トップページ展覧会特別企画展・企画展・テーマ展示>愛知やきものセレクション-県指定文化財の陶磁器-

特別企画展・企画展・テーマ展示

瀬戸陶芸の黎明

特別企画展

愛知やきものセレクション
-県指定文化財の陶磁器-

The treasures of Aichi Ceramics
-Registered Important Cultural Property of Aichi Prefecture

2019年11月2日(土)~12月22日(日)

毎週月曜日休館(ただし11月4日(月・祝)は開館、11月5日(火)は休館)
*11月2日(土)は開会式のため、観覧は午前11時からとなります

 

当日割引券付のチラシをダウンロードできます。PDFをA4で印刷し、当日券をお買い求めの際、 裏面下の当日割引券部分をチケット受付にてご提示いただくと、当日割引券として使用できます。
※PDFファイルを閲覧するには、予めAdobe Readerがインストールされている必要があります。 正常に表示されない場合は、こちらより新しいバージョンをダウンロードしてください。

ダウンロードボタン

展覧会の概要

愛知県は、歴史、芸術または学術の点で、特に重要な文化財を愛知県指定文化財として指定しています(8月末現在計616件)。本展では、県指定文化財のうち、工芸、考古、有形民俗、史跡、無形文化財の5分野で、縄文時代から現在に至る代表的な陶磁器を一堂に集めて展示紹介します。

 文化財は地域の風土と長い歴史の中で育まれた、各地域に固有の社会的な文化資源です。 国をはじめ都道府県、市町村では、歴史上、芸術上、学術上価値の高い文化財を保護するため、文化財の指定を行っており、愛知県は県指定文化財として616件を指定しています(令和元年9月末現在)。

 愛知県指定文化財のうち、陶磁器に関連するものは工芸、考古、有形民俗、史跡、無形文化財の各分野にわたり、原始から現代にかけての多種多様な文化財が含まれています。本展は、地域における文化財の総合的な保存と活用を企図した、文化財保護法の改正施行(平成31年4月)を機に、県指定の陶磁文化財を一堂に集め、愛知県における陶磁文化の豊かな世界を紹介します。

 また、併せて朝日遺跡(東海地方屈指の規模の弥生時代集落遺跡、清須市・名古屋市)から出土した国指定重要文化財のうち、平成30年度に修復を行った土器を展示紹介します。


展覧会のみどころ


◆愛知県が認定した、やきもののお宝が一堂に集まる、近年開催例のない展覧会です。


◆愛知県陶磁美術館と愛知県教育委員会が共同で展覧会を開催し、様々な展示解説やワークショップを行います。


◆当館で初めて作品の「音声ガイド」を本格的に導入します。ガイド音声は、愛知県立大学と当館の連携協定に基づき、県立大の学生が収録します。


展覧会関連イベント

記念講演会「県指定文化財にみる愛知のやきもの-最新の研究成果とともに」

日時:11月10日(日)午後1時30分から3時まで
会場:愛知県陶磁美術館 本館 地下講堂
講師:藤澤良祐氏(愛知学院大学教授、愛知県文化財保護審議会委員)
*聴講無料、事前申込不要。定員200名

やきもの展示解説「県指定文化財のやきもの」

内容:陶磁美術館学芸員が展示室でギャラリートークを行います。
日時:11月4日(月)、11月17日(日)、12月8日(日)
   各回いずれも午後1時30分から午後2時30分まで
会場:愛知県陶磁美術館 本館1階 第1展示室
*聴講無料、事前申込不要。ただし当日の本展観覧券が必要です。

やきものワークショップ「こま犬に迫る」 ※要事前申込

内容:狛犬の陶片を観察して制作技法(成形、釉薬)を探り、中世瀬戸の鉄釉狛犬を目指します。
日時:11月24日(日)午後1時30分から午後3時30分まで
会場:愛知県陶磁美術館 陶芸館
定員:15名(応募多数の場合は抽選)
参加料:大人1,540円、中学生以下1,420円、11月24日(日)の受付時にお支払いいただきます。
*参加料と事前申し込みが必要です

 ●やきものワークショップ「こま犬に迫る」のお申し込み方法●
 (1)参加ご希望全員のお名前、年齢 (付き添いの方はその旨を記入)
 (2)返信先ご住所 (メールお申込の方はメールアドレス)
 (3)当日のご連絡先 (携帯電話など)
 以上をご記入の上、「往復はがき」または「メール」にて下記の宛先までお申込みください。

