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愛・地球博記念公園において自動運転実証実験を実施します~自動運転がもたらす新たな時間・空間の体験~

 愛知県は、将来の自動運転サービスの実現を目指し、全国に先駆けて2016年度から自動運転の実証実験を開始しています。今年度は、昨年度に引き続き、内閣府の未来技術社会実装事業*1を活用して、地域ごとに想定されるビジネスモデルをもとに実証テーマを設定し、社会実装を追求する実証実験に取り組んでいます。(2020年6月15日発表済み)

 この取組の一環として、この度、愛・地球博記念公園(長久手市)において、「屋外公共施設における新たな車室空間体験を伴う移動」をテーマに、自走運転コンセプト車両「MOOX(ムークス)」を、園内大芝生広場を周回するルートで運行します。

 同車両内では、車窓のAR(拡張現実)映像*2に合わせ音響、振動、香りをもたらす装置や、試乗車のジェスチャーによる操作に対応した映像コンテンツにより、自動運転による移動時の新たな体験を提供するとともに、乗客の体温、心拍数のモニタリング、深紫外線を用いた自動除菌システム*3を活用し最先端の安心・安全な車室環境を提供する実証を行います。

 夜間走行では、プロジェクションマッピングを車外に投影することで、自動運転車両を活用した夜間エンターテイメントの可能性を実証します。

 また、安心・安全な車室環境のもとで観光への誘導を目的としたバーチャルツアー等が体験できるプロトタイプ車両「SQUAL(スクォール)」や、移動式バリアフリートイレ「モバイルトイレ」を参考展示します。

1 実証実験・展示の概要

(1)実施日程・時間・ルート・試乗車について

2021年2月12日(金曜日)から2月19日(金曜日)まで大芝生広場屋外ステージ休憩所を起点・終点とした周回ルートでMOOXを走行。2月12日には夜間実証も行います。

実施日程
ルート等運行日程運行時間試乗者使用・展示車両

大芝生広場周回路700m

屋外ステージ休憩所を発着

2月12日(金曜日)

9時00分~12時00分

報道機関等

(1)自動運転コンセプト車両「MOOX(ムークス)」

トヨタ紡織(株)開発

(以下、トヨタ自動車(株)による参考展示(大芝生広場))

(2)コンセプト車両(走行なし)「SQUAL(スクォール)」

バーチャルツアーの提供

(3)「モバイルトイレ」(走行なし)

車いす使用者が外出先でも安心して使えるトイレ

LIXILと共同開発

(4)「配送パレット」

物品配送用小型車両

※車両詳細は、1(3)参照

 

13時20分~14時10分

※試乗後の報道機関向け質疑応答時間含む

大村知事

 

15時00分~16時00分

  報道機関等

2月13日(土曜日)~2月14日(日曜日)

9時00分~12時00分

13時30分~16時00分

一般試乗車

※各日8時30分から現地で先着順受付

2月15日(月曜日)~2月19日(金曜日)

9時00分~12時00分

13時30分~16時00分

試乗なし(一般見学可)

日本の塔「月」

北側広場

2月12日(金曜日)18時00分~20時00分試乗なし(一般見学不可)「MOOX」のプロジェクションマッピング投影走行

※試乗受付の詳細については、「2一般試乗車の試乗について」を併せてご覧下さい。

※天候等により実施日時、実施内容が予告なく変更になる場合があります。

ルート地図

ルート図

(2)事業実施体制

株式会社NTTドコモを幹事会社とする以下の共同体で事業実施します。

株式会社NTTドコモ、トヨタ自動車株式会社、トヨタ紡織株式会社、株式会社JTB、アイサンテクノロジー株式会社、株式会社ティアフォー※、岡谷鋼機株式会社※、損害保険ジャパン株式会社※

※はアイサンテクノロジーの外注先として参画

今回の実証実験では、トヨタ自動車株式会社、トヨタ紡織株式会社、株式会社JTBが新たにメンバーに参画します。

また、協力事業者は以下のとおりです。

サン電子株式会社、株式会社ゼンリンデータコム、パロニム株式会社、愛知工業大学水野慎士教授研究室、株式会社LIXIL、フォスター電機株式会社、株式会社ReBock、株式会社豊田中央研究所

 

(3)車両概要

これまでにない新しい車室空間体験の提供を目的に、トヨタ紡織株式会社が開発した自動運転サービス区間「MOOX」を使用します。

また、トヨタ自動車株式会社がプロトタイプとして開発した「SQUAL」、「モバイルトイレ」、及び「配送パレット」を「MOOX」と同時に大芝生広場内で参考展示します。

 
車両

(自動運転コンセプト車両)

