三河仏壇

mikawabutudan

三河仏壇について

沿革

元禄17年(1704年)、矢作川(やはぎがわ)から運ばれる松、杉、檜(ひのき)などの良材と、三河北部の漆(うるし)を材料として、仏壇師庄八家(しょうはちけ)が製造したのが始まりといわれています。三河地方では仏壇を押入れに安置する習慣だったため、押入れに合わせた高さ、奥行、幅と、その条件の下でいかに豪華に見せ、かつ拝みやすくするかに工夫が凝らされてきました。そのため台は低く、なげしは「うねり長押(なげし)」です。

製造工程

八職(はっしょく)と称する専門職(木地〔きじ〕師・荘厳〔しょうごん〕師・彫刻師・錺金具〔かざりかなぐ〕師・塗〔ぬり〕師・蒔絵〔まきえ〕師・箔置〔はくおき〕師・仕組師)による合作です。
<撮影協力:愛知屋仏壇本舗>

宮殿造り

彫刻

箔押し

組み立て

完成品

ご案内

伝統的工芸品指定第6次指定
指定年月日昭和51年12月15日
組合名三河仏壇振興協同組合
組合員数49名(令和2年4月現在)
所在地〒444-0025 岡崎市曙町2丁目1番地
連絡先TEL 0564-24-7766 FAX 0564-24-7766
WEBサイトhttps://www.mikawabutudan.com/