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消化器外科部

消化器外科部紹介

 消化器外科部は愛知県がんセンター開院以来、臨床の中核として消化器がんの外科治療に専念してきました。これまで、上部消化管・下部消化管・肝胆膵グループに分かれて日々の診療・研究を行ってきました。2011年4月からは胸部外科から食道グループが編入され、食道がん・胃がん・大腸がん・肝胆膵がんの4診療グループとなって消化器がん全般の外科診療を行っております。院内では消化器内科部・内視鏡部・放射線診断部・放射線治療部・薬物療法部と日頃から連携し精度の高い診断と効果のより優れた治療を提供できるよう日々の診療に当たっております。腹腔鏡下手術等の低侵襲・機能温存手術から拡大根治手術まで幅広く、症例ごとに最善で安全な手術をスタッフ・レジデントが一丸となって行っております。

スタッフ紹介

清水 泰博
清水 泰博
(しみず やすひろ)
部長

患者さんへのことば

 皮膚が黄色くなる黄疸では、肝臓、胆嚢、胆管や膵臓に病気ができていることが多くあります。そのような場所にできる悪性腫瘍の外科治療を専門にしています。地域がんセンターとして、最高の医療が提供できるように日々努力しています。

資格

日本外科学会(指導医・専門医)、日本消化器外科学会(指導医・専門医)、日本肝胆膵外科学会高度技術指導医、日本消化器病学会(指導医・専門医)、日本胆道学会認定指導医

伊藤 誠二
伊藤 誠二
(いとう せいじ)
手術部長

患者さんへのことば

 胃がんの外科治療を専門にしています。一口に胃がんの外科治療とはいっても、ほぼ手術単独で根治が見込まれる早期がんから、手術だけでは治癒が望めないような進行がんまで、さまざまです。それぞれの患者さんにとって最も適切な治療法を患者さんとよく相談しながら、一緒に考えていきたいと思います。また、一方で、愛知県がんセンター研究所のスタッフや全国の胃がんを専門とする病院とも連携し、胃がんの新しい診断や治療の開発にも力を入れています。

資格

日本外科学会指導医、日本消化器外科学会専門医、日本内視鏡外科学会技術認定医

小森 康司
小森 康司
(こもり こうじ)
医長

患者さんへのことば

 大腸がんの外科治療を専門としています。癌の進行度に応じ、根治度を損なわず、かつ術後のQOLを考慮した手術を基本とし、患者さんに安全かつ最高の医療を提供できるよう努めております。

資格

日本外科学会(指導医・専門医・認定医)、日本消化器外科学会(指導医・専門医・認定医)、日本大腸肛門病学会(指導医・専門医)、日本消化器病学会専門医、日本がん治療認定医、日本消化管学会(指導医・専門医・認定医)、日本がん治療認定医機構暫定教育医、日本ストーマ・排泄リハビリテーション学会ストーマ認定士、インフェクションコントロールドクター(ICD)、外国人医師臨床修練指導医

安部 哲也
安部 哲也
(あべ てつや)
医長

患者さんへのことば

 食道癌治療を専門にしています.安全で合併症の少ない手術を目指すとともに、他科との協力のもと、集学的治療(手術療法、放射線、化学療法)を行い、個々の患者さんに対して最善の治療を提供できるよう努力しています。

資格

日本外科学会(指導医・専門医)、日本消化器外科学会(指導医・専門医)、日本消化器病学会専門医、食道科認定医、食道外科専門医、日本内視鏡外科学会技術認定医、日本食道学会評議員

千田 嘉毅
千田 嘉毅
(せんだ よしき)
医長

患者さんへのことば

 肝臓、胆管、胆嚢、膵臓にできる悪性腫瘍を専門としています。この領域の外科手術は一般に手術時間が長く、患者さんの負担も大きいものです。正確な診断と適切な治療法の選択を基に、安全な手術を行うように努めています。

資格

日本外科学会(指導医・専門医)、日本消化器外科学会(指導医・専門医)、日本肝胆膵外科学会高度技能指導医

三澤 一成
三澤 一成
(みさわ かずなり)
医長

患者さんへのことば

 胃の悪性腫瘍の外科手術を専門にしています。胃の悪性腫瘍の多くが胃がんで占められていますが、その他に頻度は低いのですが悪性リンパ腫、胃間葉系腫瘍(GIST)、カルチノイドなどがあります。これらの疾患も外科治療の適応となることが多く、これらの疾患に対して腹腔鏡を用いた低侵襲手術による治療から他科との協力による集学的治療(手術+放射線、化学療法など)まで、個々の患者さんの病態に即した最善な治療が行えるよう努力しています。 

