2022年エリザベス女王工学賞を受賞した大同特殊鋼株式会社顧問佐川眞人氏が知事を表敬訪問します

　2013年に創設された、画期的な技術革新により世界に多大な恩恵をもたらした個人またはグループを表彰するエリザベス女王工学賞を、大同特殊鋼株式会社顧問佐川眞人(さがわ まさと)氏が2022年に受賞し、2023年10月12日にイギリス・ロンドンのバッキンガム宮殿で授賞式が執り行われました。

　佐川氏の受賞は、クリーンな省エネ技術の実現に貢献する世界最強の永久磁石「ネオジム磁石」の発明、開発および世界的な商業化の功績が評価されたものです。

　この度、佐川眞人氏が、知事に受賞を報告するため知事を訪問します。

　1　日時

　　2023年11月24日（金曜日）午前10時35分から午前10時50分まで

　2　場所　

      愛知県公館

　3　訪問者　  

　(1) 2022年度エリザベス女王工学賞受賞者

　　　大同特殊鋼株式会社　顧問　佐川　眞人氏

　(2) 随行者　

　　　大同特殊鋼株式会社

　　　経営企画部コーポレートコミュニケーション室　室長　市川　明子(いちかわ あきこ)氏

　　　経営企画部コーポレートコミュニケーション室　副主任部員　久保　陽平(くぼ ようへい)氏

　4　次第

　（1）訪問者紹介

　（2）受賞者挨拶及び報告

　（3）知事挨拶

　（4）歓談

　（5）記念撮影

＜参考＞

○2022年度エリザベス女王工学賞受賞者　プロフィール

　佐川　眞人

　徳島県出身。

　2016年10月、大同特殊鋼株式会社顧問就任。

　直近の受賞歴として、2018年NIMS Award、2020年日本金属学会賞、2022年IEEE Medal for Environmental and Safety Technologies、2023年本田賞を受賞。

○ネオジム磁石について

​　ネオジム磁石は、高出力・高効率が求められる電気自動車や風力発電機などのモーター、小型・軽量で強力な磁石が必要とされるロボットや自動化システム、家電など様々な分野において製品の高性能化に貢献しています。

ネオジム磁石（写真：大同特殊鋼（株））

○エリザベス女王工学賞（Queen Elizabeth Prize for Engineering）について

　エリザベス女王工学賞は、画期的な技術革新により世界に多大な恩恵をもたらした個人またはグループを表彰するもので、2013年に創設され、2023年の表彰で7回目を迎えました。第5回までは2年に1度の表彰でしたが、技術革新の素晴らしさを認識する機会を増やすことを目的に2022年から毎年の表彰に変更されました。なお、受賞者には賞金50万ポンドとトロフィーが贈られます。

　2023年10月12日、イギリス・ロンドンのバッキンガム宮殿で2022年と2023年の受賞者へ授賞式が執り行われ、佐川氏にチャールズ国王陛下よりトロフィーが贈られました。

　授賞式での様子（写真：Jason Alden）