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あいちロボット産業クラスター推進協議会 サブワーキンググループ「AI画像処理の基礎知識と外観検査への活用講座」の参加者を募集します
あいちロボット産業クラスター推進協議会(事務局:愛知県次世代産業室)では、「サブワーキンググループ」において、ロボットに関する新たな技術・製品の創出や、ロボットの活用を進める活動を今年度から行っています。
今年度は5つのテーマを設置し、意見交換や課題把握に継続して取り組むことで、企業等の連携促進やプロジェクトの組成を目指します。
この度、「AI画像処理のロボットでの活用方法の検討と習得」をテーマとしたサブワーキンググループの一環として、下記の通り連続講座「AI画像処理の基礎知識と外観検査への活用講座」を開催することとし、参加者を募集しますので、お知らせします。
本講座では、ロボットとAIを用いた製品検査の自動化のため、画像処理・撮影・三次元計測の基礎からAIの概要について講義形式で解説を行います。講義だけでなく実際にプログラムを作成する演習を行い、製品検査システムの自動化検討や内製化に向けたスキルの獲得を目指します。
また、AI画像処理を用いたソリューションの実用化やマッチングを促進するため、AI画像処理を活用した製品検査装置等の活用事例紹介を行います。
あいちロボット産業クラスター推進協議会の会員以外の方も参加可能ですので、AI画像処理や製品検査の自動化に関心のある方は、是非御参加ください。参加費は無料です。
1 講座の目的
ロボットとAIを用いた画像検査の自動化のため、画像処理・撮影・三次元計測の基礎やAIの概要についての講義や、実際にプログラムを作成する演習を行い、技術の習得を図る。
2 講座の概要(全3回連続講座)
(1)日程・講座内容・講師等
(時間はいずれも13時00分~16時30分)
日程 | 内容・講師等 | 会場 |
---|---|---|
第1回 |
「信号処理・画像処理入門」 |
中部大学 |
第2回 |
「撮影・計測入門」 |
中部大学 |
第3回 |
「AI・統計入門」 |
※Neural Networks…人間の脳の仕組みから着想を得たもので、脳の情報処理ネットワークの仕組みを数理モデル化したもの。入力された情報を複数の層で評価・伝達し、結果を出力するもので、大量のデータを入力することで、高精度な特徴や法則性を発見することができる。音声、映像、制御システムにおいて、物体や信号を識別・分類するパターン認識に適している。また、時系列予測やモデリング等にも使用されている。
(2)定員
20名(原則申込先着順。ただし、1社複数名参加の場合は人数を制限させていただく可能性があります。)
3 参加対象者
・製品外観検査の自動化に取り組みたい、または既に取り組んでいるが課題を抱える企業
・既製品ではない画像処理技術を組み入れたいと考えるロボットシステムインテグレータ企業※
・あいちロボット産業クラスター推進協議会の会員
入会方法は以下協議会Webページを御覧ください。
(https://www.pref.aichi.jp/sangyoshinko/jisedai/robot/entry.html)
注:参加にあたっては、以下の点に御留意ください。
・全3回の受講を基本とします。
・基本的なパソコン操作スキルがあること
・C言語を用いた簡易的なプログラムを読み、理解できると望ましい
・ノートパソコンを持参可能なこと(スペックの要件については、6 注意事項を確認してください。)
※ロボットシステムインテグレータ…ロボット導入の設計及び、設置等を行う事業者
4 申込方法等
(1)申込方法
必要事項をメール本文に記載の上、以下の申込先まで電子メールにて送付ください。
件名に「AI画像処理の基礎知識と外観検査への活用講座」と御記入ください。
<必要事項>1.会社名、2.所属部署、3.参加者名(複数の場合は、参加されるすべての方のお名前を御記入ください。)、4.連絡先電話番号、5.連絡先メールアドレス、6.AI画像処理の自社での取組・活用状況、7.AI画像処理についての課題や疑問点等
注:申込メール受領後、数日以内に受付完了のメールを送信します。
(2)申込先
あいちロボット産業クラスター推進協議会サブワーキンググループ事務局(県業務委託先)(合同会社OFFICE HARU内)
担当:小野地 メール:mail@officeharu.net
〇開催案内ちらしは下記から御覧いただけます。
AI画像処理の基礎知識と外観検査への活用講座開催案内ちらし [PDFファイル/1.02MB]
5 申込期限
2024年2月8日(木曜日)
6 注意事項
〇ノートパソコンについては、以下の要件を満たすものを持参してください。
・通信可能で演習用ソフトウェアをインストールできること
・OS:Windows10以上、CPU:core i7同等以上推奨
・USB 3.1対応のUSBポートを1つ以上備えていること
・TypeA形式でUSB接続が可能なこと(USBハブや変換での対応も可)
〇事前に指定のサイトから必要なファイルをダウンロードしてください。
(ダウンロード方法などは、別途参加者へお知らせします。)
7 事業全般に関する問合せ先
愛知県経済産業局産業部産業振興課次世代産業室ロボット産業グループ
(担当:西村、浅野)
電話:052-954-6352 メール:jisedai@pref.aichi.lg.jp
参考
1 あいちロボット産業クラスター推進協議会
<目的>
産学行政が連携して、ロボットの研究開発や生産の拠点を形成し、新技術・新製品を創出していくことにより、世界に誇れるロボット産業拠点の形成を目指す。
<設立>
2014年11月
<体制>
会長:愛知県知事
事務局:愛知県経済産業局産業部産業振興課次世代産業室
<会員数>
594社・団体(2023年11月末時点)
<主な活動内容>
・ロボット産業拠点の形成に向けた方策等の検討等
・製造・物流等分野、医療・介護等分野、無人飛行ロボットの三つのワーキンググループによるロボット開発や実用化、普及に関する取組
2 サブワーキンググループについて
○目的・事業内容
あいちロボット産業クラスター推進協議会において、ロボットに関する新たな技術・製品の創出や、ロボットの活用を一層進めるため、従来のワーキンググループに加え、より限定したテーマに継続して取り組み、企業等の連携促進やプロジェクトの組成を目指す活動。
○設置テーマ
・AI画像処理のロボットでの活用方法の検討と習得
(今回参加者募集記者発表テーマ)
・食品製造業におけるロボットシステム導入モデルの検討
・陶磁器工業におけるロボットシステム導入モデルの検討
・協働ロボットの活用における課題把握
・ドローンエンジニア人材の育成手法の検討
3 講師の御紹介
○梅崎 太造 氏
中部大学理工学部AIロボティクス学科教授。名古屋工業大学名誉教授。個人認証、3次元形状計測、デジタルホログラフティ、音声認識に関する研究を行う。音声・画像処理技術とニューラルネットワーク設計技術を基盤とする認識・計測・検査装置を開発している。グッドデザイン賞、産学官連携功労者表彰:科学技術政策担当大臣賞など数多くの賞を受賞。
○服部 公央亮 氏
中部大学理工学部宇宙航空学科准教授。画像を用いた認識・計測、光学を利用した可視化・3次元計測、統計データに基づく工業現場や医療現場で得られたデータに対する定量化システム等に関する研究を行う。画像計測と自動認識技術により、航空機エンジンの外観検査等の自動検査システムを研究・開発している。
このページに関する問合せ先
愛知県経済産業局産業部産業振興課次世代産業室
ロボット産業グループ
担当:西村、浅野
電話:052-954-6352
メール:jisedai@pref.aichi.lg.jp