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あいち食の安全・安心推進アクションプランの改訂について
愛知県は本日、「あいち食の安全・安心推進アクションプラン」の改訂を行いました。
この改訂は、2018年6月に食品衛生法が一部改正(2021年6月完全施行)されたことから、法改正の内容を反映するとともに、これまでに見出された課題を踏まえて取組を整理するものです。
1 今回の改訂の主な内容
○ 安全な農産物の生産に向けた工程管理(GAP(ギャップ)手法)の推進について追加
○ HACCP(ハサップ)※の制度化に伴う自主衛生管理の推進について修正
○ 広域事案発生時の関係機関との連携強化を追加
○ 新しい生活様式に対応した衛生管理への取組を追加
※ HACCP(ハサップ:Hazard Analysis and Critical Control Point)
原材料の受入から最終製品の出荷までの各工程ごとに危害を分析し(HA)、特に重要な管理点 (CCP)を
連続的に管理することによって、安全な食品を作る衛生管理の手法
詳細については、別紙「新旧対照表」のとおりです。
2 改訂後のアクションプラン
改訂後のアクションプランの概要版及び本冊は、こちらから閲覧(ダウンロード)できます。
【参考】あいち食の安全・安心推進アクションプランについて
2001年に国内での牛海綿状脳症(BSE)の発生や食品の偽装表示など、食の安全を揺るがす問題が相次いで発生し、消費者の不安が増大しました。
このことから、県民の食の安全・安心を確保するため、2002年9月に愛知県食の安全・安心推進本部を設置し、県が取り組むべき食品安全施策を体系的にとりまとめた行動計画として「あいち食の安全・安心推進アクションプラン」を2003年9月に策定(2006年、2012年、2016年改訂)しました。