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特別展・企画展・テーマ展

酒のうつわ

国際芸術祭「あいち2022」連携企画事業/特別展

ホモ・ファーベルの断片
―人とものづくりの未来―

The Fragments of Homo Faber
-the Future of Humans and Crafting-

2022年7月16日(土)から10月2日(日)まで

毎週月曜日休館(ただし7月18日(月・祝)、9月19日(月・祝)は開館、7月19日(火)、9月20日(火)は休館)

 

当日割引券付のチラシをダウンロードできます。PDFをA4で印刷し、当日券をお買い求めの際、 裏面下の当日割引券部分をチケット受付にてご提示いただくと、当日割引券として使用できます。
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展覧会の概要

フランスの哲学者アンリ=ルイ・ベルクソンは、道具のための道具を製作すること、あるいはその製作に変化をこらしていく能力(創造性)が人の知性の本質であると指摘し、創造性をもつ人をホモ・ファーベル(工作人)と定義しました。

 やきものはその原初を辿れば、人が知性の本質に従って創造した道具であり、今なお人の営みにあわせてつくり続けられています。なかでも現代陶芸は、作り手の自由な意思行為にもとづく造形として展開され、時代を映す多様なあり方を示していることから、「ホモ・ファーベルの断片」として捉えることができます。

 東海地域には豊富な天然資源があり、ありとあらゆるやきものをつくり出して人々のくらしを密に支えてきました。本展では人の創造性をテーマに、創造の前提となる「素材」、培われてきた「技」、形成されてきた「場」に焦点を当てます。この3つの観点から、当地域の現代陶芸を紹介し、人とものづくりの関係性を再考します。

 なお、本展は本県の誇る歴史、地場産業、伝統文化の再発見をコンセプトの一つに掲げている国際芸術祭「あいち2022」と同時期に開催し、連携イベント等を行うことで、この地域の陶磁文化を国内外に発信していきます。


展覧会のみどころ


◆国際芸術祭「あいち2022」と同時期開催の連携企画事業!


◆気鋭の作家36名を招聘し、東海地域の現代陶芸の今を紹介する大規模な陶芸展です。


◆上記芸術祭の芸術監督である片岡真実氏、陶芸家の内田鋼一氏を招いたシンポジウムを開催します。その他、各種イベントを開催予定です。



展示構成および参加作家(36名)


第Ⅰ章 「創造の源泉 ―素材―」(南館、芝生広場)

やきものづくりの原点となる素材(土・釉薬・焼成)の観点から9名の作家を紹介します。
植松永次 奥直子 桑田卓郎 柴田眞理子 田中陽子 田中良和 横田典子 吉川正道 渡邉太一郎


第Ⅱ章 「 ars (アルス ―技法/技術―」(本館第1・第2展示室)

東海地域に根ざす技法、あるいは先端の技術という観点から16名の作家を紹介します。
伊藤雅風 伊藤秀人 井戸真伸 小形こず恵 加藤孝造 清水潤 鈴木藏 鈴木徹 田上知之介 樽田裕史 長江重和 林恭助 前田正剛 水野教雄 森克徳 山浦陽介


第Ⅲ章 「場 ―記憶/原風景―」(本館、古窯館)

人々が集うことで形成されてきた「場」や、場に刻まれた「記憶原風景」に着目し、11名の作家を紹介します。
安藤正子 伊藤慶二 岩村遠 内田鋼一 加藤清之 川田知志 酒井智也 戸田守宣 中田ナオト 松永圭太 松藤孝一


(章ごと50音順、敬称略)

本展は、敷地内4か所の会場で展開します

本展は、本館1階・B1階、南館、芝生広場、古窯館が展示会場です。 これに伴い、各展示館の内容が変更になります。
 また展示替え期間中、一部が閉室します。ご来館の皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承いただきますようお願い申し上げます。
ホモ・ファーベルの断片 ―人とものづくりの未来―
(クリックで拡大します)


南館 ※本展の第1会場です(常設展は行いません)

展示替えに伴う閉室:令和4年6月26日(日)~7月15日(金) および
   令和4年10月3日(月)~10月18日(火)

芝生広場 ※本展の第2会場です

閉鎖は致しませんが、一部で展示作品の設置工事を行います。
工事期間:令和4年6月23日(木)~7月15日(金) および
     令和4年10月3日(月)~10月31日(月)予定

本館 ※本展の第3会場です(第7展示室における現代陶芸の常設展は行いません)

展示替えに伴う閉室:
◇第1・第2展示室
 令和4年7月4日(月)~7月15日(金) および
   令和4年10月3日(月)~10月28日(金)
◇第7・第8展示室
 令和4年7月4日(月)~7月15日(金) および
   令和4年10月3日(月)~10月18日(火)

古窯館 ※本展の第4会場です

閉室は致しませんが、室内の一部で展示台の設置工事を行います。
工事期間:令和4年6月24日(金)~7月15日(金) および
     令和4年10月6日(木)~10月8日(土)


展覧会関連イベント ※今後も追加発表いたします

記念シンポジウム

パネラー:片岡真実氏(森美術館館長/国際芸術祭「あいち2022」芸術監督)
     内田鋼一氏(陶芸家/造形作家/アートディレクター、本展参加作家)
     佐藤一信(愛知県陶磁美術館館長)
日時:7月16日(土)午後1時から午後2時30分まで
会場:本館地下1階講堂
定員:100名(事前申込不要、当日先着順、聴講無料)

