ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
ホーム > 組織でさがす > 陶磁美術館 > 愛知県陶磁美術館 平成31年度企画展 黄金の地と南の海から―町田市立博物館所蔵 東南アジア陶磁コレクション― を開催します

愛知県陶磁美術館 平成31年度企画展 黄金の地と南の海から―町田市立博物館所蔵 東南アジア陶磁コレクション― を開催します

愛知県陶磁美術館 平成31年度企画展

黄金の地と南の海から

-町田市立博物館所蔵東南アジア陶磁コレクション-

From Golden Land and Southern Sea

Southeast Asian Ceramics from Machida City Museum Collection

 

会期:平成31年4月13日(土)~6月16日(日)

愛知県陶磁美術館では企画展「黄金の地と南の海から―町田市立博物館所蔵 東南アジア陶磁コレクション―」を開催します。
 町田市立博物館(東京都町田市)は1,500点に上る東南アジア陶磁コレクションで知られています。本展では、財宝と陶磁器を求めて東南アジアに集まった古(いにしえ)の人々の思いと、大洋を旅した陶磁器の往古に思いを馳せつつ、選りすぐりの作品を紹介します。
 御家族、御友人もお誘い合わせの上、是非愛知県陶磁美術館へお越しください。

1 会  期  平成31年4月13日(土)から6月16日(日)まで

          *休館日:毎週月曜日(ただし、4月29日(月)、5月6日(月)は開館、5月7日(火)は休館)

 

2 開館時間  午前9時30分から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)

   *ただし、4月13日(土)は開会式のため観覧は午前11時から

 

3 会  場  愛知県陶磁美術館 本館1階 第1・第2展示室

 

4 主  催  愛知県陶磁美術館

 

5 共  催  朝日新聞社

 

6 協  力  町田市立博物館

 

7 後  援  愛知県教育委員会、愛知高速交通株式会社(リニモ)

 

8 主な展示作品  別紙のとおり

 

9 展示構成

第1章 アンコール王朝の陶磁 -祈りの造形-

第2章 大越(だいえつ)の洗練 -長く豊かなベトナム陶磁の伝統-

第3章 タイ族の沸騰 -突如発展したタイ陶磁の魅力-

第4章 ミャンマー、東西の分水嶺 -東西アジア融合の陶磁-

第5章 海を越える大壺(おおつぼ) -財宝を運び、自らも宝となった陶磁-

第6章 茶人の眼 -木内宗久(そうきゅう)コレクションから-

第7章 東南アジア陶磁を愛でる -愛らしい小品たち-

みどころ

◆町田市立博物館の東南アジア陶磁コレクションから、クメール・ ベトナム・タイ・ミャンマーの陶磁器191点を一堂に展示します。
 海上交易を象徴する大壺、茶道具に見立てられた器、愛らしい小品 など、東南アジア陶磁の魅力を伝えます。
東南アジア地域は、古来、東西の文明、大陸と海域の文明の十字路でした。人々は、西はインド亜大陸やアラビア半島、東は季節風に乗って中国や日本から、特産品を積んだ船で海を往来し、この地域で互いの積み荷を売買しました。
東南アジア地域自体が、木材・香料・生薬のほか、貴金属・宝石・象牙・孔雀、あるいはタイマイ・真珠・珊瑚といったエキゾチックな奢侈品(しゃしひん)の宝庫でした。それらを求めて商人や冒険家が活躍し、時には海賊も活動しました。
 東南アジア諸地域の陶磁器は、こうした歴史を背景に育まれ、他の財物とともに船に積まれて特産品として世界各地に渡っていきました。こうした海上の道は別名「セラミック・ロード」と呼ばれています。
 町田市立博物館は1,500点に上る東南アジア陶磁コレクションで知られています。
本展では、財宝と陶磁器を求めて東南アジアに集まった古(いにしえ)の人々の思いと、大洋を旅した陶磁器の往古に思いを馳せつつ、選りすぐりの作品を紹介します。

10 関連行事

(1)記念講演会「東南アジアやきもの紀行-最新情報を加えて-」

日 時:平成31年6月2日(日)午後1時30分から午後3時まで

会 場:愛知県陶磁美術館 本館 地下講堂

講 師:矢島(やじま)律子(りつこ)氏(町田市立博物館主任学芸員)

*聴講無料、事前申込不要。定員200名。

 

(2)スペシャルギャラリートーク

日 時:平成31年4月13日(土)午前11時30分から1時間程度

会 場:愛知県陶磁美術館 本館1階 第1・第2展示室

講 師:矢島(やじま)律子(りつこ)氏(町田市立博物館 主任学芸員)

*事前申込不要、ただし高校生以上は本展観覧券が必要です。

(3)ワークショップ「東南アジアの動物の器を作ろう!