資格

日本内視鏡外科学会技術認定医、日本外科学会専門医、日本消化器外科学会(専門医・指導医)

伊藤 友一
伊藤 友一
(いとう ゆういち)
医長

患者さんへのことば

 胃がんの外科治療を専門としています。胃がんといっても早期の症例からかなり進行した症例まで患者さんによって様々です。患者さん個々に最適な治療法をわかりやすく説明し、十分理解していただいた上で安心して治療を受けていただけるように心がけています。また、学会活動や共同研究を行って、根拠に基づいた質の高い医療を提供できるよう努めています。

資格

日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医、日本内視鏡外科学会技術認定医、消化器がん外科治療認定医

木下 敬史
木下 敬史
(きのした たかし)
医長

患者さんへのことば

 大腸がんの外科治療を専門としています。大腸癌といってもその部位、進行度によって治療方法も様々です。安全で質の高い手術治療を目指すとともに、それぞれの患者さんに対して最善の医療を提供できるように努力しています。

資格

日本外科学会専門医、日本内視鏡外科学会技術認定医、日本がん治療認定医

植村 則久
植村 則久
(うえむら のりひさ)
医長

患者さんへのことば

 食道がんの外科治療を専門としています。食道がんは病気の状況や患者さんの体力などで治療方法が大きく異なります。患者さん個々により最良と思われる治療方法をわかりやすく説明し、十分ご理解いただいた上で診療をすすめるように努めております。

資格

日本外科学会(指導医・専門医)、日本消化器外科学会(指導医・専門医)、消化器がん外科治療認定医、食道科認定医

夏目 誠治
夏目 誠治
(なつめ せいじ)
医長

患者さんへのことば

 肝胆膵外科を専門としています。この領域の悪性腫瘍は、病態、治療ともに複雑で理解しづらいものですが、わかりやすく説明し緻密な手術を行うようにしています。わからないことがあれば気軽にご相談ください。

資格

日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医、消化器がん外科治療認定医

大城 泰平
大城 泰平
(おおしろ たいへい)
医長

患者さんへのことば

 大腸がんの外科治療を専門としています。安全で確実な手術を行うことと、患者さん、ご家族へのわかりやすい説明を心がけています。医療スタッフと力を合わせてがんを克服しましょう。

資格

日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医、消化器がん外科治療認定医

川上 次郎
川上 次郎
(かわかみ じろう)
医長

患者さんへのことば

 食道がんの外科治療を専門としています。食道がんの治療にはチーム力が重要です。外科、内科、看護師、栄養士、嚥下訓練、リハビリなど、全員の力を集結させ、みなさまに最高の医療が提供できるよう日々努力して参ります。また、食道がんの治療を通してそれぞれの分野で輝ける人材の育成にも取り組んで参ります。

資格

外科学会専門医

大内 晶
大内 晶
(おおうち あきら)
シニアレジデント

患者さんへのことば

 消化器癌の外科治療を担当させていただいております。スタッフの先生方と共に安全で質の高い手術治療を提供していきたいと思っております。よろしくお願いします。

資格

日本外科学会専門医、日本消化器外科学会専門医、消化器がん外科治療認定医、日本がん治療認定医、インフェクションコントロールドクター(ICD)

筒山 将之
筒山 将之
(つつやま まさゆき)
シニアレジデント

患者さんへのことば

 消化器癌の診療に携わっています。患者さんに対し最良の医療が提供できるよう努力してまいります。

資格

日本外科学会専門医

細井 敬泰
細井 敬泰
(ほそい たかひろ)
シニアレジデント

患者さんへのことば

 手術を中心とした消化器癌の外科診療に携わっています。地域がんセンターの一員として、患者さんに対し最良の医療が提供できるように努力してまいります。宜しくお願い致します。

資格

日本外科学会専門医

重吉 到
重吉 到
(しげよし いたる)
シニアレジデント

患者さんへのことば

 消化器癌の治療に至る過程、手術について勉強し、より良い治療を生み出すために行われている研究等を知る為に参りました。 限られた時間の中で多くを学び、皆様のお役に立てる様に努力したいと思っています。 宜しく御願い致します。

