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愛知県陶磁美術館 鯉江良二展-土に還る それ以前・それ以後- を開催します

愛知県陶磁美術館 鯉江良二展-土に還る それ以前・それ以後- を開催します

鯉(こい)江(え)良(りょう)二(じ)は、1938年に愛知県常滑市に生まれました。1957年に愛知県立常滑高等学校窯業科を卒業し、日本タイルブロック製造株式会社に入社、タイル製造などにかかわります。その後、1961年に退社、新設された常滑市立陶芸研究所に入所し、陶芸の道に進みます。退所後は各種公募展や美術館の企画展に数多く出品し、陶芸家として頭角を現していきます。その後の国際的な活躍については多くの人々の知るところです。

本展は1971年に発表された《土に還る》を基点に、これまでほとんど紹介されてこなかった鯉江の初期を中心とした作品と、鯉江が影響を受けたモノや作家の作品による「自分史」の展覧会です。

 また、同時開催の展覧会では、鯉江良二という希有な陶芸家の背景を知るために、鯉江を生んだ日本を代表する陶産地・常滑で生産された中世の古常滑、近世から近代にかけての急須、陶彫を紹介します。

 

みどころ

■世界的に活躍する鯉江良二の初期作品を紹介する。

《チェルノブイリ・シリーズ》など、鯉江の代表作はよく知られていますが、これまでほとんど紹介されてこなかった鯉江の初期作品を多数展示することで、鯉江がどのような試行錯誤を経て「陶芸家」になっていったのかを紹介します。あわせて、鯉江の代表作や海外で制作した作品なども紹介します。

■古常滑や急須、陶彫の名品を紹介する。

鯉江を生んだ常滑は中世以来の大窯業地です。そこでは多くの名品が焼造されてきましたが、今回はとこなめ陶の森の協力の下、国指定重要民俗文化財、常滑市指定文化財の作品を含む、常滑焼の名品を一堂に紹介します。

1.会  期

平成27年6月6日(土)から8月2日(日)まで

 *休館日:毎週月曜日(ただし、7月20日(月・祝)は開館、7月21日(火)は休館)

 

2.開会式

日時:平成27年6月6日(土)午前10時30分から11時まで

場所:愛知県陶磁美術館 本館1階ロビー

3.開館時間

午前9時30分から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)

ただし、7月1日(水)~8月2日(日)は午後5時まで(入館は午後4時30分まで)

4.会場

鯉江良二展/愛知県陶磁美術館 本館 特別展示室及び第2展示室、野外スペース

常滑展/愛知県陶磁美術館 本館 第1展示室

5.主催

愛知県陶磁美術館

6.後援

愛知県教育委員会/愛知高速交通株式会社(リニモ)

7.協  力

とこなめ陶の森

8.主な展示作品等

(※高解像度の広報用画像がございます。担当まで問合せください。)

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1 鯉江良二 土に還る 1971 
  常滑市蔵

鯉江良二が自身の作陶を振り返った際に基点としたシリーズの1点。自身の顔を型取りし、シェルベン(衛生陶器を粉末にしたもの)で焼き固めた作品。

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2 鯉江良二 丸壺 1960年代前半 
  個人蔵

鯉江は高校時代に轆轤(ろくろ)に惹かれて以降、膨大な量の作品を制作してきた。端正な丸壺の本品からは、鯉江の轆轤技術の高さが窺える。

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3 四耳三筋文広口壺 常滑 12世紀 個人蔵

鯉江は若い頃から古窯の発掘に参加し、自身でも多くの古常滑の作品や陶片を掘り出してきた。これらについて鯉江は「原点だから」と語る。本品は鯉江が発掘したもので、国指定の重要民俗文化財に指定されている。口頸部の特徴や、三筋文が複線であること、極めて特異な形態などから、常滑窯でも初期の優品である。

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4 銘寉鳴子急須 初代杉江寿門 明治前期 
とこなめ陶の森蔵

初代杉江寿門は、朱泥急須の完成者として知られる常滑の急須作りの代表的な一人である。本作品は、足利家伝来の急須を収録した『茶瓶四拾三品図録』掲載の「寉鳴子」の写しである。写しとはいえ、本家の横手に対して、寿門は全体の構成を考え後手に改変している。

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5 瑞鳥 平野霞裳 1928年 個人蔵 

平野霞裳(ひらのかしょう)は、工部美術学校で西洋彫刻を学んだ内藤陽三や寺内信一の教えを受け、常滑の彫刻的な伝統に西洋彫刻の要素を融合させ、今に続く常滑陶彫の基礎を築いた人物である。平野は多くの人物図、動物図、解剖図、植物図などを残しており、その対象を徹底的に観察する態度は、本作の造形にもよく現れている。

9. 関連イベント

(1)座談会1「『鯉江良二』史を語る」

   鯉江良二氏(陶芸家)×加藤清之氏(陶芸家)×森真吾氏(画家)×榎本 徹氏(岐阜県現代陶芸美術館長) 司会:大長智広(当館学芸員)

日時:6月28日(日) 午後1時30分から3時30分まで

会場:本館 地下講堂

*参加無料、事前申込不要

(2)座談会2「鯉江良二と語る」

日時:7月19日(日) 午後1時30分から3時まで

会場:本館 展示説明室

*参加無料、事前申込不要

*一般参加者と鯉江氏との気軽な座談会です。

 

(3)講演会「常滑の窯業と急須」

講師:小栗康寛氏(とこなめ陶の森 資料館)

日時:7月12日(日) 午後1時30分から3時まで

会場:本館 地下講堂

*参加無料、事前申込不要

 

(4)学芸員による展示解説

日時:6月20日(土)、7月4日(土)、7月18日(土)、8月1日(土)

午後1時30分から1時間程度

*参加無料、ただし観覧券が必要、事前申込不要

 

     ※関連イベントの詳細は当館公式WEBサイトをご覧ください。

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当館マスコットキャラクター とうじっち

問合せ

愛知県 陶磁美術館

電話: 0561-84-7474

E-mail: touji@pref.aichi.lg.jp

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