提瓶(ていへい) | Pilgrim-flask
6 世紀に入ると古墳への須恵器副葬が本格化し 、それに合わせて須恵器の生産器種にも変化が生じてきます。 本器も、この時期を中心として全国で生産された須恵器の一器種です。前後非対称の体部に口が付き、肩には二つの耳が付きます。轆轤回転を利用して体部全体を櫛状工具でなでており(カキ目技法)、独特の螺旋模様を表現しています。提瓶の生産は古墳時代の終末とほぼ同時期に終焉することから、古墳人の葬送儀礼と深い関係にあったことをうかがい知ることができます。 |
産地・作家 | 須恵器 |
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時代・年代 | 古墳時代後期(6世紀) |
総高・高さ(cm) | 25.9 |
口径(cm) | 9.7 |
胴径(cm) | 21.8/13.1 |
その他(cm) | |
備考 |
Type/Origin/Maker | Sue ware. |
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Period | Late Kofun period, 6th century. |
Height(cm) | 25.9 |
Mouth Diameter(cm) | 9.7 |
Diameter(cm) | 21.8/13.1 |
Other(cm) | |
Note |