資格

日本外科学会専門医

赤澤 智之
赤澤 智之
(あかざわ ともゆき)
レジデント

患者さんへのことば

 消化器癌の診断、治療を中心に日々研鑽を積んでいます。一人一人の患者さんに合った最良の医療が提供できるよう、努力していきたいと思います。よろしくお願い致します。

林 大介
林 大介
(はやし だいすけ)
レジデント

患者さんへのことば

 平成27年4月より勤務しております。手術を中心に消化器がんの診療に携わっています。まだまだ若輩者ではございますが、少しでも皆様のお役に立てるよう日々精進して参りますので何卒よろしくお願い致します。

資格

日本外科学会専門医

田中 秀治
田中 秀治
(たなか ひではる)
レジデント

患者さんへのことば

 平成28年4月より勤務しております。当院で研鑽を積む機会を頂き、大変感謝しております。常に感謝の気持ちを忘れず、少しでも皆様のお役に立てる様、また最善の医療を提供できる様に日々努力してまいります。何卒よろしくお願いいたします。

診療内容

消化器がんの外科治療を中心とした診療を行っています。次の4グループに分かれ、相互に連携を取りあいながら診療を行っています。

食道外科グループ(安部、植村、川上)

 当院では食道がんの進行度と患者さんの全身状態を考慮して,消化器内科医,放射線治療医,薬物療法医,食道外科医とカンファレンスを行い,その総意に基づいて最も妥当と思われる治療法を勧めています。治療法は科学的根拠に基づいた標準治療を行っていますが,手術前化学放射線療法や化学放射線療法後遺残に対するサルベージ手術,cT3までの食道がん症例に対しては胸腔鏡下食道切除術などまだ研究段階にある治療にも対応しています。
 食道がんの代表的な治療法には内視鏡治療,外科治療,放射線治療および抗がん剤治療があります.そのうち外科治療の対象になる方は内視鏡治療では根治できない方で,がんが周囲の臓器に浸潤していない,他臓器への転移を認めない,身体機能が外科治療に耐えられるという条件が満たされていなければいけません。食道がんはリンパ節転移が頚部から腹部まで広範囲に及びますので,頚部,胸部,腹部の3領域にわたるリンパ節郭清とともにがんを含めた食道の切除再建を行います。手術には6〜7時間が必要です。手術後退院に3〜4週間を要します。私たちの2000年から2008年までの手術成績は5年生存割合が病期I 81% 病期II 75%,病期 III 51%,病期 IV 26%となっています。
 また全国的な多施設共同研究を行い,新しい食道がん治療法の確立にも努めています。

胃外科グループ(伊藤(誠)、三澤、伊藤(友))

 グループのスタッフ3名全員が日本内視鏡外科学会が審査する技術認定を取得しており、Stage Iの胃がんを中心に安全で確実な腹腔鏡下手術を提供しています。また、からだに優しい手術として、腹腔鏡下の幽門側胃切除術・胃全摘術だけなく、胃の切除範囲をできるだけ小さくして機能を温存する、腹腔鏡下幽門保存胃切除術や腹腔鏡下噴門側胃切除術も積極的に行っています。最近は、さらにきずの少ないReduced Port Surgery(減創腹腔鏡手術)やロボット支援腹腔鏡下手術(ダヴィンチ手術)も導入し、患者さんの状況やご希望に応じて適切な術式を選択していただけるようになりました。
 高度進行胃がんに対しては、リンパ節を摘出する範囲を広げたり、抗がん剤を術前・術後に併用することによって、さらなる治療成績の向上をめざしています。近年は、手術前に抗がん剤治療を行うことにより、ほかの病院では手術ができないと判断された患者さんでも手術で切除できるようになることもありますので、ご相談ください。
 胃の悪性リンパ腫や間葉系腫瘍(GIST等)など、胃がん以外の疾患の治療も行っており、どの疾患も消化器内科、内視鏡部、薬物療法部など、他部門と連携しながら、病院全体として治療方針を統一し、さらに患者さんご自身のお考えやご希望をお聞きしながら、納得して治療を受けていただけるように努めています。

大腸外科グループ(小森、木下、大城)

