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2021年度「あいち木づかいプラン」に基づき木材利用の促進に取り組みました
愛知県では2003年度から「あいち木づかいプラン(※)」を2021年度まで毎年度策定し、率先して県産木材の利用を進めてきました。この取組により、県発注の工事や施設整備において県産木材の利用が着実に増加すると共に、民間での木材利用の取組も広がっています。
公共施設・公共工事での県産木材利用
【公共施設における利用】
〇堀切駐在所 木造<警察本部>
〇にしお特別支援学校 廊下の腰壁や家具等に県産木材を使用<教育委員会>
〇油ヶ淵水辺公園休憩所 ロッカー、事務室カウンター等に木材を使用<都市・交通局>
〇東海自然歩道便所 木造<環境局>
【公共工事における利用】 <農林基盤局>
【側溝保護工】
【木製縁端処理工】
【残置型枠】
木製品の導入
〇あいち女性の活躍促進サミット2021において、「あいち女性輝きカンパニー」優良企業へ贈る賞状を木製にし、愛知県の木の良さをPRしました。<県民文化局>
あいち女性の活躍促進サミット2021
開催日 11月1日(月曜日)
〇あいち認証材の間伐材を使用したSDGsピンバッジの配布<環境局>
間伐材を使用したSDGsピンバッジをイベント等で配布することで、SDGsと木材の有効利用を同時にPRしました。
「SDGs AICHI EXPO 2021」愛知県ブースにおいてクイズラリー参加のノベルティとして配布しました。
開催日 10月22日(金曜日)・23日(土曜日)
場 所 Aichi Sky Expo(愛知県国際展示場)
〇県庁課室への木製看板の導入<農林基盤局>
県産木材を用いた木製の掛け看板を課室の入口へ設置し、来庁者へ県産木材をPRしています。
木材利用の普及啓発
【第5回あいち木づかい表彰】<農林基盤局>
あいち認証材を積極的に利用した、木の良さを実感でき、PR効果の高い建築物や製品を賞賛する制度として、2017年度に創設しました。応募いただいた建築物や製品を広く紹介することにより、木の魅力や優れた使い方の普及を図り、あいち認証材の更なる利用を促進します。
【最優秀賞(建築物の部)】くらしの杜(もり)クリニック
【優秀賞(建築物の部)】瀬戸市立にじの丘学園
【優秀賞(建築物の部)】道の駅したら
【最優秀賞(製品等の部)】足踏み式消毒液スタンド
【優秀賞(製品等の部)】FJ/JS2(2はローマ数字)(フィンガージョイント/ジェイエスツー)
※県産のスギのツーバイフォー住宅資材
【優秀賞(製品等の部)】Mokucoro(モクコロ)101
【特別賞(建築物の部)】リニモテラス公益施設
【木材利用関連イベント】<農林基盤局>
〇ウッドワンダーランド2021
開催日 10月7日(木曜日)~10日(日曜日)
場 所 ポートメッセなごや 3号館
〇SDGsまつり
開催日 12月14日(火曜日)
場 所 東京海上日動火災保険株式会社名古屋ビル
【あいち森と緑づくり事業PRイベント】<農林基盤局>
〇あいち森と緑づくり事業PRイベントで、県産木材のPRを行いました。
開催日 7月17日(土曜日)~18日(日曜日)
場 所 イオンモール大高
開催日 7月24日(土曜日)~25日(日曜日)
場 所 イオンモール名古屋茶屋店
【講演会の開催】<建築局>
〇愛知ゆとりある住まい推進協議会主催の第33回「ゆとりある住まい講演会」(愛知県共催)において、法政大学デザイン工学部建築学科 網野禎昭教授に「山がよろこぶ建築 住の豊かさと持続性について」講演していただきました。
日 時 10月26日(火曜日)
場 所 名古屋市芸術創造センター ホール
【県産木材利用技術の開発】<経済産業局>
【ショットブラストを応用した木材塗装の高耐候化】
ショットブラストとは、投射材と呼ばれる粉粒体を金属などに衝突させて、材料の表面を加工する手法です。木材に対しては主に木目を強調する浮造り加工に用いられますが、あいち産業科学技術総合センターではこれを下地処理として用い、木材塗装の高耐候化を図りました。
適切な粒度の投射材で下地処理することにより塗料の塗布量が大幅に増加し、耐候性が顕著に向上することが確認できました。
問合せ
愛知県 農林基盤局林務部林務課
あいちの木活用推進室 計画・普及啓発グループ
担当:柘植、加藤
電話:052-954-6884
内線:5566
E-mail: aichinokikatuyou@pref.aichi.lg.jp