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愛知県水産試験場(内水面漁業研究所)

ページID:0009478 掲載日:2021年7月28日更新 印刷ページ表示

施設の概要およびアクセス

愛知県は全国で屈指のウナギやアユの養殖の産地です。当研究所では、ウナギとアユ養殖業の経営安定と発展をめざし、ウナギの人工種苗生産の研究、ウナギおよびアユの魚病診断や養殖技術指導を行っています。また、愛知県内の河川では、アユを始めとする河川漁業が行われており、河川漁業の発展のために、河川調査や河川での冷水病対策の研究を行っています。

内水面漁業研究所のアクセス案内図
  • 所在地:西尾市一色町細川大岡一の割56-6
  • 電話:0563-72-7643
  • FAX:0563-72-7865
  • アクセス:名鉄三河線碧南駅、または名鉄西尾線吉良吉田駅で下車し、ふれんどバスに乗り換え、一色高校西にて下車、徒歩35分。

最近の主な研究成果

ウナギ人工種苗生産の研究

ウナギ養殖に用いられる種苗は全て天然のシラスウナギに依存していますが、シラスウナギの採捕量は減少しており人工種苗の大量生産技術の開発が必要です。試験研究レベルでは人工シラスウナギを生産することに成功していますが、ふ化仔魚の餌や飼育方法が特殊であり、商業化レベルで大量生産することは難しく、種苗生産の実用化には至っていません。当研究所では、飼育水を汚さない仔魚用飼料の開発や、当研究所が開発した新たな雌化技術を用いた親魚からの催熟・採卵技術の開発に取り組んでいます。

 

ウナギ
 

大型雌ウナギ生産技術の開発

ウナギは養殖すると大半が雄になることが知られています。雌のウナギは雄に比べて大きく成長しやすく身が柔らかいことに着目し、養殖ウナギを効率的に雌に育てる技術の開発を行いました(以下、リンク先URL)。

https://www.pref.aichi.jp/soshiki/suisanshiken/0000085723.html

 

河川漁業の振興に関する取り組み

当研究所では、主に矢作川水系の河川漁業を担当しています。近年、河川漁業の主体をなすアユ漁業は、冷水病などの影響により衰退しています。その対策として、冷水病に強いアユ種苗の放流指導や天然アユ資源のモニタリングを実施しています。
アユ

問合せ

愛知県水産試験場内水面漁業研究所
電話: 0563-72-7643
FAX: 0563-72-7865