2020年度緑化優良工場等の表彰について
印刷用ページを表示する掲載日:2020年10月22日更新
令和2年10月22日(木曜日)発表
2020年度緑化優良工場等の表彰の決定について
愛知県内の工場が中部経済産業局長賞及び日本緑化センター会長賞を受賞しました
緑化優良工場等表彰は、工場立地法の趣旨を踏まえ、工場緑化を推進し工場内外の環境の向上に顕著な功績があった工場や団体及び個人を表彰し、工場緑化の一層の推進を図ることを目的として、1982年から毎年実施されているものです。
この度、愛知県から推薦した株式会社デンソー西尾製作所及び豊田鉃工株式会社本社工場の2工場が「中部経済産業局長賞」、トヨタ自動車株式会社堤工場が「一般財団法人日本緑化センター会長賞」、横浜ゴム株式会社新城工場が「一般財団法人日本緑化センター会長奨励賞」を受賞することが決定しました。
【株式会社デンソー西尾製作所(中部経済産業局長賞)】
- 所在地:西尾市下羽角町住崎1番地
- 当地での操業開始時期:1970年9月
- 工場等の敷地面積:約141.7ha
- 現在の緑地等の割合:29%
- 当該工場では、緑化計画をISO14001に位置づけ、継続して緑化活動を行っています。 敷地の県道沿いには桜並木やツツジの植栽があり、地域の名所として親しまれています。従業員ボランティアにより自然林の復元のための植樹や地域と協力したアジサイ植樹が行われ、植栽後も住民参加イベントとして除草を行う等工夫されています。

県道沿いの桜並木の様子
【豊田鉃工株式会社本社工場(中部経済産業局長賞)】
- 所在地:豊田市細谷町4-50
- 当地での操業開始時期:1970年3月
- 工場等の敷地面積:約6.8ha
- 現在の緑地等の割合:22%
- 当該工場では、あいち生物多様性戦略2020の実践をコンセプトに、ビオトープ設置など、生態系ネットワークへ配慮した緑地作りをしています。また、敷地内に近隣小学校の親子や従業員の家族を招き自然環境学習会等を開催する等、地域生物の多様性に関する啓発活動を実施しています。

緑地(トヨテツの森)の様子
【トヨタ自動車株式会社堤工場(一般財団法人日本緑化センター会長賞)】
- 所在地:豊田市堤町馬の頭1番地
- 当地での操業開始時期:1970年12月
- 工場等の敷地面積:約113.4ha
- 現在の緑地等の割合:20%
- 当該工場は「森の中の工場」を目指し、ビオトープの設置や地域本来の植生に配慮した植栽など、工場周辺の自然環境と一体となった緑地づくりをしています。また、敷地内の緑地において、田植え等のイベントや、子供を対象としたエコツアーの開催等、地域との交流にも取り組んでいます。

ビオトープの様子
【横浜ゴム株式会社新城工場(一般財団法人日本緑化センター会長奨励賞)】
- 所在地:新城市野田字古屋敷1番地
- 当地での操業開始時期:1917年10月
- 工場等の敷地面積:約22.1ha
- 現在の緑地等の割合:10%
- 当該工場では、一般に開放された公園があり、花の咲く木やドングリの木等、利用者が楽しめるよう配慮して植栽されています。また、工場は植樹活動に力を入れており、敷地内で植樹用の苗を育成し、皆伐後の山林への植樹や小学校等の植樹活動への協力事業を行っています。

公園(タイヤランド)の様子
問合せ
愛知県農林基盤局林務部
森林保全課緑化グループ
担当 田中・小平
内 線 3769・3768
ダイヤルイン 052-954-6453