 大腸がん(結腸がんと直腸がんに分かれます)の外科治療として、根治性を最優先した拡大手術、術後の機能障害を少なくすることに重点を置いた機能温存手術(特に肛門を温存する術式:ISR)、患者さんの手術負担をできるだけ抑えた縮小手術を行っています。がんの進行度と患者さんの全身状態などを考慮して、消化器内科医と相談しながら個々の患者さんにとって最も良いと考えられる手術をお勧めするようにしています。
 がんの広がりの少ない早期がんや内視鏡的治療が困難な大きなポリープに対して積極的に腹腔鏡下手術を行っております。
 大腸がんが転移・再発した場合(お腹の中や骨盤の中など局所の再発、肝臓や肺への転移など)には、抗がん剤療法と放射線療法の適応をみながら、外科療法を積極的に選択しています。
 また、全国的な臨床試験に参加し、多施設で協同して新たな大腸がん治療法の確立に努めています。

肝胆膵外科グループ(清水、千田、夏目)

 難治癌である膵がんの治療では、膵切除後に補助化学療法(抗がん剤投与)を施行することで治療成績は大幅に改善しました。治癒切除が得られるかどうかの進行症例に対しては、術後成績向上を目指して抗がん剤(+放射線照射)を行った後に切除を行う臨床試験を施行中です。
 胆嚢・胆管がんは現在でも早期発見が難しく、診断時にはある程度進行している患者さんがほとんどです。正確な術前診断に基づき合理的な手術を積極的におこなっています。
 転移性肝がん(大腸癌肝転移)では積極的な外科治療によって、長期生存する人が増えてきました。最近では肝切除と新規抗がん剤を組み合わせて治療することで治療成績が向上しています。
 原発性肝がんに対しては、肝硬変合併例が多いので、肝機能の程度や腫瘍の部位・大きさによって、切除範囲の選択を行い、また放射線科医や内科医の協力のもとに超選択的肝動脈塞栓術、ラジオ波焼灼、経皮的エタノール注入法等の方法を併用して良好な治療成績を得ています。

外来診療

診療実績

食道外科グループ手術件数

術式 2013 2014 2015
食道切除術 82 82 81
 開胸手術 40 40 25
 胸腔鏡手術 35 35 48
 その他(食道抜去、縦隔鏡など) 7 7 8
食道バイパス術 2 1 4
再建胃管がん 1 1 2
その他 31 31 34
合計 116 115 121

胃外科グループ手術件数

術式 2013 2014 2015
開腹胃全摘 41 30 37
開腹噴門側胃切除 0 0 1
開腹胃切除(幽門側胃切除・幽門保存胃切除) 50 46 44
腹腔鏡下胃全摘・噴門側胃切除 2 12 14
腹腔鏡下幽門側胃切除・幽門保存胃切除 51 52 57
ロボット支援腹腔鏡下胃全摘・胃切除 4
審査腹腔鏡 28 20 25
その他 59 45 41
231 205 223

大腸外科グループ手術件数

術式 2013 2014 2015
結腸切除術(開腹/腹腔鏡) 82/41 66/56 46/41
直腸切除術(開腹/腹腔鏡) 88/19 23/48 48/29
究極の肛門温存手術(ISR) 10 6/3 8/5
直腸切断術 15 13/1 13/0
骨盤内臓全摘術 6 5 8
その他(人工肛門等) 71 92 121
332 313 319

肝胆膵外科グループ手術件数

  2013 2014 2015
膵臓 65 66 71
[膵がん] [43] [36] [43]
[他の膵腫瘍] [22] [30] [28]
肝臓 41 63 46
[肝細胞がん] [16] [19] [14]
[転移性肝がん] [25] [44] [32]
胆道がん 16 21 29
[胆管がん] [9] [8] [18]
[胆のうがん] [3] [5] [2]
[十二指腸乳頭部がん] [4] [8] [9]
[胆のう疾患(胆のう腺筋症・胆石症等)] 20 11 15
142 161 161
術式 2013 2014 2015
膵切除 74 70 86
[膵頭十二指腸切除] [42] [41] [52]
[膵体尾部切除] [20] [14] [23]
[膵中央切除] [3] [5] [0]
[膵全摘] [4] [4] [3]
[腹腔鏡下膵切除] [5] [6] [8]
肝切除 51 73 56
[葉切除以上] [20] [23] [19]
[区域切除] [10] [12] [6]
[部分切除] [14] [33] [29]
[腹腔鏡下肝切除] [7] [5] [2]
胆のう摘出術 19 14 14
[腹腔鏡下手術] [30] [7] [11]
その他 12 4 5
156 161 161

