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「第50回工業技術研究大会」の参加者を募集します~産業技術センターの最新の研究成果を発表します~

ページID:0584148 掲載日:2025年5月16日更新 印刷ページ表示
8 働きがいも経済成長も9 産業と技術革新の基盤をつくろう

   あいち産業科学技術総合センター産業技術センター(刈谷市。以下「センター」という。)では、2024年度に実施した研究課題の成果を紹介し、企業の皆様に役立てていただくことを目的として、2025年6月18日(水曜日)に「第50回工業技術研究大会」を開催します。
   この大会では、研究成果の発表に加えて特別講演も実施します。特別講演では、株式会社J・3D 高田真(たかだまこと)氏に「金属3Dプリンタの運用ポイント・留意点とAM※1を用いた金属部品の造形技術・事例及び今後の展開」について、御講演いただきます。また、一般社団法人愛知県鉄工連合会と愛知工研協会による交流展示会とセンター見学会を実施します(希望者のみ)。
 技術開発に取り組む企業の方々を始め、どなたでも自由に参加できますので、多くの皆様の御参加をお待ちしています。

1  日時

2025年6月18日(水曜日)  午後1時から午後5時30分まで
  (受付開始:午後0時30分)

2  場所

愛知県技術開発交流センター
(あいち産業科学技術総合センター産業技術センター内)
刈谷市恩田町一丁目157番地1  電話:0566-24-1841

3  内容(詳細は案内チラシを御覧ください) [PDFファイル/360KB]

  
13時~13時05分 挨拶  あいち産業科学技術総合センター 産業技術センター長 中尾俊章(なかおとしあき)
13時05分~14時30分 特別講演(交流ホール)
「金属3Dプリンタの運用ポイント・留意点とAM(Additive Manufacturing)を用いた金属部品の造形技術・事例及び今後の展開」
 株式会社J・3D 営業部 部長 高田 真 氏
14時30分~14時40分 休憩

14時40分~15時40分

研究成果 口頭発表(交流会議室) 研究成果 口頭発表(研修室1)
陽極酸化処理条件がアルミダイカストの耐食性に及ぼす影響 生分解性プラスチックと古紙材の複合化の検討
摩擦攪拌接合を利用した金属積層造形におけるアルミとステンレスの積層条件の検討 ターコイズ水素製造に向けためっき触媒の検討
FSW※2 を用いたアルミの積層造形材の疲労強度評価 CNN※4を用いた実輸送環境再現試験方法の検討
IoT※3 化支援ツールによる製品の画像検査工程を模したテストベッドの構築 三河木綿のナノファイバー加工と高機能化技術の開発
15時40分~16時40分 研究成果 ポスターセッション(展示ホール)

・カーボンナノファイバーを利用したレドックスキャパシタの開発
・ライン生産を見据えた軟質針葉樹の表面硬化プロセスの開発
・サブナノ秒レーザを用いた難切削鋼の切削性向上を図るレーザ援用切削加工技術および装置の研究開発
・ねじり疲労試験における疲労過程の推定技術の研究
・ROS ※5を用いたロボットシステムの構築
・車載EMC※6 試験の対応に向けた調査研究

上記のほか、知の拠点あいち重点研究プロジェクト※7IV期の下記11テーマと口頭発表8テーマを紹介します
・インフォマティクスによる革新的炭素循環システムの開発
・モノづくり現場の試作レス化/DX を加速するトライボCAE 開発
・金属3D 造形技術CF-HM の進化による航空機部品製造用大型ジグの革新
・DX と小型工作機械が織り成す機械加工工場の省エネ改革
・積層造形技術の深化によるモノづくり分野での価値創造とイノベーション創出
・塗膜/外用剤の次世代分子デザインに向けた3次元可視化法の確立
・人工シデロフォア技術を用いた大腸菌群検出技術・装置の開発
・高機能複合材料CFRP※8の繊維リサイクル技術開発と有効利用法
・MI ※9をローカルに活用した生産プロセスのデジタル革新
・繊維産業に於けるAI自動検査システムの構築に関する研究開発
・管法則に基づく血管のしなやかさの測定システムの開発​

