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~シンガポールスタートアップエコシステム連携事業~Aichi Smart Sustainable City Co-Creation Challengeの参加者を決定しました

ページID:0433758 掲載日:2022年12月6日更新 印刷ページ表示
9 産業と技術革新の基盤をつくろう11 住み続けられるまちづくりを17 パートナーシップで目標を達成しよう

 愛知県は、先進的なスタートアップ支援の実績を持つシンガポール国立大学(NUS)と2019年9月に締結した「スタートアップ支援分野における連携協力に関する覚書」に基づき、「スマートサスティナブルシティ」 ※1の実現を目的とした産官学共創型のグローバルプログラム「Aichi Smart Sustainable City Co-Creation Challenge」を2020年度から実施しています。

 この度、本プログラムの参加スタートアップを募集し、国内外から応募があった58社についてチャレンジオーナー※2による審査を実施した結果、参加する9社を決定しました(募集については9月5日発表済み。)。

 また、併せて募集していた、県内外又は東南アジアのスタートアップとのネットワークを有し、本事業のPR等に協力いただく企業や団体「コミュニティパートナー」※3 14社・団体を決定しました。

 今後、参加スタートアップはチャレンジオーナーと共に、各テーマの課題解決に取り組みます。

  ※1 AIやICT等の最先端技術を活用して作る持続可能な社会

  ※2 各テーマと密接な課題を有し、スタートアップ等との共創による課題解決を目指す県内の企業。今年度は2社を決定(9月5日発表済み。)。

  ※3 各テーマの課題解決に資する技術やアイディアを有するスタートアップの発掘や事業のPR等に協力いただく機関

1 プログラム参加者【スタートアップ】

 愛知県及び株式会社ICMG(アイシーエムジー)(県事業委託先)との協議を踏まえてチャレンジオーナーが審査を実施した結果、以下の9社をプログラム参加スタートアップとして選定しました。

 (1)チャレンジオーナー1:株式会社UACJ(ユーエーシージェー) R(アール)&D(ディー)センター

  ・テーマ1-1

  「アルミニウム×デジタルの力で、街のレジリエンス(災害への柔軟性)を強化」

 
会社名 所在地 アイディア概要
RainTech(レインテック)株式会社

名古屋市
中村区

IoT技術を活用した降雨量観測デバイスにより止水板設置タイミングをお知らせするシステム提供

CalTa(カルタ)株式会社

東京都
港区

デジタルツイン技術の活用により止水板の導入・設置プロセスの負担低減

  ・テーマ1-2

  「アルミニウム×デジタルの力で、新たなIoTソリューションを生み出す」​

 
会社名 所在地 アイディア概要

Godaam(ゴッダム) Technologies  (テクノロジーズ) Pte. Ltd.​

シンガ
ポール

お知らせ箔(はく)を用いた物流時の荷物開封検知による防犯対策の強化

  ・テーマ1-3

  「アルミ製造の持続可能性を高める​」​

 
会社名 所在地 アイディア概要
Enevo(エルボ) Japan(ジャパン)株式会社​

東京都
港区

アルミ廃棄物の正確な分離分別の推進

 (2)チャレンジオーナー2:株式会社八神(やがみ)製作所(名古屋市中区)

  ・テーマ2-1

  「個人の視点」による未来型ヘルスケアシステムの構築​

 
会社名 所在地 アイディア概要
aiwell(アイウェル)株式会社​

東京都
千代田区

自宅でできる糖尿病のセルフモニタリング/遠隔相談システムの構築

Neuro(ニューロ) Audit(オウディット) Ltd.​​

イスラ
エル

認知機能を改善するパッチ型超音波刺激デバイスの可能性検証

  ・テーマ2-2

  「組織の視点」による未来型ヘルスケアシステムの構築​

 
会社名 所在地 アイディア概要

5(ファイブ) Health(ヘルス)(“ Bot(ボット) MD(エムディー)”)

シンガ
ポール

AIチャットアシスタントを用いた在宅での患者モニタリングの実現

 ・テーマ2-3

  「地域の視点」による未来型ヘルスケアシステムの構築​

 
会社名 所在地 アイディア概要
Smart(スマート)Future(フューチャー) Pte. Ltd.​

シンガ
ポール

様々な医療機器と連携可能なデジタルプラットフォームを活用した遠隔でのケアの実現

株式会社mediVR(メディブイアール)​

大阪府
豊中市

VR技術を用いた未来型リハビリテーションの提供

2 プログラム参加者【コミュニティパートナー】

応募のあった14社・団体全てを、コミュニティパートナーとして選定しました。

1 ローカル(国内)パートナー(9社)