日 時:平成31年5月26日(日)午後1時30分から午後3時30分まで

会 場:愛知県陶磁美術館 陶芸館

参加料:大人840円、中学生以下720円。要事前申込み、定員20名。

※東南アジアの象や鳥、兎など様々な動物の形をした器を作ります。

※ワークショップの御応募は、住所(メールでお申込みの方はメールアドレス)・氏名・年齢・電話番号を御記入の上、「往復はがき」または「メール」にて陶磁美術館宛てに送付・送信ください。なお、メールの件名は「動物の器申込」としてください。

※応募締切:平成31年5月10日(金)必着(応募多数の場合は抽選)

※詳細は当館公式WEBページ(http://www.pref.aichi.jp/touji/)を参照。

 

(4)当館学芸員によるギャラリートーク

日 時:平成31年4月21日(日)、5月5日(日)、5月18日(土)、6月16日(日)

いずれも午後1時30分から1時間程度

   会 場:愛知県陶磁美術館 本館1階 第1・第2展示室

*事前申込不要、ただし高校生以上は本展観覧券が必要です。

観覧料
  一般600円(480円)・高校・大学生500円(400円)・中学生以下無料
  ※( )内は20名以上の団体料金

とうじっち

別紙 主な展示作品

(※高解像度の広報用画像がございます。担当までお問い合わせください。)
黒褐釉(こっかつゆう)人形(ひとがた)瓶(へい)
黒褐釉(こっかつゆう)人形(ひとがた)瓶(へい)

タイ東北部ブリラム県
クメール王国(11~12世紀)
高19.5cm 胴径14.9cm
山田義雄氏寄贈

 神に祈りをささげる人の姿を瓶に作った特異な器は、クメール陶磁の代表的な器種の一つである。頸から上を故意に打ち欠いて破棄されている例が知られており、宗教的儀式に使われた後に、器物に宿った霊力を開放してから遺棄されたと推測されている。
黒褐釉(こっかつゆう)象形(ぞうがた)壺(こ)
黒褐釉(こっかつゆう)象形(ぞうがた)壺(こ)

タイ東北部ブリラム県
クメール王国(12~13世紀)
高15.3cm 長径16.2cm
中村三四郎氏寄贈

 クメール陶磁の象は鼻も尻尾もゆるく下げている。球形の壺の形を活かすためであろうか。壺の中に石灰が残っていることが多い。石灰は、古くから嗜好品として南アジアで広くたしなまれてきたキンマ噛みに使われた。その容器と考えられる。本来は塔形の蓋で口を閉じたものとみられる。
青(せい)花(か)山水(さんすい)文盤(もんばん)
青(せい)花(か)山水(さんすい)文盤(もんばん)

ベトナム北部
大越国・黎朝(れちょう)(15世紀)
高6.7cm 口径33.6cm 

 1997年に引き揚げ調査されたホイアン沖ク・ラオ・チャム島沈没船から大量に引き揚げられた青花の中に本作と同じ作風の山水文盤がある。見込みを一つの画面に見立てて山水画風の文様を描き、側面に巡らせた蓮弁文にはていねいに濃淡をつけたぼかしを入れている。
青磁刻(せいじこっ)花(か)花(か)文盤(もんばん)
青磁刻(せいじこっ)花(か)花(か)文盤(もんばん)

シーサッチャナーライ窯(タイ中北部)
アユタヤ王朝(15世紀)
高8.8cm 口径30.6cm

 シーサッチャナーライ窯は15世紀に入ると急速に美しい青磁を完成させた。精製した素地に美しい青磁釉を掛け、高温で硬く焼成している。形や装飾は中国の龍泉窯青磁に倣ったものが多いが、釉調は透明感と青みが強く、珊瑚礁の海の色のようである。
赤地(あかじ)白(しろ)象嵌(ぞうがん)浄(じょう)瓶(へい)
赤地(あかじ)白(しろ)象嵌(ぞうがん)浄(じょう)瓶(へい)

タイ北部 
ランナー・タイ王国(15~16世紀)
高19.5cm 胴径15.3cm
木内知美(宗久)氏寄贈

 タイ族が定住する以前に繁栄し、その後もタイ北部に命脈を保っていたハリプンチャイ王国の土器の特徴を備えているが、詳細は不明である。焼成温度の低い土器であるがロクロ成形で、非常に薄く仕上げられている。表面には細かい文様を彫りつけたあと、白土を刷り込んでいる。クンディと呼ばれる水注の一種である。
白釉(はくゆう)緑(りょく)彩(さい)花(か)文盤(もんばん)
白釉(はくゆう)緑(りょく)彩(さい)花(か)文盤(もんばん)

ミャンマー バゴー周辺
ペグー王国~タウングー王国(15~16世紀)
高5.5cm 口径28.2cm

 白釉緑彩陶は、錫白釉(すずはくゆう)を掛けた上に緑錫釉(りょくすずゆう)で文様を描き、低火度で焼成したため、緑の文様が白地ににじんでいる。高台の側面に線が数条めぐっている点、高台内に筋状の糸切の痕が円盤形に残っている点など、いくつか成形上の目立った特徴がある。

12  申込み・問合せ先

愛知県陶磁美術館

〒489-0965 愛知県瀬戸市南山口町234番地

電 話:0561-84-7474(代表)

メール:touji@pref.aichi.lg.jp