13時~17時 一般社団法人愛知県鉄工連合会・愛知工研協会 交流展示会(交流サロン)
会社案内、製品、技術紹介
16時40分~17時30分 センター見学会
試験・評価機器の見学

4  対象

   技術開発に取り組む企業の方々を始め、どなたでも自由に参加できます。

5  定員

150名(センター見学会 60名)  (申込先着順)

6  参加費

無料

7  申込方法

   次のいずれかの方法により、お申込みください。
※申込時点で定員に達していた場合は、電話又はメールにて早急にお断りの連絡をします。
(1)Webページ
   以下のURL又は二次元コードからセンターのWebページにアクセスし、「第50回工業技術研究大会」の申込フォームに御記入ください。見学会の参加希望の際は、参加方法の選択項目で、「会場・見学会参加」をお選びください。
   申込後に自動返信メールにて確認メールを送信します。​​
https://www.aichi-inst.jp/sangyou/other/seminar/
二次元コード

(2)メール
   件名を「第50回工業技術研究大会参加希望」とし、企業名、所在地、所属、氏名、電話番号、見学会の参加希望の有無を記入の上、「9 申込み・問合せ先」までお送りください。​

8  申込期限

2025年6月13日(金曜日) 午後5時
   申込期限前でも定員になり次第締め切ります。その際はセンターのWebページでお知らせします。​
https://www.aichi-inst.jp/sangyou/other/seminar/

9  申込み・問合せ先

あいち産業科学技術総合センター産業技術センター
総合技術支援・人材育成室(担当  石川、牧、水野)
刈谷市恩田町一丁目157番地1
電話:0566-45-5640(ダイヤルイン)
メール:cts-hrd@aichi-inst.jp

10  主催等

主催:愛知県、愛知工研協会
協賛:一般社団法人愛知県鉄工連合会
後援:公益財団法人科学技術交流財団​

(参考)

○特別講演 講師紹介

株式会社J・3D 営業部 部長 高田 真 氏

【略歴】
1974年 静岡県生まれ
1996年 同朋大学 文学部卒業
1998年 株式会社スチールポリッシュ入社(FUJIMAKI GROUP)
2013年 株式会社J・3D転籍(FUJIMAKI GROUP)
2022年 日本AM協会監事就任

〇用語説明

※1 AM

Additive Manufacturingの略語で、素材となる金属や樹脂を積層することで、さまざまな立体形状を造形する加工方法。

 

※2 FSW

Friction Stir Weldingの略語で摩擦攪拌接合。回転工具を材料に押し付け、摩擦熱で材料を軟化させたうえで、回転工具の攪拌力を用いて材料同士を接合する方法。

 

※3 IoT

Internet of Thingsの略語で、自動車、家電、ロボット、施設などあらゆるモノがインターネットにつながること。データ化や自動化等が進展し新たな付加価値を生み出す技術。

 

※4 CNN

Convolutional Neural Networkの略語で、畳み込みニューラルネットワークともいう。データから直接学習する人工知能技術の一つで、画像認識などに有用な手法。

 

※5 ROS

Robot Operating Systemの略語で、ロボットシステムを設計、開発、運用するためのオープンソースのオペレーティングシステム。

 

※6 EMC

Electromagnetic Compatibilityの略語で、電子機器が電磁的妨害源とならないこと、また、電磁的な干渉を受けても正常に動作するための能力。

 

※7 知の拠点あいち重点研究プロジェクト

  高付加価値のモノづくりを支援する研究開発拠点「知の拠点あいち」を中核に実施している産学行政の共同研究プロジェクト。2022年度から2024年度まで「知の拠点あいち重点研究プロジェクト(IV期)」を実施した。

 

※8 CFRP

Carbon Fiber Reinforced Plasticsの略。炭素繊維を包む母材となる樹脂に熱硬化性樹脂等を使った炭素繊維強化樹脂複合材料。

 

※9 MI

Materials Informaticsの略。機械学習、統計分析などデータサイエンスの手法によって材料開発を行う取組みあるいは技術。

 

このページに関する問合せ先

あいち産業科学技術総合センター産業技術センター
総合技術支援・人材育成室(担当  石川、牧、水野)
刈谷市恩田町一丁目157番地1
ダイヤルイン:0566-45-5640
メール:cts-hrd@aichi-inst.jp

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