ホーム年間スケジュール 信長の見た城館・陶磁・世界 戦国のあいちの主な展示作品

主な展示作品

清洲城下町遺跡(清須市)の石垣

清須城本丸東面を防御した石垣。
天正14年(1586年)の織田信雄による清須城大改修の際に構築されたと推定される。
これにより、尾張(愛知)で初めて石垣を伴う瓦葺き天守という近世的な城郭が出現した。
地盤の弱い沖積地に石垣を積むために、杭や土台木を組み合わせて基礎固めしており、当時の土木技術の一端をうかがうことができる。(本展では、土台木の一部を展示紹介予定)

展示作品

三彩宝相華文五耳壺
(トラディスカント壺)
中国



愛知県陶磁資料館所蔵 「南蛮貿易」において、東シナ海から南シナ海にかけての海域で、物資の運搬容器として用いられたようで、日本列島にももたらされている。

ルイス・ピニェイロ
『公方様が統治する612年から15年ヤポン諸王国における我らが聖なる信仰が遭遇した出来事に関する報告』



原本:スペイン・ラス・デスカルサス・レアレス修道院図書館所蔵 イエズス会の宣教師の報告文をもとに執筆されたもので、当時のヨーロッパにおいて広く流通したスペイン語 文献の一つ。右頁左段1行目に「Micaua」(三河)の語が見える。

平成24年新指定重要文化財
赤彩壺(朝日遺跡)
愛知県教育委員会所蔵



朝日遺跡(清須市ほか)は、東海屈指の規模を有する弥生時代の集落遺跡。愛知県教育委員会、愛知県埋蔵文化財センターが長年にわたり発掘調査に取り組んできた。