ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織からさがす > 農業大学校 > 愛知県立農業大学校教育部農学科 養豚・養鶏専攻の紹介

本文

愛知県立農業大学校教育部農学科 養豚・養鶏専攻の紹介

ページID:0009965 掲載日:2015年2月24日更新 印刷ページ表示

養豚・養鶏専攻の紹介

 専攻生は13名で、少人数の濃密な学習環境の中で、楽しく真剣に取り組んでいます。1年生は夏までに豚と鶏の両方の飼養管理手法を学びます。その後、養豚コースか養鶏コースを選択して一方の畜種を専門的に学び、プロジェクト学習を行ってその成果を卒業論文にまとめます。

養豚コース

 養豚コースでは愛知県で系統造成されたランドレース種「アイリスL3」「アイリスナガラ」など3種類の豚を用いた「三元交配豚」を飼育し、安全でおいしい豚肉を生産しています。
豚舎の清掃

    豚舎の衛生管理に励む専攻生

養鶏コース

 養鶏コースは「卵用名古屋コーチン」を主体に、約5種類の採卵鶏種を飼養しています。名古屋コーチン卵の一部は委託加工し、「農大プリン」として毎週水曜日の実習販売で各種の卵とともに市民に直売し、好評を得ています。
平飼い鶏舎の名古屋コーチン

 平飼い鶏舎で名古屋コーチンの健康状態をチェック

トピックス(養鶏)

育雛鶏舎に新しいひなが来ました!

 養豚・養鶏専攻のうち養鶏コース(2年生4名・1年生2名)では、実習を通じて養鶏経営者としての必要な技術と知識を身に付けられるよう日々学習しています。本校の養鶏場では名古屋コーチンをはじめ、5種類の鶏を飼育しています。農大では年に2回業者より雛を購入しており、うち秋の入雛が10月15日及び16日に行われました。最初のうちは慣れない環境に戸惑っている生まれたてのひよこたちでしたが、すぐに慣れて元気に走り回っていました。その後も、学生が丁寧に世話してくれたおかげですくすくと成長しています。今は育雛舎という雛専用の鶏舎で飼育していますが、120日齢になる2月中旬くらいで成鶏舎にお引越しをする予定です。これから季節は冬になりますが、厳しい寒さを無事に越して、立派な成鶏となり、たくさんの卵を産んでほしいと思います。これから学生と職員が協力して大切に育てていきます。

生まれたばかりのひよこ

生まれたばかりでまだ目がしっかりあいていませんが、
とっても元気なひよこ達。農大にようこそ!

トピックス(養豚)

かわいい我が子のように育てています

 養豚コースでは母豚に種付けをして、妊娠すれば4カ月後に10~13頭ほどの子供が産まれてきます。2月14日には5頭のお母さん豚から56頭の子豚が生まれました。子豚は生まれてすぐはガスストーブの近くに行って、温めながら濡れた体を乾かします。しばらくして落ち着くと本能的にお母さんの乳首に吸い付いて、生まれて初めての食事をします。子豚は鋭利な犬歯を持った状態で生まれてくるので、そのままでは母豚の乳首を傷付けてしまうことがあります。このため、生まれてすぐ犬歯を切除し、同時に雄は肉を柔らかくするため去勢を行います。また、子豚は生理的に鉄が不足し貧血になりやすいので、鉄剤の注射をするなど、丈夫に育つよう様々な処置をおこなっています。

 平成26年度、養豚・養鶏専攻養豚コースの1年生は1名でその1名は女子学生です。毎日の管理と当番は彼女がほぼ一人で全て行っています。この4月には多くの学生が養豚コースを希望してくれているので、4月から専攻室がにぎやかになる日を一日千秋の思いで待っています。

母豚と子豚9匹

     お食事タイムだよ

子豚を抱く女子学生

  かわいい子豚に癒やされています

農学科の紹介ページへ戻る

問合せ

愛知県立農業大学校
電話: 0564-51-1601
E-mail: noudai@pref.aichi.lg.jp