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農業試験場構内風景

愛知県農業総合試験場

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高温および低温条件下における単為結果性トマト
‘ルネッサンス’の着果および果実肥大特性

大川浩司・菅原眞治・高市益行・矢部和則

園芸学研究 6(3):449-454(2007)
摘要:施設内における高温および低温条件が、単為結果性トマト‘ルネッサンス’の着果および果実肥大特性に及ぼす影響について検討した。
日最高気温の平均値が39.2℃の高温条件において、‘ルネッサンス’は単為結果性の安定した発現により100%着果し、発育不良果の発生もみられなかった。同条件において、非単為結果性トマト‘桃太郎ヨーク’は受精できず、4CPA液の処理なしでは果実が正常に肥大しなかった。一方、日最低気温の平均値が5.9℃の低温条件においても、‘ルネッサンス’は単為結果性の安定した発現により100%着果し、発育不良果も発生しなかった。同条件における‘桃太郎ヨーク’は、受精が不完全となって、発育不良果が61%発生し、果実の正常な肥大には4CPA液の処理が不可欠であった。
上述したような高温および低温条件において、‘ルネッサンス’は受粉や合成オーキシン処理を省略しても果実は正常に肥大したことから、非単為結果性トマトに比べて栽培適応性が広く、生産性の高い栽培が可能と考えられる。

キーワード:環境ストレス、pat-2、施設栽培
PDFファイル未掲載


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