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グリーンボンド(県債)の発行及びインパクトレポートの公表を行います
愛知県では、脱炭素社会の実現を見据え、投資家層の拡大により安定的な資金調達を実現し、環境改善効果のある事業を着実に推進していくとともに、持続可能な地域づくりへの関心を一層高めていくため、グリーンボンド※1を発行しています。
初めて発行した2022年度に引き続き、2023年度もグリーンボンドを発行します。
また、この度、2022年度に発行したグリーンボンドのインパクトレポート※2を公表します。
※1:使途を環境改善効果のある事業に限定して発行する債券
※2:グリーンボンドにより調達した資金を充当した事業や充当金額、事業の実施により得られた環境改善効果等について取りまとめた報告書
1 2023年度グリーンボンド
(1)発行概要
ア 債券の種類 市場公募債(機関投資家向け)
イ 発行予定額 100億円
ウ 年限 5年(満期一括償還)
エ 発行時期 2023年12月(予定)
オ 主幹事会社 野村證券株式会社、大和証券株式会社、東海東京証券株式会社
カ 外部評価 格付投資情報センター(R&I)より、国際資本市場協会(ICMA)によるグリーンボンド原則2021及び環境省グリーンボンドガイドライン(2022年版)への適合性について、評価を取得
(2)対象プロジェクト
|
プロジェクト分類名 |
対象プロジェクト |
---|---|---|
1 |
エネルギー効率 |
信号機のLED化(交通安全施設整備) |
2 |
汚染の防止と管理 |
大気汚染監視施設整備 |
3 |
生物自然資源及び土地利用に係る環境維持型管理 |
林道整備 |
4 |
生物多様性の保全 |
干潟・浅場・藻場造成、魚礁漁場整備、増殖場造成、種苗生産施設整備、河川環境整備 |
5 |
クリーン輸送 |
公用車の電動車化 |
6 |
グリーンビルディング |
県有施設の新築・改修(環境性能評価基準を満たす施設) |
7 |
気候変動への適応 |
河川海岸整備、砂防関係施設整備、農地防災対策、治山施設等整備 |
※充当事業及び充当額については、今後の各事業の進捗状況を考慮し決定します。
2 2022年度グリーンボンドインパクトレポート
2022年度に発行したグリーンボンドについて、対象プロジェクト及び充当金額並びに対象プロジェクトによる環境改善効果に関する以下の項目について「愛知県グリーンボンドインパクトレポート」として公表します。
2022年度愛知県グリーンボンドインパクトレポート [PDFファイル/1.1MB]
対象プロジェクト |
充当金額 |
レポーティング項目 |
---|---|---|
信号機のLED化(交通安全施設整備) |
1,462百万円 |
・整備実績 ・エネルギー削減量 ・温室効果ガスの排出削減量 |
大気汚染監視施設整備 |
19百万円 |
・測定機器の導入実績 |
林道整備 |
550百万円 |
・実施したプロジェクトの箇所数、箇所名、整備延長等 |
干潟・浅場・藻場造成、魚礁漁場整備、増殖場造成、種苗生産施設整備、河川環境整備 |
615百万円 |
・実施したプロジェクトの箇所名、整備面積・量、保全実績等 |
公用車の電動車化 |
40百万円 |
・電動車の導入実績 ・温室効果ガスの排出削減量 |
県有施設の新築・改修(環境性能評価基準を満たす施設) |
998百万円 |
・整備施設名 ・認証等の取得状況 |
河川海岸整備、砂防関係施設整備、農地防災対策、治山施設等整備 |
6,316百万円 |
・実施したプロジェクトの箇所数、箇所名、整備面積、被害軽減効果等 |
このページに関する問合せ先
愛知県総務局財務部資金企画課
公債グループ
電話:052-954-6045
メール:shikin-kikaku@pref.aichi.lg.jp