏名(ふりがな)・郵便番号・住所・電話番号(平日の昼間に連絡がつく番号)

    *返信はがき(表面):返信先の郵便番号、住所、氏名

 裏面は何も書かないでください。

 電話、ファクシミリでの受付はしておりませんので、御理解ください。

7 往復葉書での申込先

  郵便番号444-0802  岡崎市美合町字並松1-2

    愛知県立農業大学校 研修部研修科 研修グループ

8 申込期限

  平成29年6月23日(金曜日) (必着)  

9 共催

  愛知県いちご生産組合連合会

10 研修の御案内(リーフレット)

  研修の御案内 [Wordファイル/28KB] 

問合せ

愛知県立農業大学校 研修部研修科 研修グループ 
郵便番号444-0802
岡崎市美合町字並松1-2
電話: 0564-51-1034(研修部直通)
ファックス: 0564-51-4831
E-mail: noudai@pref.aichi.lg.jp