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愛知県陶磁美術館 企画展 タイル 近代都市の表面 を開催します

愛知県陶磁美術館 企画展 タイル 近代都市の表面 を開催します

 タイルは、優れた機能と多彩な色合いや質感、模様などの豊かな装飾性によって、明治・大正から昭和期にかけて多用され、都市の近代化とともに歩んできました。その時代において、タイルは私たちにとって最も身近なやきものであったとも言えます。

 本展は愛知県瀬戸市定光寺の徳川義直公(源敬公)廟拝殿(1652年造営)に敷き詰められた日本初の瀬戸製の施釉敷瓦(せゆうしきがわら)を起点として、主に明治期以降に制作された瀬戸の敷瓦、兵庫県の淡路や愛知県名古屋市で作られた色鮮やかな模様を特徴としたマジョリカタイル、帝国ホテルに代表されるスクラッチタイルやテラコッタ、国立陶磁器試験所によって試作された知られざるタイルなど、昭和初期までの日本のタイルを中心にご紹介します。

 

みどころ

■日本の都市の近代化を支えた多彩なタイルを一堂に集めて紹介します。

 街の銭湯や家庭の浴室、トイレに用いられた染付を基調とした瀬戸の敷瓦から、色鮮やかで装飾性に富んだマジョリカタイル、その後のタイル建築に多大な影響を与えた帝国ホテルのスクラッチタイル、先駆的な試作で窯業界をリードした陶磁器試験所のタイルまでをご紹介します。

■全ての日本のタイルの原点、瀬戸定光寺の徳川義直公(源敬公)廟拝殿の敷瓦を紹介します。

承応元年(1652)に作られた定光寺の鉄釉唐草文敷瓦を特別展示します。

1.会  期

平成27年10月17日(土)から12月23日(水・祝)まで 

*休館日:毎週月曜日(ただし、11月23日(月・祝)は開館、11月24日(火)は休館)

 

2.開会式

日時:平成27年10月17日(土)午前10時30分から11時まで

場所:愛知県陶磁美術館 本館1階ロビー

 

3.開館時間

午前9時30分から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)

4.会場

愛知県陶磁美術館 本館 第1・第2展示室

5.主催

愛知県陶磁美術館、中日新聞社

6.後援

愛知県教育委員会、愛知高速交通株式会社(リニモ)、全国タイル工業組合

7.主な展示作品等

(※高解像度の広報用画像がございます。担当まで問合せください。)

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1.鉄釉唐草文敷瓦(定光寺徳川義直公(源敬公)廟拝殿) 瀬戸承応元年(1652) 個人蔵
瀬戸・定光寺の尾張徳川家の藩祖である徳川義直公(源敬公)廟拝殿には帰化明人の陳玄贇(ちんげんぴん)の指導によって瀬戸で作られた日本初の施釉された敷瓦が敷き詰められている。
日本のタイルの原点と言えるものである。

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2.染付角七宝文敷瓦 瀬戸 19世紀後期-20世紀前期(明治時代中期-後期) INAXライブミュージアム(戸田守宣氏寄贈)蔵
 瀬戸では主に明治時代から大正時代にかけて本作品のような敷瓦と呼ばれたタイルが大量に作られた。日本国産タイルの先駆けである。

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3.花文マジョリカタイル 淡陶株式会社(淡路) 昭和初期(10年頃まで) (株)Danto(ダントー)蔵
 兵庫県淡路の淡陶株式会社では、明治30年代からヨーロッパのマジョリカタイルを参考にした装飾性に富んだタイルを作った。こうしたタイルは浴室やトイレ、銭湯などを華やかに飾り立てた。

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4.青釉浮彫牡丹文タイル 小森忍(山茶窯製陶所) 瀬戸 昭和3年(1928)-昭和9年(1934) 瀬戸蔵ミュージアム蔵
 陶磁研究家であり、デザイナーでもあった小森忍(こもりしのぶ)は瀬戸に山茶(つばき)窯製陶所を設立し、釉調や模様に特徴をもったタイルを作り、「美術タイル」のジャンルを確立した。県内使用例では名古屋市役所が有名である。

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5.装飾タイル 陶磁器試験所 京都 1922年頃 
  愛知県陶磁美術館管理(産業技術総合研究所蔵)
 国立の陶磁器試験所(1919-1952年)では、窯業の振興を目的に様々な試作を行った。タイル分野でも素材研究やデザイン研究の成果を生かしたタイルを作り出した。

8. 関連イベント

●シンポジウム 「タイル・陶壁をとおした街の発見2」

文化庁 平成27年度文化芸術振興費補助金 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業 

建築装飾としてのタイル・陶壁が生きる街を記録と記憶に残すプロジェクト

・日時:11月15日(日) 10時30分-16時30分

・会場:愛知県陶磁美術館

・参加:無料 事前申込不要

〈スケジュール〉

開会

10:30-10:45 ご挨拶・趣旨説明


基調講演

10:45-11:45 「建築とタイルの再評価」瀬口哲夫氏(名古屋市立大学名誉教授)

外部事例報告

13:00-13:30  「名古屋市庁舎を彩るタイルの魅力」大薮祐輔氏(名古屋市総務局総務課管理係長) 

プロジェクト成果報告

13:30-13:50 建築事例調査報告 竹多格氏(INAXライブミュージアム)

13:50-14:10 制作現場調査報告 村山閑氏(多治見市モザイクタイルミュージアム担当)

14:10-14:30 陶壁調査報告 谷秀太郎氏(タイル陶壁観察研究会)

14:30-14:50 (外部有識者の視点から)村瀬良太氏(建築史家)

   座談会

15:00-16:30 上記メンバーによる座談会

 

●「谷口吉郎氏設計 愛知県陶磁美術館オープンアーキテクチャー」

文化庁 平成27年度文化芸術振興費補助金 地域の核となる美術館・歴史博物館支援事業

建築装飾としてのタイル・陶壁が生きる街を記録と記憶に残すプロジェクト

・日時:10月18日(日) 13時30分-15時

・会場:愛知県陶磁美術館

・講師:村瀬良太氏(建築史家)

・参加:無料

・定員:25名 要事前申込

※応募方法など詳細はタイル・陶壁プロジェクトfacebook「タイル陶壁」にてご確認ください。

 

 

 

●講演会「『茶畑に入るな』 あるタイルメーカーの訓(おし)え」

日程:12月13日(日) 13時30分-15時

会場:愛知県陶磁美術館 地下1階講堂

主催:NPO法人やきもの文化と芸術振興協会

後援:愛知県陶磁美術館

講師:後藤泰男氏(LIXIL広報部文化企画G学芸員)

参加:無料 事前申込不要

 

●担当学芸員によるギャラリートーク

日程:10月24日(土)、31日(土)、11月14日(土)、21日(土)、28日(土)、

12月5日(土)、19日(土)、23日(水・祝) いずれも13時30分-14時30分

・会場:愛知県陶磁美術館 第1・第2展示室

・参加:無料(但し観覧券が必要) 当日自由参加

   ※関連イベントの詳細は当館公式WEBサイトをご覧ください。

 

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問合せ

愛知県 陶磁美術館

電話: 0561-84-7474

E-mail: touji@pref.aichi.lg.jp

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