ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織からさがす > 農業大学校 > 愛知県立農業大学校教育部農学科 酪農専攻の紹介

本文

愛知県立農業大学校教育部農学科 酪農専攻の紹介

ページID:0009963 掲載日:2014年9月18日更新 印刷ページ表示

酪農専攻の紹介

 ホルスタイン種を主体とした搾乳牛19頭を始め、計65頭前後を飼養しています。更に自給飼料も栽培しています。

 今年は22名の酪農専攻生がいますが、最近は酪農後継者として入学する学生は少なく、多くは本校で初めて牛を扱います。四月には恐る恐る牛を眺めていた1年生も、2年生の助言指導と指導職員が見守る中、毎日繰り返し行う専攻実習で四か月が過ぎ、牛の扱いにも慣れて毎日の管理作業も責任をもってできるようになりました。

 今年のプロジェクト学習は、飼料米給与方法の違いによる産乳性への影響、哺乳期における竹炭の給与が子牛の発育に及ぼす影響などに取り組んでいます。
 毎日の搾乳実習

    毎日の搾乳実習

トピックス

9月9日は出産ラッシュ

  農大酪農専攻は現在搾乳のため、経産牛18頭を飼育しています。9月初めには3頭出産予定の妊娠母牛がいましたが、うち2頭が9日の朝と夜に続けて出産しました。

朝生まれたのは9月1日が分娩予定日だった交雑種(F1)メスで体重は36kg、学生が「おはな」と命名しました。

力強く授乳する「おはな」

 力強く乳を飲む交雑種(F1)のメス「おはな」

夜に生まれたのは9月12日分娩予定日だったホルスタイン種のオスで47kgととても大きな子牛で「マコト」と命名されました。

ホルスタイン種の「まこと」

   ホルスタイン種のオス「マコト」

両母子ともに健康で、初乳を朝夕2リットルづつ学生が哺乳ビンで飲ませて世話をしています。4月から8月までにすでに2頭の子牛が生まれていますが、現在2年生が派遣実習中で不在のために、今回は1年生だけでの分娩介助と後処置を行いました。1年生には初めて牛の出産を経験した学生もおり、大変だったと思いますが生命が誕生するという貴重な経験になったことでしょう。

ここで初乳についてひとこと。子供を産んだばかりの母親の乳(初乳)は栄養価が高いだけでなく、子牛を病気から守るための成分が含まれており、健全に子牛が育つために必須の栄養源です。お母さんからの愛情いっぱいの乳を飲んで、元気に育ってほしいものです。

 

農学科の紹介ページへ戻る

問合せ

愛知県立農業大学校
電話: 0564-51-1601
E-mail: noudai@pref.aichi.lg.jp