愛知県衛生研究所

県内病院・診療所の医師の皆様へ麻しん患者調査事業を実施しています

2016年2月1日

麻しんは非常に感染力の強い疾病で、一部は脳炎あるいは肺炎の発症や死亡など重篤な経過をたどります。我が国においては、平成19年に10代及び20代を中心とした年齢層で麻しんが大流行し、国は麻しん対策を強化するため、同年「麻しんに関する特定感染症予防指針」(平成24年12月14日一部改正)を策定し、予防接種対象者を拡大するなどの施策を推進してきました。こうした取り組みの結果、平成27年3月27日には「麻しんに関する特定感染症予防指針」の目標であった世界保健機関(WHO)による麻しん排除が認定されました。

しかしながら、海外からの輸入感染例の発生はいまだ報告されており、今後も麻しんの排除状態を維持するため、引き続き積極的な対応が求められています。

愛知県では医師会と連携し、県内の全ての麻しん症例を迅速に把握し、適切かつ有効な感染症拡大防止対策の実施に資することを目的とし、平成20年1月から「愛知県麻しん患者調査事業」を実施してまいりました。

これまでに、医療機関の皆様からご提供いただきました情報が感染拡大、予防対策につながり、平成26年8月以降は県内で新たな患者の発生はありません。

医療機関の先生方には何かとお忙しいこととは存じますが、この事業の趣旨をご理解の上、引き続きご協力を賜りますようお願いします。

「愛知県麻しん患者調査事業実施要領」が平成27年12月28日に改正されました。届出様式等は最新のものをお使いください(麻しん発生届及び調査票(麻しん患者調査報告書)[PDF 227KB])。

報告対象医療機関

愛知県内の全医療機関に報告をお願いします。

麻しん患者の報告方法

患者発生報告の情報還元

検査の実施

原則として、全例について、愛知県衛生研究所又は名古屋市衛生研究所においてウイルス遺伝子検査を行いますので、最寄りの保健所に検体のご提出をお願いします。

麻しん患者調査事業実施機関
(公社)愛知県医師会
(一社)名古屋市医師会
愛知県小児科医会
愛知県
名古屋市
豊橋市
岡崎市
豊田市

参考資料

  1. 麻しん発生届及び調査票(麻しん患者調査報告書)[PDF 227KB]
  2. 麻しん患者発生報告状況
  3. 麻しん・成人麻しん患者発生報告数(平成13年から18年、愛知県・全国)[PDF 30.6KB]
  4. 麻しん届出基準(平成27年5月12日、厚生労働省通知抜粋)[PDF 14.2KB]
  5. 「愛知県麻しん患者調査事業実施要領」(平成27年12月28日施行)[PDF 272KB]
  6. 愛知県における「麻しん全数把握事業」へのご協力について(お願い)
    (「愛知医報」平成19年2月1日号)[PDF 65.9KB]