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キノコによる食中毒について

ページID:0003433 掲載日:2007年7月30日更新 印刷ページ表示

 野外で採取したキノコを食べる場合には、食用であると確実に鑑定されたもの以外は絶対食べないよう気をつけてください。

キノコの種類

 現在、日本には種名の付けられたものがおよそ1500種あるといわれていますが、実際にはこの2~3倍の種類はあると見られています。図鑑に載っていない“名無し”の種類もまだまだ多いということです。

 日本は温帯モンスーンといわれる温暖湿潤な気候に恵まれた国で、植物の種類がたいへん豊富な地域です。日本には樹木だけでも1000種を超える種類があるといわれ、同時に、日本はキノコの種類も豊富といえます。キノコがたくさん発生することと樹木の種類の豊富なこととは無関係ではありません。

野外で採取したキノコについて

 古くから、「色の派手なキノコは毒がある」、「柄が縦にきれいに裂けないキノコは毒がある」、「虫の食べた跡のあるキノコには毒がない」、あるいは、「どんな毒キノコでも塩漬けして毒抜きすれば食べられる」などといわれていますが、これらはすべて非科学的な迷信です。

 食用のキノコが選別できるには、それなりの経験が必要となります。

 日本に生育する1500種類を超えるキノコのうちには、少量食べただけで死ぬような強い毒を持つキノコもあります。注意が必要な種類は中毒例の多いツキヨタケやドクツルタケをはじめ50種程度ともいわれています。無毒の種類のほうが多数派なのですが、野外で採集したキノコを食用にする場合は十分な安全策をとりましょう。

 食用かどうか自信のないときは絶対口にしないでください。

ツキヨタケの画像

ツキヨタケ(写真提供:(社)農林水産技術情報協会)

ドクツルタケの画像

ドクツルタケ(写真提供:(社)農林水産技術情報協会)

キイボカサタケの画像

キイボカサタケ(写真提供:石川県林業試験場)

野外で採取したキノコを食べる前に

確実に鑑定された食用キノコ以外は絶対に食べない。

キノコの見分け方のさまざまな「言い伝え」は迷信であり信じない。

図鑑の写真や絵にあてはめ、勝手に鑑定しない。

食用キノコも生で食べない。また、古くなり、傷んだものは食べない。

問合せ

愛知県 健康福祉部 保健医療局生活衛生課

E-mail: eisei@pref.aichi.lg.jp