2023年10月に杭州で開催された第4回アジアパラ競技大会において、中国代表選手団を統括した中国障害者連合会の代表者始め、中国各省の障害者福祉に関わる方々が、外務省対日理解促進交流プログラム「JENESYS(ジェネシス)2024」で来日されるのを機に、公益財団法人愛知・名古屋アジア・アジアパラ競技大会組織委員会会長及び次回開催都市の代表である知事を表敬訪問します。
1 日時
2024年8月7日(水曜日) 午前9時20分から午前9時35分まで
2 場所
愛知県公館
3 訪問者
中国障害者連合会 副理事長 尤 亮(ゆう りょう)
浙江(せっこう)省障害者連合会 副理事長 方 燁(ほう よう)
広東(こうとう)省障害者連合会 障害者就業センター副主任 張 満玉(ちょう まんぎょく)
黒竜江(こくりゅうこう)省障害者連合会 副理事長 朱 暁華(しゅ ぎょうか)
四川(しせん)省障害者連合会 副理事長 黄 衛徳(こう えいとく)
4 応対者
愛知県知事 大村 秀章 他
5 内容
(1) 表敬挨拶(尤亮副理事長)
(2) 杭州アジアパラ競技大会での障害者連合会の活動等について(尤亮副理事長)
(3) 知事挨拶
(4) 歓談
(5) 記念品交換及び記念撮影
6 その他
表敬訪問後、午前9時45分から1時間程度、本庁舎2階講堂にて「JENESYS(ジェネシス)2024」で来日された代表団の方々に対し、第5回アジアパラ競技大会(2026/愛知・名古屋)の準備の進捗状況等について、ブリーフィングを実施予定。
<参考1> 中国障害者連合会について
- 1988年に中国国務院に批准された障害者全国組織で、中国の「障害者保障法」で明記された障害者の権利保障組織。中国の行政区分に応じて各地に地方組織をもち、町内会や障害者の多い企業では障害者協会や障害者チームを作る。中国全土にいる障害者は約8600万人(2022年末)。
- 連合会の主席は、5年に1回の全国人民代表大会で選出される。初代の主席は鄧小平(とうしょうへい)の息子である鄧朴方(とうぼくほう)(1988~2008年、4回当選)、二代目は作家の張海迪(ちょうかいてき)(2008~2023、3回当選)、三代目(現在)は教員出身の程凱(ていがい)(2023.9~)。
- 連合会は、障害者に関する事項を包括的に担当する。障害者の体育・スポーツに関する政策や法律の草案及び発展計画を作成しその実施を監督するなど、障害者体育・スポーツの普及を指導し推進する。関係部署と連携して障害者スポーツに関する重要な国際競技大会を担当する。
<参考2> 対日理解促進交流プログラム「JENESYS(ジェネシス)2024」
○趣旨
- 外務省が推進する「JENESYS(ジェネシス)2024」(中国)の一環として、公益財団法人 日中友好会館が実施する事業。
- アジア大洋州の国・地域の優秀な青年を対象に、日本に対する関心と理解を向上させ、また、プログラム経験をいかした活動をしてもらうことで、日本への関心・理解・支持を拡大し、我が国の外交基盤を拡充する。
- 参加者の専門性、関心分野に沿って、政治、経済、社会、文化、歴史及び外交政策等に係る対日理解を促進し、参加者からの対外発信の強化を図る。
○活動概要
- 訪日テーマ「障害者も参画できる包摂的社会を目指して」に関するブリーフ、交流、視察
- 日本の経済・社会・文化・歴史等に関する視察・参観
- 日本に対する包括的理解促進につながるプログラム等
○代表団概要
- 招聘期間: 2024年8月5日(月曜日)~8月9日(金曜日) 4泊5日
- 招聘人数: 合計29名(団長1名、事務局2名、団員26名)予定
- 実施団体: 公益財団法人 日中友好会館
- 派遣団体: 中国障害者連合会
- 派遣協力: 在中国日本国大使館