トヨタ紡織「MOOX」

(参考展示・コンセプト車両)

トヨタ自動車「SQUAL」 ※走行なし

   外観
MOOXSQUAL
   内観
MOOXSQUAL
    着座シート
MOOX-
仕様

・自動運転OS「Autoware」注1を搭載

・乗車定員2名 ・ハンドル・ペダルなし

・LiDAR(自動運転センサー)、カメラ等を搭載

ゴルフカートをベースの近未来型モビリティ

注1 「Autoware」はThe Autoware Foundationの登録商標

・停車中での活用・体験を重視した、新しいモビリティ空間を設定

特徴

・透過ディスプレイや五感刺激デバイスを活用したバーチャルツアーコンテンツ体験

・非接触での乗員の状態モニタリング

・非稼働時の深紫外線除菌システム

・調光式投影スクリーンを含む3面ディスプレイによるバーチャルツアーコンテンツの体験

・非接触操作によるEC(電子商取引)体験

・NTTドコモが開発している「新体感観光サービス*4による周辺観光地案内

(参考展示)

 
モバイルトイレ(移動式バリアフリートイレ) ※走行なし

・トヨタ自動車とLIXILが共同開発した「移動式バリアフリートイレ」を展示

・これまでトイレが不安で外出を控えていた車いす使用者等の悩みを解決するため、快適・衛生的な多機能トイレを車両に搭載

配送パレット

・ネット通販など、増加する物流のジャストインタイムでの配送を支援する観点から、今後存在感を増すと考えられる。今回は、SQUAL内の仮想のカフェで注文したドリンクの実際の配送を実施

(4)実証実験・展示のハイライト(見所)

○自動運転ならではの車室空間体験をもたらす車両を運行【MOOX】

  大芝生広場周回ルートで、自動運転サービス空間「MOOX」を自動運行し、園内の回遊価値向上を目指し、移動中のゲーム・ライブ鑑賞等の新エンターテイメント体験を提供します。

車両の位置情報に合わせ、車窓に搭載された透明ディスプレイへAR(拡張現実)映像*2を表示し、映像に合わせた音響・振動・香りを制御し、五感を刺激するコンテンツを提供します。

このシステムにより、試乗者の視線を自然にコンテンツへ誘導し、エリア内のスポットを紹介します。また深度センサ*5から試乗者のジェスチャ(動作)を推定し、コンテンツとのインタラクティブ(相互作用的)な体験を提供します。

「MOOX」の空間制御システムは、将来的にテーマパークや観光地、スマートシティなどでの新しい移動体験の提供を目指しています。
  
○自動除菌システム
*3及び乗員の状態モニタリング機能 【MOOX】【SQUAL】

深紫外線を用いた自動除菌システム*3を搭載し、衛生的な車室空間の提供を目指しています。また乗車時に非接触で体温を推定し、マスク有無の検知を行うとともに、車両シートに搭載したセンサにより心拍数を推定し、乗員の状態をモニタリングします。

○自動運転の遠隔監視席*6における眠気抑制システム【MOOX】

遠隔監視席*6において、運行者の表情をカメラで捉えることで眠気を推定し、音楽と振動を提供することで、不快にさせないよう眠気を抑制し、長時間の安全な自動運転車の監視を支援します。(遠隔監視席*6は、大芝生広場屋外ステージ休憩所に設置)

○商用5G*7に接続した路側カメラの活用【MOOX】                                

NTTドコモの商用5G*7に接続した路側カメラにより、ルート上の模様を遠隔監視席*6のモニターに鮮明に映し出すことで、更なる自動運転車両の安全運行に取り組みます。

○自動運転×プロジェクションマッピングによる夜間エンターテイメント【MOOX】

MOOXに小型プロジェクターを搭載し、車室外の暗闇に向けてプロジェクションマッピングを投影し、車両の走行に合わせて隠れていたキャラクターが前方の光の中に出現する演出を行います。この取組は、自動運転車両による夜間エンターテイメントを想定しており、技術面・ビジネスモデル面での可能性を追求・検証します。

新たな車室空間体験~観光エンターテイメント【SQUAL】

「SQUAL」は、「可変型車室空間により必要な機能を必要な場所に届ける『空間配達』コンセプト」を実現するもので、実証実験ではNTTドコモが開発の「新体感観光サービス」*4と協調し、公園周辺の観光スポットを、車室内に設置した調光型を含む3面ディスプレイを活用し、デジタルコンテンツにより紹介することで、観光への誘導を図るとともに、パーク内での歩行運動にもつながるコンテンツも提供します。

