ページの先頭です
メニューの終端です。
農業試験場構内風景

愛知県農業総合試験場

TEL:0561-62-0085
FAX:0561-63-0815


研究速報の目次へ戻る

凝集剤施用で代かきの濁り水を減らす

ライムソワーによる凝集剤の代かき同時散布
ライムソワーによる凝集剤の代かき同時散布
凝集剤を施用 土壌粒子が集まって沈んだ状態 24時間後の田面水の状態
凝集剤として塩化加里を
15〜30kg/10a施用
無処理 凝集剤施用
凝集剤により土壌粒子が沈む仕組み 24時間後の田面水の状態

 水田は、「コメ作り」という本来の目的の他に、雨水を貯めたり、水を浄化したりするなど、日々の生活や環境保全に重要な役割を果たしています。一方で、田植え前に行われる代かき水の落水により、濁り水が川や湖沼に流れ込み、問題となることがあります。
 そこで、濁り水防止技術の開発に取り組んだ結果、凝集剤として塩化加里を施用すると大きな効果がありました。
 大規模経営における実用化を考え、ブロードキャスターによる代かき前日散布、トラクター前部にライムソワーを装着し代かきと同時散布などの施用方法を実証しました。
(作物研究部)


試験場のトップへ
試験場のトップページへ戻る