研究・学会活動

 臨床面では食道、胃、大腸、肝・胆・膵の各グループがいくつかの厚労省の班研究に参加し、また全国レベルの研究グループ(JCOG:日本臨床腫瘍研究グループなど)に参加して、治療成績の向上を目標に研究を行っています。基礎研究では研究所や名古屋大学工学部と連携して病理学的、遺伝子学的、分子生物学的および医療応用画像研究を行っており、その成果は臨床に還元されているもの(腹腔洗浄液中のPCR細胞診など)もあります。

治験・臨床試験

食道外科グループ臨床試験

  • JCOG1109:臨床病期IB/II/III食道癌(T4 を除く)に対する術前CF療法/術前DCF療法/ 術前CF-RT療法の第III相比較試験
  • JCOG1409:臨床病期I/II/III食道癌(T4を除く)に対する胸腔鏡下手術と開胸手術のランダム化比較第III相試験
  • 食道癌患者を対象としたS-588410の第3相臨床試験

胃外科グループ臨床試験

  • JCOG1104
    病理学的StageII胃がんに対するS-1術後補助化学療法の期間短縮の意義を検討する試験
  • JCOG1401
    StageI胃癌に対する腹腔鏡下胃全摘術および腹腔鏡下噴門側胃切除術の安全性を検証する試験
  • CCOG1303
    フッ化ピリミジン系抗がん剤含む初回治療に抵抗性を示した切除不能または進行再発胃癌に対する早期減量を考慮した二次治療としてのnab-paclitaxel単独療法に関する試験
  • CCOG1402
    StageIV胃癌切除症例を対象としたカペシタビン+シスプラチン(+トラスツマブ)療法に関する試験
  • CCOG1403
    切除不能胃癌に対するconversion surgeryの意義に関する試験
  • START-2
    StageVの治癒切除胃癌に対する術後補助化学療法としてのTS-1+Docetaxel併用療法とTS-1単独療法を比較する試験
  • REDUCED2
    D2郭清を伴う胃切除後、ドレーンアミラーゼ高値症例を対象に予防的抗菌剤投与延長の術後腹腔内感染性合併症に対する予防性に関する試験
  • JLSSG 0901
    進行胃癌に対する腹腔鏡下手術と開腹手術の安全性と根治性に関する試験
  • GIST-NAC
    大型の胃GIST(10cm以上)に対する術前イマチニブ療法に関する試験
  • 食道胃接合部癌試験(食道学会・胃癌学会合同研究)
    食道胃接合部癌に対する縦隔リンパ節および大動脈周囲リンパ節の郭清効果を検討する試験
  • GAPS study
    根治切除可能な漿膜浸潤を伴う胃癌に対する周術期化学療法(TS-1+パクリタキセル経静脈・腹腔内投与併用療法)に関する試験