 【往復はがき】 〒489-0965  愛知県瀬戸市南山口町234番地
          愛知県陶磁美術館「こま犬に迫る」係
 【メール】touji@pref.aichi.lg.jp
 (件名を「こま犬に迫る 申込」と記入してください。)

 ※11月8日(金)必着です。(応募者多数の場合は抽選となり、参加の可否を11月15日(金)までに発送します。)

 ※メールでお申し込み後、11月14日(木)までに当館から「返信メール」が無い場合、
  お電話(0561-84-7474)にてお問い合わせください。
 ※メール送受信エラーが発生する場合がございます。
  メールお申し込みの方は、必ず当館からの「返信メール」の到着をご確認ください。


朝日遺跡展示解説「新修復の重要文化財と新博物館計画」

内容:教育委員会文化財保護室職員が展示室でギャラリートークを行います。
日時:12月21日(土)午後1時30分から午後2時まで
会場:愛知県陶磁美術館 本館1階第2展示室
*聴講無料、事前申込不要。ただし当日の本展観覧券が必要です。

朝日遺跡ワークショップ「弥生土器拓本のオリジナル缶バッジづくり」

内容:本物の弥生土器の文様を写しとって、オリジナル缶バッチを作ります。
日時:12月21日(土)午前10時から正午まで、午後1時から午後3時まで
会場:愛知県陶磁美術館 本館1階第1展示室入口前
*随時受付。参加無料、事前申込不要。

無料音声ガイドを本格導入します

愛知県立大学生とのコラボにより、陶磁美術館初の音声ガイドを本格的に導入します。当館の学芸員が作成した原稿に基づいて、広告放送研究会UABCの所属学生がナレーションを担当します。大学生ならではのフレッシュなナレーションで、来場者に分かりやすく作品の魅力をお伝えします。


音声ガイド

貸出料金:無料
貸出場所:愛知県陶磁美術館 本館1階ロビー(チケットカウンター)
ガイド点数:展覧会の主要作品を中心に約20点

※セルフサービスとなっております。利用者ご自身での借出・返却をお願い致します。
※台数に限り(20台)がございます。
■愛知県立大学広告放送研究会UABCについては、こちらの公式サイトから。

