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犬におけるエキノコックス症の発生について

ページID:0369573 掲載日:2021年11月29日更新 印刷ページ表示

犬におけるエキノコックス症の発生について

 平成26年4月4日付けで1例(捕獲場所:阿久比町)、平成30年3月27日付けで3例(捕獲場所:阿久比町、南知多町、及び知多市)、「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律(感染症法)」に基づき犬の獣医師によるエキノコックス症を診断した旨の届出がありました。

 動物のエキノコックス症は、犬のみを対象とした感染症法に基づく獣医師の届出対象疾病で、人と動物に共通する感染症ですが、適切に予防すれば人への感染の危険性はありません。

犬の飼い主の方へ

エキノコックスは、もともと北海道のキタキツネにいる寄生虫で、主にキツネと野ねずみの間で広がっています。

しかし、動物の他、人にも感染する人獣共通感染症であり、エキノコックスに感染したキツネや犬の糞便に汚染された食物や水などを介し、偶発的に人が虫卵を飲み込むことにより感染することがあります。

人のエキノコックスの感染を予防するため、犬を飼っている方は、飼い犬にエキノコックスを感染させないようにすることが重要です。

犬への感染経路は?

 犬は、エキノコックスに感染した野ねずみを食べることにより感染します。

 犬が虫卵を直接摂取しても感染しません。

飼い犬に感染させないために

 犬がエキノコックスに感染する場合は、感染した野ねずみを食べた場合です。

 放し飼いや、散歩中に放すことの無いようにしてください。

 また、拾い食いをさせないようにしてください。

飼い犬がエキノコックスに感染していないか心配な場合は

 飼い犬のエキノコックスの感染が心配な場合等には、かかりつけの獣医師に相談してください。

 なお、犬に感染があった場合は、駆虫薬で駆除することができます。

エキノコックスの人への感染予防法

  •  野山に出かけ、帰ったときはよく手を洗うこと。
  •  野犬や野生動物にはむやみに触れないこと。触れた場合は、よく手を洗うこと。
  •  衣服や靴についた泥はよく落とすこと。
  •  沢や川の生水は飲まないこと。
  •  山菜や野菜、果物等はよく洗ってから食べること。
  •  犬の放し飼いをしないこと。犬の糞便は適切に処理すること。