大腸外科グループ臨床試験

結腸癌に関する臨床試験
  • JCOG0910(CAPS)
    StageIII治癒切除大腸癌(盲腸から上部直腸Raまで)に対する術後補助化学療法としてのCapecitabine療法とS-1療法との第V相比較臨床試験
  • TRICC0807
    治癒切除結腸癌(直腸S状部を含む)StageIIIを対象としたフッ化ピリミジン系薬剤を用いた術後補助化学療法の個別化治療に関するコホート研究
  • JCOG1006(NTIT study)
    大腸癌切除における適切な切除手順に関するランダム化比較試験
  • JCOG1007(iPACS)
    治癒切除不能進行大腸癌に対する原発巣切除の意義に関するランダム化比較試験
  • JCOG1107
    治癒切除不能進行大腸癌の原発巣切除における腹腔鏡下手術の有用性に関するランダム化比較第V相試験
  • 結腸癌の至適切離腸管長に関する前向き研究
    結腸癌における領域リンパ節の範囲を明らかにして、至適切離腸管長の基準を確立することを目的とする。
  • N-SOG08:StageV結腸癌治癒切除例におけるTS-1術後補助化学療法の至適投与スケジュールに関する無作為化第U相試験
    StageV結腸癌治癒切除例に対するTS-1術後補助化学療法の4週投与2週休薬と2週投与1週休薬レジメンを比較し、至適投与法を検討する。
直腸癌に関する臨床試験
  • SOX+RT
    局所進行株直腸癌に対するS-1+L-OHPを同時併用する術前化学放射線療法の臨床第T相試験
  • N-SOG02
    切除可能な局所再発直腸癌に対する術前化学療法としてのmFOLFOX6+BV療法前期・後期第U相臨床試験
  • 低位前方切除術における一時的人工肛門造設に関する多施設共同前向き観察研究
    低位前方切除術において、規定された統一の評価基準に基づく前向き調査を行い、縫合不全発症とDiverting stoma造設有無の関連を検討。
  • 待機的大腸がん手術の閉創における真皮縫合の手術部位感染症(Surgical Site Infection: SSI) 抑制効果に関する研究
    清潔汚染創、汚染創における閉創で、真皮縫合の手術部位感染症(Surgical Site Infection: SSI)抑制効果を明らかにする。
  • 肛門温存困難な肛門近傍の局所進行下部直腸癌に対する術前術後FOLFOX療法併用肛門括約筋部分温存手術(ISR)のランダム化第U/V相比較試験
    肛門近傍の局所進行下部直腸癌の標準的治療であるISR手術先行治療に対して、術前化学療法+ISR+術後化学療法が、局所再発を含む再発率を改善しうるか否かを検証。
  • 切除可能な直腸癌術後骨盤内再発の術前補助化学療法を用いた第II相臨床試験
    根治切除が行えても予後が不良である切除可能な直腸癌術後骨盤内再発例に対する、術前補助化学療法としてのFOLFOX+cetuximab 療法(KRAS野生型)とFOLFOX療法(KRAS変異型)の有効性と安全性を評価。
  • 肛門近傍の局所進行下部直腸癌に対する術前FOLFOX療法の治療反応性予測に関する研究
    術前FOLFOX療法の効果を治療前に予測可能か明らかとすること、すなわち治療前内視鏡下生検組織内における幹細胞マーカーや血管新生因子(CD133、COX-2等)の発現、あるいは宿主反応としてのCD8陽性リンパ球の腫瘍内密度の程度などが、術前FOLFOX療法の効果を予測するパラメーターとなりうるか明らかにする
結腸+直腸癌に関する臨床試験
  • 1,000μ以深SM癌転移リスクの層別化(多施設共同研究)
    pSM癌を病理学的検討からさらに細分化する。
  • 大腸癌腹膜播種のGrading(多施設共同研究)
    腹膜播種のgradingの妥当性を再評価する。
  • 2cm以下の浸潤大腸癌の臨床病理学的因子(多施設共同研究)
    2cm以下のpMP癌の臨床病理学的因子を再評価する。
  • 大腸癌治癒切除術施行症例における術中腹腔洗浄細胞診の有用性に関する多施設共同前向き研究
    術前cStage II ~ cStage IIIと診断された大腸癌手術症例において,術中腹腔内洗浄細胞診の有用性に関する前向き調査を行い,予後因子となるかを検討する。
  • 大腸癌治癒切除後の予後予測ノモグラムの開発
    日本のデータをもとに、日本独自の「大腸癌治癒切除後の予後予測のためのノモグラム」を作成し、日本の実地臨床への導入の実現可能性とその有用性・問題点を検討する。
  • 家族性大腸腺腫症(FAP)に関する後方視的多施設研究
    大腸癌研究会家族性大腸癌委員会における委員施設の症例を集計し、その分析結果に基づき、本邦におけるFAPの臨床像や治療内容の実情・問題点を明らかにすることを目的とする。
  • ヒトゲノムおよびプロテオームテーラーメード医療の実用化に関する研究
    ステージIII治癒切除大腸癌のパラフィン包埋切除標本腫瘍部に免疫染色を行い、結腸癌腫瘍部DNAミスマッチ修復蛋白発現(MMR)所見を臨床情報と比較し、日本人に当てはまるか確認する。また、プロテオーム解析技術を上記試験患者のパラフィン包埋切除標本に応用し、新たな予後因子および補助化学療法の効果予測因子に関する探索的解析および有用性の確認を行う。
肛門管癌に関する臨床試験
  • JCOG0903
    臨床病期U/V肛門管扁平上皮癌、類基底細胞癌に対するS-1+MMCを同時併用する根治的化学放射線療法の臨床第T/U相試験
大腸癌肝転移に関する臨床試験(肝胆膵グループと重複)
  • JCOG0603
    大腸癌肝転移切除後患者を対象としたmFOLFOX6と手術単独によるランダム化II/III相試験
  • TRICC0808
    大腸癌肝転移(H2,H3)に対するmFOLFOX6+BV療法後の肝切除の有効性と安全性の検討 第U相比較
  • 大腸癌肝転移に対する化学療法に伴う肝障害に関する研究
    大腸癌肝転移再肝切除患者を対象に、大腸癌肝転移再肝切除前に行われた化学療法に伴う肝障害が再肝切除後合併症に与える影響についての調査研究を行う。病理学的肝障害が再肝切除後合併症の増加に寄与している場合には再肝切除前肝生検の必要性について評価を行う。