展覧会図録ご案内

本展の図録を、レストラン「とうじ」(本館1階)にて、展覧会開催初日より販売します。
※レストラン「とうじ」の図録販売時間:午前10時30分~午後4時30分


図録表紙

価格:2600円(税込み)
出陳作品の図版・解説の他、研究者による論文、技法解説等を収録しています。

主な展示作品

陶製灰釉短頸壺
[工芸]
陶製灰釉短頸壺
猿投 平安時代前期(9世紀)
岐阜県高山市出土
愛知県陶磁美術館所蔵
古代猿投窯で生産された、白瓷(しらし・灰釉陶器)の名品です。ロクロ成形して薄く仕上げられた器体は、硬く焼き締められて白灰色に発色し、灰釉がよく溶けて鮮やかな緑色となって流れ落ちています。古代猿投窯の成形と焼成の高度な制作技術をよく示していることから、昭和59年に愛知県指定文化文化財・工芸に指定されました。
鳥鈕蓋付台付壺
[考古]
鳥鈕蓋付台付壺
須恵器 古墳時代後期(7世紀)
豊川市・炭焼平14号墳出土
豊川市桜ケ丘ミュージアム所蔵
昭和27~28年に発掘調査された、炭焼平14号墳から出土した須恵器です。本品は台付の壺に、鳥形の鈕が付いた蓋を被せたものです。類例が東海地方各地の古墳や窯跡からの出土例が知られ、当地方特有の装飾須恵器です。本品はそうした類例の中でも造形が端正で優れていることから、平成5年に愛知県指定文化財・考古に指定されました。
鉄釉狛犬
[有形民俗]
鉄釉狛犬 吽
瀬戸・美濃 宝暦4年(1754)
愛知県陶磁美術館所蔵(本多静雄氏寄贈)
「陶製狛犬コレクション」計210点のうちの1つです。瀬戸・美濃では中世から近世にかけてやきもので狛犬が制作され、神社に奉納されました。本コレクションは、民間信仰の奉納物としての陶製狛犬の歴史を知る上で欠かせない資料群として、昭和59年に愛知県指定有形民俗文化財に指定されました。本作品は、褐色の鉄釉の中の、大きな白瞳が特徴的です。
籠池古窯出土大甕
[史跡]
籠池古窯出土大甕
常滑 鎌倉時代(13世紀)
古窯:常滑市久米字籠池所在(現地で保存公開)
大甕:愛知県陶磁美術館所蔵(愛知用水関連資料)
籠池古窯は、愛知用水建設に関連して昭和34年度に発掘調査が行われました。中世常滑窯における陶器焼造の様子を復原考察するための貴重な資料として、昭和36年に窯跡が県史跡として指定されました。窯跡からは甕や山茶椀の破片が大量に出土しました。画像の大甕は、窯跡の中で、おおよその形を保って出土したものです。
河本礫亭
[無形文化財]
染付祥瑞写蜜柑形水指
河本礫亭 昭和年間前期
「染付磁器」技法
愛知県陶磁美術館所蔵
河本礫亭は明治27年(1894)9月17日、瀬戸生まれ。昭和47年に、愛知県無形指定文化財「染付磁器」技法の保持者として指定されました。昭和50年1月10日没。祥瑞は中国明代末期に生産された青花(染付)磁器の一様式で、緻密な幾何学紋様構成に特徴があります。本作品は明末製品を模倣しつつも、紋様構成には独自の工夫も凝らし、作家の個性が表れた優品です。
染付(そめつけ)太鼓(たいこ)胴(どう)花生(はないけ)
[朝日遺跡]
赤彩土器
土師器 古墳時代前期
朝日遺跡出土/重要文化財(平成30年度新修復)
愛知県教育委員会所蔵
弥生時代後期から古墳時代前期にかけて主に尾張地域で盛行した赤彩土器は、パレス・スタイル土器とも呼ばれています。その特徴は、ベンガラによる赤と器肌の白を交互に配した紅白のコントラストにあり、非赤彩部分には、クシやヘラによる文様帯を描きます。本品は、古墳時代前期に属する二重口縁壺の優品で、体部上半の山形文には赤彩を施し、二重に大きく開く口縁部にも赤彩を施しています。東日本の古墳時代の幕開けを解明するうえでも重要な資料です。
会期 2019年11月2日(土)~12月22日(日)
会場 愛知県陶磁美術館 第1・第2展示室
開館時間 午前9時30分から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)
※11月2日(土)は開会式のため、観覧は午前11時より
休館日 毎週月曜日
(ただし11月4日(月・祝)は開館、11月5日(火)は休館)
観覧料 一般900円(720円)・高校・大学生700円(560円)・中学生以下無料 
※( )内は20名以上の団体料金
※上記観覧料で常設展示も併せてご観覧いただけます。
※各種割引制度あり。詳しくは下記をご確認ください
割引制度

《割引制度》
リニモ「藤が丘」「愛・地球博記念公園」「陶磁資料館南」「八草」各駅に設置の割引チラシ(リニモ利用者に限る。)/リニモ「一日乗車券」/名古屋市交通局「一日乗車券」及び「ド二チエコきっぷ」/モリコロパーク駐車場再入場券/名都美術館有料観覧券の半券(2か月以内)を持参の方は、観覧料が2割引となる。
※チラシ等の割引引換券又はJAF会員証、「ミュージアムぐるっとパス・関西2019」掲載の割引券、「愛知ふるさと大使」の名刺を持参の方は、観覧料が100円引となる。
※身体等に障がいのある方及び付添者は手帳を受付にて呈示すると、観覧料の割引制度が適用される。(割引要件があります、詳しくはこちらをご覧ください。)
※各割引制度の併用は不可。

主催 愛知県陶磁美術館、愛知県教育委員会
共催 中日新聞社
後援 愛知高速交通株式会社(リニモ)
問い合わせ先 愛知県陶磁美術館 学芸課 〒489-0965 愛知県瀬戸市南山口町234番地
TEL : 0561-84-7474 FAX : 0561-84-4932
担当:小川裕紀・大西遼
報道機関の皆様へ 2019年10月17日(木)県政・中部芸術文化・瀬戸市政各記者クラブ発表
プレス・リリース資料(2019年10月17日付)のダウンロードはこちら
beyond2020
認証事業
本展はbeyond2020の認証事業です。beyond2020プログラムは日本文化の魅力を発信するとともに、2020年以降を見据えたレガシー創出のための文化プログラムです。
詳しくは下記バナーからのリンク先(内閣官房東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会推進本部事務局の公式WEBサイト)を御覧ください。
beyond2020