常滑焼

tokonameyaki

常滑焼について

沿革

日本六古窯の一つに数えられ、その起源は平安末期にまでさかのぼります。古来より大瓶・大壼などの日用雑器が有名です。桃山時代には茶道具、江戸時代には、この地で産出する鉄分の多い陶土の性質を巧みに生かした朱泥焼(しゅでいやき)や白泥焼(はくでいやき)、火色焼(ひいろやき)を作り、今日の基礎が築かれました。歴史が物語るように、良質な陶土(とうど)の性質を生かして、多種多様な製品が生産されています。なかでも、粘土に含まれている鉄分を赤く発色させることにより生まれる朱泥は、常滑焼の代表作として有名です。

製造工程

ろくろ成形、押型成形または手ひねり成形により成形した後、加飾(かしょく)、施釉(せゆう)を経て焼成します。無釉製品の場合は常滑焼独自の素地磨きを行い、焼成後、羽毛で磨きをかけ、艶を出して完成します。
<撮影協力:北條陶房(急須)、前川製陶所(つぼ焼いも甕)>

急須

パーツづくり

ろくろ

乾燥

つぼ焼いも甕

土練

成形

成型

焼成

完成品

ご案内

伝統的工芸品指定第5次指定
指定年月日昭和51年6月2日
組合名とこなめ焼協同組合
組合員数組合員数105名(平成29年5月現在)
所在地〒479-0836 常滑市栄町3丁目8番地
連絡先TEL 0569-35-4309 FAX 0569-34-8893
WEBサイトhttp://www.tokonameyaki.or.jp/