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「2022年愛知県観光入込客統計」の調査結果について
愛知県では、本県への観光入込客の実態を把握し、今後の観光施策の推進を図る上での基礎資料とすることを目的に「愛知県観光入込客統計」調査を実施しています。
本調査は、観光庁が2009年12月に策定した「観光入込客統計に関する共通基準」(※)に基づき、2010年から実施しています。この度、2022年の調査結果を取りまとめましたので、お知らせします。
なお、2022年調査結果については、新型コロナウイルス感染症の影響により、数値は参考値となります。
(※)「観光入込客統計に関する共通基準」(2009年12月観光庁策定)
観光庁が、都道府県における観光入込客に関する統計「観光入込客統計」について、把握する項目の定義、調査方法、推計方法等に関する基準を共通化し、都道府県が相互に比較可能な信頼性の高い統計を作成することを目的として策定。
結果の概要
- 2022年において、愛知県を訪れた観光入込客数は、約9,363万人で、前年より約982万人増(前年比111.7%)となり、国内観光の回復傾向が窺えます。
- 増加した主な要因としては、コロナ禍の過去2年間で感染防止対策が進み、安心して観光を楽しめる環境が整備されたことに加え、行動制限のない大型連休や10月から始まった全国旅行支援等の観光需要喚起策による影響が考えられます。
- なお、新型コロナウイルス感染症の影響が出る前の2019年と比べると、2,491万人減(2019年比79.0%)となっており、依然として厳しい状況となっております。
調査概要
1. 調査期間
2022年1月1日から2022年12月31日まで
2. 調査対象
「観光地点」及び「行祭事・イベント」
「観光地点」については、次の1から3の要件を満たすもの、「行祭事・イベント」については、2及び3の要件を満たすものが調査の対象。
1. 非日常利用が多い(月1回以上の頻度で訪問する人数の割合が半分未満)と判断される地点であること。
2. 観光入込客数が適切に把握できる地点であること。
3. 前年の観光入込客数が年間1万人以上、又は前年の特定月の観光入込客数が5千人以上であること。
3. 調査方法
観光入込客統計調査[実人数]では、四半期ごとの「(1)観光地点等入込客数調査[延べ人数]」、「(2)観光地点パラメータ調査」及び観光庁から提供された「宿泊旅行統計調査」「訪日外国人消費動向調査(※)」等のデータにより、「観光入込客数」、「観光消費額単価」及び「観光消費額」を推計しています。
(※)観光庁が四半期ごとに実施しているが、2022年は新型コロナウイルス感染症の影響により、試算値として公表。
(1)観光地点等入込客数調査〔延べ人数・全数調査〕
県内の観光地点及び行祭事・イベントに訪れた人数を、四半期ごとに観光地点の管理者、行祭事・イベントの実施者等に対して市町村が調査。
観光地点数(2022年):491地点
(2)観光地点パラメータ調査〔サンプル調査〕
県内の観光地点10か所(各圏域2か所)を訪れた観光客を対象に、四半期ごとにアンケート調査を行い、属性別の構成比(観光目的、ビジネス目的、宿泊、日帰り、県内居住者、県外居住者等)、訪問地点数、観光消費額単価等について調査。
圏域 | 観光地点 |
---|---|
名古屋地域 | 名古屋港水族館(名古屋市港区) |
名古屋城(名古屋市中区) | |
尾張平野地域 | 犬山城下町(犬山市) |
愛・地球博記念公園(長久手市) | |
三河平野地域 | 刈谷ハイウェイオアシス(刈谷市) |
豊川稲荷(豊川市) | |
三河山間地域 | 三河湖(豊田市) |
道の駅もっくる新城(新城市) | |
三河湾・伊勢湾地域 | 中部国際空港(常滑市) |
ラグーナテンボス(蒲郡市) |
4. 調査結果
2022年愛知県観光入込客統計の調査結果(概要)
2022年愛知県観光入込客統計の調査結果(概要) [PDFファイル/178KB]
2022年愛知県観光入込客統計の調査結果(詳細)
2022年愛知県観光入込客統計の調査結果(詳細) [PDFファイル/358KB]
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愛知県観光コンベンション局観光振興課
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