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能登半島地震の被災地区における「子どものこころのケアチーム」の活動状況を報告します

ページID:0001101 掲載日:2007年4月25日更新 印刷ページ表示
平成19年4月24日(火曜日)発表

能登半島地震の被災地区における「子どものこころのケアチーム」の活動状況を報告します

 この度の能登半島地震において石川県知事からの要請に基づき、本県から「子どものこころのケアチーム」を派遣しましたが、その活動状況は下記のとおりです。

  1. 派遣期間
    平成19年4月9日(月)から4月14日(土)まで〈5泊6日〉
  2. 派遣場所
    石川県輪島市内
  3. 派遣職員 7名
    〈編成〉児童精神科医師、看護師、児童心理司、精神保健福祉相談員、保健師、事務、運転手  各1名
  4. 活動地域
    石川県輪島市、珠洲市及び鳳珠郡(ほうすぐん)穴水町の区域内
  5. 主な活動内容
    現地では、石川県の「こころのケア救護所(輪島市門前保健センター内:輪島市門前町)」の指示を受け、次のような活動を行った。
    1. 子どもと関わるスタッフへの啓発活動 14か所
       地域により被害状況に差はあるものの、徐々に日常の生活に戻ってきているため、子どもたちが1日も早く安定した生活を取り戻せるように、子どもへの直接的アプローチではなく、子どもに携わる児童クラブ等の職員に対して啓発活動等を行った。
       具体的には、職員から子どもたちの具体的な様子を聞き取るとともに、災害時の子どものこころのケアのチラシ(資料参照)等を配布しながら、子どものこころやからだの症状、行動上の問題など起こりえる変化とその対応方法等についての説明・助言を行った。また、職員に対してもストレスの状況把握とそのケアを行った。
       今後、子どもの状況について心配なことがある場合は、こころのケア救護所に問い合わせるよう指導した。
      〈訪問場所〉・輪島市   10か所(児童クラブ8か所、幼稚園2か所)
              ・鳳珠郡穴水町 4か所(児童クラブ1か所、保育所3か所)
    2. こころのケアが必要な子どもや保護者等への対応 4件
      • 地震により不安や恐怖感等の症状があり、こころのケアが必要な子どもや保護者等に対して被災住民の住居、避難場所等への個別訪問により対応した。(3件-児童2件、大人1件)
      • 輪島市ふれあい健康センターにおいて被災住民の相談(来所面談)に対応した。(1件-大人)
    3. その他 1件
      こころのケア本部からの要請により、不穏状態にある住民の夜間緊急診察を行った。(大人)
  6. その他
    本県は石川県との調整により、上記の期間派遣。以後も他県の派遣チームが引続き活動。

【参考資料-「災害時の子どものこころのケア」チラシ】
 こころのケア救護所のチラシ。活動時にこのチラシを配布した。実際の大きさは、A4判。

 


 

「災害時の子どものこころのケア」チラシはこちら

問合せ

愛知県健康福祉部障害福祉課こころの健康推進室
こころの健康推進グループ
担当:黒川・丹羽
電話:052-954-6621
内線:3247、3246
E-mail:kokoro@pref.aichi.lg.jp

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