染付四君子文二段重(そめつけしくんしもんにだんじゅう) |
Tiered boxes, four plants design, blue underglaze.
亀井半二(かめいはんじ)(?~1851)は名古屋の絵師ですが、文政年間(1818~1830)頃、瀬戸に来て素僊堂(そせんどう/素はつちへんに素)や川本半助の製品に絵付をし、中国明代の染付文様を巧みに模しました。上絵付も試み、金襴手も手がけています。素地は素僊堂の弟子の川本伊六が作り、半二が絵付し、半助の窯で焼成したと伝えられています。 この作品も、半二の緻密な筆致が特徴的です。題材等からも、瀬戸への南画系絵師の直接的な介在を色濃く感じさせる良例です。 |
産地・作家 | 瀬戸 亀井半二 |
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時代・年代 | 天保14年(1843) |
総高・高さ(cm) | 16.7 |
口径(cm) | 14.2×14.2 |
胴径(cm) | |
その他(cm) | |
備考 | 「天保一四年癸卯ノ冬嘉平月應襟江舎主人需作之亀半二」染付銘 |
Type/Origin/Maker | By KAMEI Hanji, Seto ware. |
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Period | Edo period, 1843 |
Height(cm) | 16.7 |
Mouth Diameter(cm) | 14.2x14.2 |
Diameter(cm) | |
Other(cm) | |
Note |