ワークショップ「かたちに描く―陶板×フレスコ画―」(全2回)【要申込・有料】

陶板を作り、そこに漆喰をぬってフレスコ画を描く体験をする全2回の講座です。 お申し込みは2日間ともに参加できる方に限らせていただきます。
日時:
 ①7月31日(日)「レクチャー&陶板づくり」午後1時30分~午後3時30分まで
 ②8月21日(日)「漆喰塗り&描画」午前10時~午後3時30分まで(正午から1時間半の昼休憩あり)
講師:川田知志氏(美術作家、本展参加作家)
会場:陶芸館
定員:15名(応募者多数の場合は抽選)(要申込・有料)
参加料やお申し込み方法は、イベント情報ページでお知らせします。

そのほかのイベント

アーティストトーク、若手作家トーク、各種ワークショップなどを開催予定。日時、内容などは後日こちらのページで追加発表いたします。


展覧会図録ご案内

本展の図録は、開幕後にインスタレーション作品等を撮影し制作するため、9月1日(木)より本館受付にて販売いたします。8月31日(水)までにご来場の方には、「図録引換券」をお求めいただき、後日郵送いたします。


価格:未定


「もう1回展覧会を観たい!」―リピーターにお得な割引をご利用ください

本展を再度観覧いただく場合に通常の観覧料から2割引になる、「同一展リピート割」(本展使用済観覧券を持参により適用)をぜひご利用ください!
詳細はこちらのページでご確認またはお問合せください。
※各割引制度の併用はできません。

無料音声ガイド

新型コロナウイルス感染症予防のため、本展では音声ガイド貸出は見合わせます。

主な展示作品

第Ⅰ章 「創造の源泉 ―素材―」

《Untitled》
《Untitled》
桑田卓郎
2016年
©TakuroKuwata
素材と人との関わりがみせる驚きの世界
岐阜県多治見市を拠点として世界的に活躍する桑田卓郎は、長石釉と素地の収縮率の違いによって生み出される梅花皮(釉薬の縮れ)を原点に、ポップで驚きに満ちた現代的なやきもののあり方を提示しています。本展では高さ3メートルを超える大型作品などが展示される予定です。

第Ⅱ章 「ars(アルス) ―技法/技術―」

霧染鉢「酔芙蓉」
《霧染鉢「酔芙蓉」》
小形こず恵
2019 年
写真:大石智久
受け継がれてきた技法、先端技術が生み出す新たな世界
静岡県藤枝市を拠点に活動する小形こず恵は、瀬戸で染付(白い素地に青色の呉須で絵を描く技法)を学び、新たな染付の世界を展開する作家です。瀬戸では白色の陶土、天然の呉須といった素材に恵まれ、江戸時代から染付による製品が数多く作り出されてきました。

第Ⅲ章 「場 ―記憶/原風景―」

湊旅行
《湊旅行》
川田知志
2015年
提供:神戸アートビレッジセンター
写真:松見拓也
※今回展示される作品ではありません
やきものを通して原風景を辿り、記憶を紡ぎ出す世界
京都府京丹後市を拠点に活動する川田知志は、フレスコ技法による壁画を軸として、郊外の風景を描く作家です。本展では、瀬戸に陶壁画を遺した洋画家・北川民次をリサーチし、現在の瀬戸の風景を描いた陶壁画を制作します。
会期 2022年7月16日(土)から10月2日(日)まで
会場 愛知県陶磁美術館 本館1階 第1・第2・第7・第8展示室、南館、古窯館、芝生広場
開館時間 午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
※ただし、7月16日(土)は開会式のため本館の観覧は午前11時から
休館日 毎週月曜日(ただし7月18日(月・祝)、9月19日(月・祝)は開館、7月19日(火)、9月20日(火)は休館)
観覧料 一般900円(720円)・高校・大学生700円(560円)・中学生以下無料 
※( )内は20名以上の団体料金
※上記観覧料で常設展も併せてご観覧いただけます。
※各種割引制度あり。詳しくは下記をご確認ください
割引制度 国際芸術祭「あいち2022」現代美術展チケット(1DAYパス、フリーパスいずれも可)を持参の方は、本展の観覧料が100円引きとなります。また、本展の使用済観覧券を国際芸術祭の各会場にある直営チケット売場等でご提示の場合に限り、 国際芸術祭「あいち2022」現代美術展の会期中販売券が100円引きとなります。
そのほか、さまざまな割引制度がございます。そのほかの割引一覧はこちらのページの下部にある一覧をご覧ください。
※各割引制度の併用は不可。
主催 愛知県陶磁美術館、中日新聞社
後援 愛知県教育委員会、愛知高速交通株式会社(リニモ)
助成 一般財団法人地域創造、公益財団法人アイスタイル芸術スポーツ振興財団
協力 株式会社エクシィズ、杉浦製陶株式会社
問い合わせ先 愛知県陶磁美術館 学芸課 〒489-0965 愛知県瀬戸市南山口町234番地
TEL : 0561-84-7474 FAX : 0561-84-4932
担当:入澤聖明、佐藤一信、佐久間真子
報道機関の皆様へ 2022年6月16日(木)県政・中部芸術文化・瀬戸市政各記者クラブ発表
プレス・リリース資料(2022年6月16日(木)付)のダウンロードはこちら
国際芸術祭
「あいち2022」
連携企画事業
本展は国際芸術祭「あいち2022」連携企画事業です。
国際芸術祭「あいち2022」についての詳細は下記バナーからのリンク先(国際芸術祭「あいち2022」の公式WEBサイト)を御覧ください。
国際芸術祭「あいち2022」連携企画事業