これらのデジタルコンテンツには「TIG」機能*8が搭載されており、お気に入りの場所を指定することも可能です。また車室内で体験者は非接触で飲み物のオーダーができ、オーダーされた飲み物は自動走行の配送パレットによって届けられます。

『空間配達』は、「無限の可能性を有する新しい車室体験を提供すること」をコンセプトとし、「新しい生活様式」が求められる時代に、「必要とされるサービス機能を搭載した車室空間が向こうから自分の近くにやってくること」をイメージしています。例えば、施設・観光案内、医療検査、カフェや図書館等のサービス提供機能、非接触型による電子商取引(EC)機能などを搭載し、必要とされる場所に必要なサービスを提供することを想定しています。

用語についての解説
*1 未来技術社会実装事業・内閣府が、地方自治体を対象に、AIや自動運転、ロボット、ドローンなどの近未来技術等を活用した地方創生に関する事業を募集し、優れた取組について関係府省庁が総合的に支援する事業
・本県は、2018年8月に採択
*2 AR(拡張現実)・拡張現実「Augmented Reality」の略
・現実の風景に仮想上の視覚情報を重ねて表示
*3 自動除菌システム・深紫外線を用いて除菌を行う仕組み
・車室内無人状態で除菌を実施                                                                                                         ・深紫外線発生装置(光源単体)は除菌実証実験済み                           ・車室空間での除菌効果は検証中。
*4 新体感観光サービス・位置情報に応じて最適な観光情報などを提供する機能に、XR(AR/VR/MRなど)の最新技術を組み合わせた観光サービス。
・「新体感観光サービス」は株式会社NTTドコモの登録商標
*5 深度センサ・人やものなどの対象物の形状を立体として捉えることができるセンサ。今回は乗員のジェスチャを捉えるために利用
*6 遠隔監視席・自動運転車両の運行を遠隔からの映像をもとに監視する機能
・今回は、大芝生広場屋外ステージ休憩所に設置
*7 商用5G・通信キャリアがサービスとしてスタートした第5世代移動通信システム
・高速・大容量、多地点接続、低遅延が特徴                                                    
*8 TIG機能・動画内の気になる箇所に触るだけで、知りたい情報を一時的に記録し、さらに詳細ページへの遷移を可能とした動画拡張技術

 

2 一般試乗車の試乗について

(1)受付

・地球市民交流センター近くの「北口エレベータ前」、「西エントランス広場」の西口休憩所前、大芝生広場脇の「屋外ステージ休憩所」の3か所で受け付けます。各日午前8時30分からの現地受付先着順での試乗となり、各日単位で試乗枠(各日20名程度)が満席になった場合はその時点で受付を締切ります。(事前予約は行いません。)

・MOOX(走行)とSQUAL(走行なし)の試乗は、別々の受付となります。

・試乗にあたってMOOXは身長130cm以上の介助なしで乗車できる方に限らせていただきます。また中学生以下は保護者が同乗することが条件となります。

・SQUALは身長120cm以上の方に限らせていただきます。

(2)試乗時のお願い

・新型コロナウィルス感染症対策のため、試乗時に検温を実施します。37.5度以上の発熱がある方の試乗はお断りさせていただきます。

・問診票及び試乗同意書に署名いただきます。

・試乗する方には下車時にアンケート記入へのご協力をお願いします。

(3)天候等による走行中断や中止

 ・天候等による理由により、走行を一時中断又は中止する場合があります。その場合、試乗できない場合があります。

 

3 報道機関の取材について

(1)取材を希望される場合は、報道機関名、代表者の氏名、連絡先、TVカメラの有無、人数、希望する取材時間等を、別紙「取材連絡票」に記載の上、2月8日(月曜日)正午までに以下までご連絡ください。

株式会社NTTドコモ東海支社企画総務部広報室

FAX(052)954-1508 メールevent_tokai-ml@nttdocomo.com

取材連絡票 [Wordファイル/64KB]

 

(2)当日、天候等の影響により中止になった場合は、個別に連絡します。

 

(3)知事の試乗当日(2月12日(金曜日))に、報道機関の皆様向けで自動運転車両に試乗いただく機会を設けます。ただし、乗車枠数に制約があるため、応募者多数の場合は、人数・時間帯を調整させていただきます。

 

(4)取材当日は、午前8時30分までに「地球市民交流センター多目的室2」のメディア受付にお越しください。メディア受付付近で取材案内をさせていただきます。取材の受入が可能な時間・内容は、別添取材連絡票を御覧下さい。また、新型コロナウイルス接触確認アプリCOCOAの利用をお願いします。

メディア受付「地球市民交流センター多目的室2」

メディア受付「地球市民交流センター多目的室2」