肝胆膵外科グループ臨床試験(多施設共同研究)

膵がんに関する臨床試験

2000.4- 厚生省班研究助成金 「共通プロトコールに基づいた膵がん外科治療の評価法に関する研究」切除可能膵頭部癌に対する拡大、標準手術の第III相臨床試験 
2002.4-  厚生労働省がん研究助成金 「胆膵がんに対する術中放射線療法の有効性評価に関する多施設共同研究」治癒切除膵がんに対する術中照射療法の有効性評価のための多施設共同第3相比較試験
2007.1- Japan Adjuvant Study Group of Pancreatic Cancer (JASPAC) 「膵がん切除後の補助化学療法における塩酸ゲムシタビン療法とS-1療法の第III相比較試験 (JASPAC 01)」
2011.7-  Japanese Study Group of Adjuvant Therapy for Pancreatic Cancer (JSAP) 「膵がん切除患者を対象としたゲムシタビンとS-1の併用療法(GS療法)をゲムシタビン単独療法と比較する術後補助化学療法のランダム化第III相試験 (JSAP-04) 」
2012.7- 「膵頭十二指腸切除術後の麻痺性イレウスに対するツムラ大建中湯の有効性に関する検討-多施設共同による二重盲検無作為化比較第II相臨床試験 (JAPAN-PD Study)
2012.10- Japan Adjuvant Study Group of Pancreatic Cancer (JASPAC) 「Borderline resectable膵癌に対する術前S-1併用放射線療法の第U相試験(JASPAC05)」
2013.4-  Study group of preoperative therapy for pancreatic cancer(PREP)、Japanese Study Group of Adjuvant Therapy for pancreatic Cancer(JSAP) 「膵癌術前化学療法としてのGemcitabine+S-1 療法(GS 療法)の第U/V相臨床試験(Prep-02/JSAP-05)」
2013.10-  Japan Clinical Oncology Group(JCOG) 「根治切除後胆道癌に対する術後補助療法としてのS-1療法の第III相試験(JCOG1202)」

胆管がんに関する臨床試験

2007.7- Nagoya Surgery Support Organization  「胆管癌切除例に対するゲムシタビン補助療法施行群と手術単独群の第III相比較試験 (BCAT)」

大腸がん肝転移に関する試験

2004.9- Japan Clinical Oncology Group (JCOG) 大腸外科グループ 「大腸癌肝転移切除後患者を対象としたフルオロウラシル/ l-ロイコボリンとオキサリプラチン併用補助化学療法(mFOLFOX6) vs. 手術単独によるランダム化II/III相試験 (JCOG0603)」
2010.6- 大腸癌肝転移(H2,H3)に対するmFOLFOX6+BV((bevaciizumab))療法後の肝切除の有効性と安全性の検討

その他

2014.3- 日本肝胆膵外科学会 国際胆道炎特別研究プロジェクト委員会 「急性胆道炎のベストプラクティス探求に関する日本台湾国際共同研究:急性胆管炎」

公開中の治験

研究課題名 食道癌患者を対象としたS-588410の第3相臨床試験
概要 対象となる疾患 食道癌
使用される薬の名称 S-588410(注射薬)
実施方法
(研究デザイン)
V相
患者選択基準 20歳以上の方・食道癌に対して術前補助療法後、根治的切除をされた方・手術時の検体の病理検査にて、リンパ節転移陽性が確認された方・治験薬投与開始後12週間は毎週来院が可能な方
治験責任医師等 安部 哲也
被験者募集 症例数 5 症例
募集期間 2015 年 4 月 1 日 〜 2017 年 5 月 31 日

平成28年5月改訂

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