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冬眠前のツキノワグマに注意してください~2022年度のツキノワグマの出没予測について~

ページID:0424337 掲載日:2022年10月6日更新 印刷ページ表示

冬眠前のツキノワグマに注意してください

~2022年度のツキノワグマの出没予測について~
 ツキノワグマ(以下「クマ」という。)は冬眠に備え、秋にブナ科堅果類(以下「ドングリ」という。)を食いだめするため、山にドングリが少ないと、エサを求めて人里へ出没する傾向があります。
 このため愛知県は、毎年度ドングリの実りの状況等を基に専門家の助言を受け、県内に生息するクマの出没予測を行い、関係市町村(瀬戸市、岡崎市、豊田市、新城市、設楽町、東栄町及び豊根村)への通知や、県自然環境課Webページに確認情報(https://www.pref.aichi.jp/kankyo/sizen-ka/shizen/yasei/bear/R4kuma.pdf)を掲載するなど、注意喚起を行っています。
この度、2022年度のクマの出没予測を行いましたので、お知らせします。

2022年度豊凶調査結果及びクマの出没予測

 愛知県における2022年度のクマのエサとなるドングリの実りは、昨年度同様、全県平均では並作でした。ただし、凶作から大豊作までばらつきがあり、凶作のエリアでは、エサを求めて人間の生活圏に出没する頻度が高まる可能性があると考えられます。
 なお、クマの個体ごとの習性や周辺環境により出没する頻度が異なる場合がありますので注意してください。

県民の皆さまへのお願い

愛知県にもクマが生息しています。

~里地にクマを近づけないために~

 クマは、エサを求めて広範囲に行動することから、過去に出没があった地域などでは、クマの好むクリやカキの実を全て収穫する、生ゴミを放置しないなど、クマが出没しにくい環境づくりに配慮してください。

~山に入る時の注意~

 クマは、冬眠に備えてエネルギーを蓄えるため、主なエサとなるドングリを求めて森林内を移動します。

 これからのシーズンは、これまで以上に森林内でクマに出会う可能性がありますので、山に入る際には以下の点に十分注意してください。

○ キノコ狩りやハイキングなど、山に入る際は、クマの確認情報に注意し、クマよけの鈴をいつも携行するなど、クマと出会わない工夫をしてください。

○ クマを見かけた場合には、まず落ち着いて立ち止まり、クマが立ち去るのを待つか、動きを観察しながら少しずつ後退して静かにその場を離れ、安全を確保した後に最寄りの市町村や県民事務所、警察などへ連絡してください。

1 ドングリの豊凶調査の結果

2 狩猟者へのお願い

 狩猟等によりワナ(箱わな、くくりわな)を設置する方は、脱出口付の箱わな(クマスルー檻)を使用したり、周辺にクマの確認情報や糞、爪痕などの痕跡がある場合は、ワナの捕獲機能を停止する、クマの好む餌の使用を控える、必要最小限のワナとしたりするなど錯誤捕獲の防止を図るようお願いします。

3 入山者への注意喚起用標識の設置

 山間地域を中心に、順次クマへの注意喚起用の標識を設置しますので、ハイキング等でこの標識を見かけた際は、よくご覧ください。クマ標識

<参考>

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