 ・株式会社三菱UFJ銀行(東京都千代田区)

 ・株式会社名古屋銀行(名古屋市中区)

 ・株式会社MTG(エムティージー) Ventures(ベンチャーズ)(名古屋市中区)

 ・ミッドランドインキュベーターズ(名古屋市中村区)

 ・サスティナブル・ストーリー株式会社(名古屋市中村区)

 ・Tongali(トンガリ)プロジェクト(名古屋市千種区)

 ・なごのキャンパス(名古屋市西区)

 ・STATION Ai 株式会社(名古屋市中村区)

 ・株式会社DoMandA(ドマンダ)(東京都渋谷区)

2 グローバル(海外)パートナー(5社)

 ・BLOCK(ブロック)71 Singapore(シンガポール)(シンガポール)

 ・One(ワン) & Co(コー)(シンガポール)

 ・Sustainable(サスティナブル) Living(リビング) Lab(ラボ)(シンガポール)

 ・e27(イートゥエンティセブン)(シンガポール)

 ・Action(アクション) Community(コミュニティ) for(フォー) Entrepreneurship(アントレプレナーシップ)(シンガポール)

3 今後のスケジュール

・2022年12月~2023年3月 コクリエーション(共創)

  チャレンジオーナーとプログラム参加スタートアップ等によるビジネスモデルの作成を以下の手法で支援

  ・県事業委託先である株式会社ICMGによる共創型の事業モデル創造に向けたファシリテーション、愛知県による実証 実験場所提供等の行政的支援

  ・NUSを始めとするシンガポールのイノベーション関連機関によるイノベー ションに関する知見共有のためのワークショップ等

・2023年1月 中間Demo Day

  プログラムを通じて共創中の事業アイデアの発表をするとともに、コミュニティパートナーを始めとする参加者との意見交換を実施し、事業アイデアを改善

・2023年3月 Demo Day

  プログラムを通じて作り上げた事業アイデアを発表

4 問合せ先

  愛知県経済産業局 革新事業創造部 スタートアップ推進課 海外連携グループ(冨樫、戸田、中山)

  電話:052-954-7474  メール:startup@pref.aichi.lg.jp

(参考1)シンガポール国立大学

 1905年に設立されたシンガポールの総合大学で、シンガポール国内では西の南洋理工大学(NTU)とともにシンガポールの双璧をなす大学である。QS世界大学ランキング(イギリスの大学評価機関の調査)によると、アジアNo.1、世界No.11の大学としてランクインしている。

 学生数は4万2,600人、17の学部からなり、留学生も東南アジア諸国、中国、欧米やアフリカなどを含め、100か国以上から全学生の約3割を迎え、非常に国際色豊かな大学である。

(参考2)NUSエンタープライズ

 シンガポール国立大学が、スタートアップ支援を目的とする機関として、2002年に設立。NUSエンタープライズでは、NUSの学生が、海外の企業でインターンシップを経験できる「NUS Overseas Colleges Program」の実施や、インキュベーション施設である「Block71」の運営をしており、世界で活躍する学生や起業家を4,000人以上育成している。

(参考3)愛知県とシンガポール国立大学の関係

 愛知県とシンガポール国立大学は、2018年8月17日に、科学技術分野における包括的な連携協力の推進を目的に覚書を締結し、名古屋大学や国立長寿医療研究センター等の県内機関とNUSとの連携協力を促進してきた。その後、2019年9月10日には、新たに「スタートアップ支援分野」に特化した覚書を締結し、両機関においてスタートアップ支援分野における連携協力を推進している。

(1)科学技術分野における連携協力に関する覚書

 【連携協力の範囲】

  材料工学、交通工学、老年医学・老年学、情報科学、双方で合意されたその他の分野、双方の若手人材の育成

(2)スタートアップ支援分野における連携協力に関する覚書

 【連携協力の範囲】

  ビジネス展開支援分野、アントレプレナーシップ教育分野、スタートアップ支援拠点整備分野、双方で合意されたその他の分野

(参考4)株式会社ICMG

 ICMGは、「世界にとって本質的に意義のあるイノベーションを創り出す」を目的とし、アジアを中心としてイノベーションエコシステムを形成しながら、ステークホルダーとの共創型でイノベーションを創り出すイノベーションコクリエーター。