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新型インフルエンザについて

[2009年5月8日]

新型インフルエンザについて

 近年、東南アジアを中心に鳥インフルエンザが鳥から人へ感染する事例が増加しており、このウイルスが変異して、人から人に感染する新型インフルエンザが発生するのではないかと危惧されています。
 新型インフルエンザが発生した場合、ほとんどの人が免疫を持っていないため、世界的な大流行(パンデミック)が起こり、大きな健康被害とこれに伴う社会的影響が心配されます。

 現在のところ、新型インフルエンザの発生は確認されていませんが、世界保健機関(WHO)は「新型インフルエンザウイルス」が出現する可能性が高まっているとして、世界各国に警告を発しています。

 このようなことから、国は平成17年11月14日に「新型インフルエンザ対策行動計画」を策定しました。
 また、愛知県においても「愛知県新型インフルエンザ対策行動計画」を策定し、この計画に沿って新型インフルエンザ対策を進めています。

新型インフルエンザは毎年流行するインフルエンザとは何が違うの?

 インフルエンザウイルスは、ヒトのほか、さまざまな動物に感染しますが、通常は同じ種類の動物の間で感染を起こします。
 しかし、突然変異などによって、これまでヒトには感染しなかったウイルスがヒトに感染するように変化すると、効率的にヒトからヒトへと感染を起こすようになります。この変異したウイルスが「新型インフルエンザウイルス」で、そのウイルスによって起こるインフルエンザが「新型インフルエンザ」です。

 平成15年(2003年)12月以降、タイ、ベトナム、インドネシアなどの東南アジアを中心とした地域で、通常はヒトに感染することがない鳥インフルエンザウイルスのヒトへの感染が確認されており、死亡者も報告されています。
 現在のところ、特異的な事例を除いて、鳥インフルエンザウイルスはヒトからヒトへ感染していませんが、ヒトからヒトへと簡単に感染するウイルスへと変異し、世界的な流行を引き起こす可能性が示唆されています。

 過去の新型インフルエンザの流行の歴史をみると、20世紀に入って以降、スペインインフルエンザ(1918年)、アジアインフルエンザ(1957年)、香港インフルエンザ(1968年)の3回の大きな流行が起こっており、多くの死者を出しています。

どうやって感染するの?

 毎年流行するインフルエンザは、インフルエンザにかかった人のくしゃみや咳などの飛沫と共に放出されたウイルスを吸い込むことにより感染します。
 現在、新型インフルエンザは発生していませんが、同様の経路で感染すると考えられています。

どんな症状がでるの?

 新型インフルエンザに変異することが心配されている鳥インフルエンザがヒトに感染した際の症状として、通常のインフルエンザと同様の症状(38度以上の発熱、咳など)に加え、下痢や嘔吐なども報告されており、重症化して呼吸不全などにより死亡する例も多く報告されています。
 しかしながら、ヒトからヒトに感染する新型インフルエンザに変異した場合の症状の程度については、現在のところ予測が難しい状況です。

感染しないためにはどうすればいいの?

 ほとんどの人は新型インフルエンザに対して抵抗力(免疫)をもっていないため、新型インフルエンザが発生すると、簡単に人から人へと感染が広がり急速に大流行を起こす危険性がありますので、感染しないように努めることが特に重要になります。
 新型インフルエンザも毎年流行しているインフルエンザも、基本的な予防方法は同じです
 新型インフルエンザはいつ発生するか分かりません。日頃から、次の感染予防対策を心がけることが大切です。

  • 帰宅時にはうがいと手洗いをする。
  • 人混みへの外出はできるだけ避ける。
  • 過労を避け、十分な睡眠、栄養、保温に心がけて体調を整える。
  • 室内は加湿器などで適度な湿度を保つ。
  • マスクを着用する。

 また、感染してしまった場合には、まわりの人にうつさないために、「咳エチケット」が大切です。

「咳エチケット」とは
  •  咳・くしゃみの際にはハンカチやティッシュなどで口と鼻を押さえ、周りのひとから顔をそむけましょう。
  • 使用後のティッシュを、すぐにフタ付きのゴミ箱に捨てましょう。
  • 症状のある人はマスクを正しく着用し、感染防止に努めましょう。

職場や家庭でできる対策は?

 新型インフルエンザ発生時に感染の拡大をできるだけ抑えるためには、国や県が対策を講じておくことはもちろんですが、一人一人が新型インフルエンザの発生に備えて必要な準備を進めておくことも大切です
 国の新型インフルエンザ及び鳥インフルエンザに関する関係省庁対策会議からも、個人や事業所を対象として、感染拡大を防止するためのガイドラインが示されています。

 ○個人でできる対策(厚生労働省ページ)

 ○事業者・職場でできる対策(厚生労働省ページ)

「緊急調査班 新型インフルエンザを特捜せよ!」

 愛知県では、新型インフルエンザ対策の必要性を広く県民に知っていただき、その対策を進めていただくため、新型インフルエンザの概要や家庭や事業所等における事前準備等を分かりやすく説明した「新型インフルエンザ対策啓発用ビデオ」を制作しました。
 このビデオを参考に、今から新型インフルエンザの発生に備えた準備を進めてください。
 

 「緊急調査班 新型インフルエンザを特捜せよ!」(wmvファイル:189MB、映像時間:約18分)
「緊急調査班 新型インフルエンザを特捜せよ!」

※ビデオをご覧になるにはWindows Media Playerが必要です。同ソフトがインストールされていない場合には、Microsoft 社のサイトからWindows Media Playerをダウンロード(無償)してください

※なお、このビデオは愛知県衛生研究所のウェブページからもご覧いただくことができます。

愛知県では新型インフルエンザ対策としてどんなことをしているの?

 愛知県では、新型インフルエンザ対策を関係部局や関係機関が連携して総合的に進めるため、平成17年12月に知事を本部長とする愛知県新型インフルエンザ対策本部を設置しました。
 また、愛知県新型インフルエンザ対策行動計画を策定し、この計画に基づいて、さまざまな対策を進めています。

 愛知県新型インフルエンザ対策行動計画について

新型インフルエンザ対策総合訓練

 愛知県では、新型インフルエンザの発生に備え、国や関係機関との連携を強化し、また、現在の愛知県の対策を検証してより実践的な内容に見直しをするため、平成21年1月13日(火)に国と共催で新型インフルエンザ対策総合訓練を実施しました。

 新型インフルエンザ対策総合訓練(平成21年1月13日(火)実施)

新型インフルエンザ対策総合訓練の報告書

関連リンク

お問い合わせ

愛知県 健康福祉部 健康担当局健康対策課

E-mail: kenkotaisaku@pref.aichi.lg.jp