県内で販売された栃木県産腐葉土からの放射性物質の検出について

本県では、農林水産省から平成23年8月1日に「放射性セシウムを含む肥料・土壌改良資材・培土の暫定許容値の設定について」の通知を受け、市町村、農業者団体、県内肥料製造業者（706件）に対し、暫定許容値を超える肥料等の使用禁止と暫定許容値を超えていないことを確認した上での製造・販売すること等について通知したところですが、　9月1日、園芸資材卸売業の太田産業（豊川市小坂井町）から、栃木県産腐葉土から放射性セシウムが検出されたと連絡がありましたのでお知らせします。

　　太田産業

　　豊川市小坂井町欠山85番地5

　　TEL：（0533）78－3888

検査機関：株式会社　静環検査センター（静岡県藤枝市高柳2310）

測定日：平成23年8月24日

検査結果：セシウム134 28,000Bq/kg セシウム137 32,800 Bq/kg合計60,800 Bq/kg

（腐葉土における放射性セシウムの暫定許容値： 400 Bq/kg）

　有限会社美好園芸（栃木県鹿沼市）

　栃木県が調査中で9月5日以降に判明

　【別表】参照

「完熟腐葉土」（14リットル入り）450袋

「100％有機質腐葉土」（20リットル入り）50袋

「腐葉土」（7リットル入り）50袋    

太田産業が小売店に販売した期間　平成23年4月上旬から8月上旬

太田産業では、放射性物質が検出された事業者の腐葉土については、新聞報道等により8月上旬から販売を自粛、商品の回収に努めており、現在、小売店での販売は行われていない。

文部科学省の健康相談ホットライン(放射線及び放射線影響に知見を有する相談員による相談窓口)に確認したところ「今回の数値で人への外部被ばくの影響はない」との回答を得ております。

 (1)          この腐葉土を販売していた小売店に対して、1　暫定許容値以上であったことを店頭　            に表示すること、2　自主回収をすること　の2点を要請。

 (2)        太田産業の在庫の腐葉土からサンプルを取り放射性セシウム検査を実施。

 (3)        相談窓口の設置（午前9時～午後5時30分）

【腐葉土の取扱い関係】

　　　農林水産部農業経営課　052－954－6408

　　　　            　　　　　　　　　　052－954－6409

【健康相談関係】

       文部科学省　健康相談ホットライン　0120－755－199