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第1回技能体験教室実施結果

愛知県では、熟練技能士がモノづくりの素晴らしさや楽しさを教える「技能体験教室」を、南知多町立豊浜中学校において中学2年生50人を対象に実施しました。この事業は、昨年2月に県が策定した「モノづくり人材育成愛知モデル」に基づき、今年度から新たに実施しているものです。

 

10月25日と11月1日の2日間にわたり、総合学習の時間を各2時間使って、調理技能士の入口修三氏、菓子製造技能士の北川玉一氏、建築大工技能士の内藤久雄氏の3名を講師として、地元豊浜産の魚貝類を使った日本料理の調理実習や季節感のある風物をモチーフにした和菓子づくり、ベンチ付ガーデンテーブルの製作を講師の指導を受けながら体験しました。

日本料理の調理実習

和菓子づくり

ベンチ付ガーデンテーブルの製作

生徒たちはプロの技に驚きの声を上げながら、熱心に見入っていました。また、生徒自身も、包丁やカンナ、電動ドライバーなどの扱いについて指導を受けながら、楽しくモノづくり体験することができました。

実施後のアンケートでは、66%の生徒が「たいへん良かった」、34%が「良かった」と回答しており、「職人さんの技を間近で見ることができ感動した!」「包丁さばきがすごかった」など、職人の技に触れたことが大変いい刺激になっているようでした。

生徒のモノづくり体験風景

また、生徒自身の製作体験では、「(野菜の切り方など)難しかったけどやりがいがあった」「自分のご飯ぐらいは作ってみようと思う」「職人さんが作るとたった1個に過ぎないけれど、自分で作ると世界でたった1つのものに思えた」「みんなで一生懸命作ったことで、できたときうれしかった」など、自ら完成させることができた喜びやモノづくりへの意欲が感じられました。さらに、「ヤスリや電動ドライバーが上手に使えるようになった」「カンナで木を削る体験が印象に残った」「職業に就くということは大変なんだと思った」「誇りを持てる職業に就きたいと思った」など道具の扱いや技能、職業に対する関心を高めるとともに、「日本料理を見直した」「食生活を考えてみたいと思った」「四季が感じられ、見て楽しめるのは和菓子ならではだと思った」「日本家屋の構造について理解できた」など、日本の伝統や食育などについての関心も高めることができました。

講師も、生徒たちの熱心な様子に感心するとともに、中学生に教えることに喜びを感じていただいています。また、講師からも生徒からも、こうした取組みを続けてほしいと希望されています。