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愛知県陶磁美術館 特別企画展 耀きの静と動 ボヘミアン・グラス を開催します

愛知県陶磁美術館 特別企画展 耀きの静と動 ボヘミアン・グラス を開催します

 宝石のごとく燦然と煌めくカットと緻密なエングレーヴィング技法で名高いガラス―それがボヘミアン・グラスです。ボヘミア地方(現在のチェコ共和国周辺)で13世紀頃から始まったガラス工芸は、17世紀になると極めて透明度の高いカリ・クリスタルの開発と宝石彫刻技術の応用によるカット技法をもって一気に洗練度を増し、最高級クリスタル・ガラスの名声を確固たるものにしてゆきました。また、チェコ共和国となった今日もなおその伝統と革新性は国際的に高く評価されています。

 本展覧会は1885年設立以来130年の歴史を誇るプラハ国立美術工芸博物館の所蔵する世界的に著名な2万点以上のコレクションから、日本国内初公開となる歴史的な名品「コロウラット家紋章文付蓋付ゴブレット(1720年頃)」や、近現代のチェコ・ガラスを代表する巨匠S・リベンスキー(1921-2002)の代表作など精選された200点を展示いたします。およそ800年にわたって世界を魅了してきたボヘミアン・グラスの耀きの全貌を初めて日本でご紹介する、大変貴重な展覧会となります。

みどころ

◆ハプスブルグ家はじめヨーロッパの王侯貴族を魅了した華麗な装飾技法

 16世紀から17世紀にかけてハプスブルグ家の庇護の下、プラハは「ドイツ国民の神聖ローマ帝国」の帝都としてヨーロッパ随一の文化都市に発展しました。そうした中で、続く18世紀、無色透明のガラスに複雑なカットと精緻な彫り文様を施す加工技術で、ボヘミアン・グラスは最高級ガラス工芸品としての名声を確立します。本展覧会では、チェコ共和国の宝ともいえるボヘミアン・グラス黄金期の貴重な作品群が揃います。

◆ボヘミアン・グラスの今日までの歴史をすべて見ることができる日本初の展覧会

 本展覧会では15世紀頃の作品から、黄金期の華麗な作品、また色鮮やかな近代の作品、そして、今日世界で高く評価されている現代チェコのガラス工芸を代表する個性的な作家たちの代表作品まですべて見ることができる、画期的な展覧会です。

1.会  期

平成27年4月11日(土)から5月24日(日)

*休館日:毎週月曜日(ただし、5月4日(月・祝)は開館、5月7日(木)は休館)

2.開館時間

午前9時30分から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)

3.会場

愛知県陶磁美術館 第1・第2・特別展示室

4.主催

愛知県陶磁美術館/中日新聞社

5.後援

チェコ共和国大使館/CHECH CENTRE TOKYO /愛知県教育委員会/

愛知高速交通株式会社(リニモ)

6.協  賛

ルフトハンザ/ルフトハンザ・カーゴ

7.特別協力

プラハ国立美術工芸博物館

8.主な展示作品

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ドイツ国民の神聖ローマ帝国鷲紋章文ビーカー
1650年、中央ヨーロッパ

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コロウラット家紋章文蓋付ゴブレット
1720年頃、ボヘミア
高さ67.0cmもある巨大な作品。精緻に彫り込まれた文様はモラヴィア地方の名家の紋章です。

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聖人像文二層ビーカー
1740年頃、ボヘミア
二層のガラスの間に金箔を挟み込んだ高度で華やかな技法のこうした作品は作品数が少なく、大変貴重なものです。

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最後の晩餐文蓋付ゴブレット
1840年頃、北ボヘミア
ダ・ヴィンチの絵画をモチーフとした、まさに宝石のような作品です。

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酒器セット
1900年以降、
マイヤーズ・ネッフェ・ガラス工場、シュマヴァ・アドルフォス(製作)
薄いガラスに色鮮やかな花を絵付けした、アール・ヌーヴォー時代の代表作のひとつです。

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ヘッドI  1958‐59年、スタニスラフ・リベンスキー、ヤロスラヴァ・ブリフトヴァー(デザイン)、ジェレズノブロツケ・ガラス工場、ジェレズニー・ブロド(製作)
リベンスキーとブリフトヴァーの共同制作は、チェコのみならず20世紀ガラス芸術の頂点のひとつとして国際的な名声を得ています。このふたりの最大の作品は、大阪万博(1970年)のために制作した「生命の川」です。

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ルビー・タワーズ  1981年、マリアン・カレル
プラハ美術工芸大学でリベンスキーに師事したカレルは、斬新なコンセプトでガラスによる「彫刻」を生みだしました。チェコを代表する作家のひとりとして、現在はプラハのチェコ工科大学で教鞭をとっています。

*すべて、プラハ国立美術工芸博物館所蔵。

*Photo©Gabriel Urbánek

9. 関連行事

(1) 記念講演会「ボヘミアン・グラスの歴史とプラハ国立美術工芸博物館」

日時:4月11日(土) 午後1時30分~午後3時

講師:ミラン・フラヴェシュ氏 (Milan Hlaveš, Ph.D.)

(プラハ国立美術工芸博物館 ガラス・陶磁器コレクション統括)

会場:本館地下講堂

*申込不要 *聴講無料 *通訳あり

(2) 担当学芸員による展示解説(5回)

日時:4月19日(日)/5月3日(日)/5月4日(月・祝)/5月10日(日)/5月17日(日)

*いずれも午後1時30分から(1時間程度)

*申込不要 *参加無料 *ただし観覧券が必要
プラハ国立美術工芸博物館

(写真:プラハ国立美術工芸博物館)

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当館マスコットキャラクター「とうじっち」

問合せ

愛知県 陶磁美術館

電話: 0561-84-7474

E-mail: touji@pref.aichi.lg.jp

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