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知の拠点あいち重点研究プロジェクトIII期成果普及セミナー「金属3D積層造形とデータサイエンス」(オンライン開催)の参加者を募集します
愛知県では、知の拠点あいち重点研究プロジェクト※1で生まれた様々な技術や試作品等の開発成果(以下「成果」という。)の普及や技術移転、成果を活用した企業の製品開発支援などを行っています。
「知の拠点あいち重点研究プロジェクトIII期(2019年度~2021年度)」のうち「革新的モノづくり技術開発プロジェクト※2」の研究テーマ「造形技術の高度化と先進デザインの融合による高機能部材の創製※3」において、金属3D積層造形技術により材料開発からCAE※4設計技術、造形技術、金型作製に至るまで、金属3D積層造形プロセスに関する広範な研究開発に取り組みました。
この度、この取組の成果として、金属3D積層造形とデータサイエンス※5についてのセミナーをオンラインで開催します。
つきましては、本セミナーの参加者を募集しますので、お知らせします。研究開発に取り組む企業の方々を始め、どなたでも自由に参加できますので、皆様の参加をお待ちしています。
1 日時
2023年12月22日(金曜日) 午後2時から午後4時5分まで (受付開始:午後1時45分)
2 開催形式
Web会議システム「Cisco Webex Meetings」によるオンラインライブ配信
3 内容(詳細は案内ちらしを御覧ください) [PDFファイル/988KB]
時間 | 内容 |
14時~ 14時20分 |
「重点研究プロジェクトIII期取組について」~金属3Dプリンタによる金型造形~ 国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学大学院 工学研究科 教授 小橋 眞(こばし まこと) 氏 |
14時20分~ 15時10分 |
「データサイエンスの基礎」~データサイエンスで何ができるのか~ 国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学大学院 工学研究科 助教 鈴木 飛鳥(すずき あすか) 氏 |
15時10分~ 15時15分 |
休憩 |
15時15分~ 16時05分 |
「データサイエンスの応用」~データサイエンスを3D積層造形にどう活かすか~ 国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学大学院 工学研究科 助教 鈴木 飛鳥 氏 |
4 対象
研究開発に取り組む企業の方々を始め、どなたでも参加できます。
5 定員
オンライン80名(申込先着順)
6 参加費
無料(ただし、通信機器代・通信料は自己負担です。)
7 申込方法
次のいずれかの方法により、お申込みください。
(1)Webページから申込みの場合
以下のURLのWebページにアクセスし、申込フォームに従い御記入ください。
URL:https://forms.gle/XAHJuDJmMmepneVo7
二次元コード
(2)メールによる申込みの場合
件名に「成果普及セミナー(12/22)参加申込」と入力し、企業名、所属、氏名、企業住所、電話番号、メールアドレスを御記入の上、下記メールアドレスへお申込みください。申込者には確認のメールをお送りします。
メールアドレス:idt-info@chinokyoten.pref.aichi.jp
※申込時点で定員に達していた場合は、電話又はメールにてお知らせします。
※オンライン参加のURLは申込期限後にメールにて連絡します。
8 申込期限
2023年12月18日(月曜日) 午後5時
申込期限前でも定員になり次第締め切ります。その場合は、あいち産業科学技術総合センターのWebページでお知らせします。
URL:https://www.aichi inst.jp/acist/other/seminar/
9 主催
愛知県
10 問合せ先
あいち産業科学技術総合センター 共同研究支援部 試作評価室
担当:杉山(儀)、梅田、加藤(裕)
電話:0561-76-8316
メール:idt-info@chinokyoten.pref.aichi.jp
【用語説明】
※1 知の拠点あいち重点研究プロジェクト
高付加価値のモノづくりを支援する研究開発拠点「知の拠点あいち」を中核に実施している産学行政の共同研究プロジェクト。2011年度から2015年度まで「重点研究プロジェクトI期」、2016年度から2018年度まで「重点研究プロジェクトII期」、2019年度から2021年度まで「重点研究プロジェクトIII期」を実施し、2022年8月から「重点研究プロジェクトIV期」を実施している。
目的 |
大学等の研究シーズを活用して県内主要産業が有する課題を解決し、新技術の開発・実用化や新産業の創出を促進する。プロジェクト終了時には、県内企業において、成果の実用化や製品化、社会での活用を見込むことができる研究開発を実施する。 |
実施期間 |
2019年度から2021年度まで |
参画機関 |
19大学 12研究開発機関等 106社(うち中小企業68社) |
プロジェクト名 |
・近未来自動車技術開発プロジェクト |
目的 |
重点研究プロジェクトIII期と同様 |
実施期間 | 2022年度から2024年度まで |
参画機関 | 15大学7研究開発機関等88社(うち中小企業59社) |
プロジェクト名 |
・プロジェクトCore Industry (コア インダストリー) |
※2 革新的モノづくり技術開発プロジェクト
合計9件の研究テーマからなるプロジェクトで、材料・プロセス開発の短期間化と最適化の実現、新規加工技術による自動車の軽量化や航空機エンジンの高性能化、積層造形を用いた革新的金型開発による生産性向上の実現等に取り組んだ。
本プロジェクトの研究開発成果は、以下の「知の拠点あいち」Webページに掲載。
https://www.chinokyoten.pref.aichi.jp/cooperation/project03-04.html
※3 積層造形技術の高度化と先進デザインの融合による高機能部材の創製
研究リーダー |
国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学 教授 小橋 眞 氏 |
事業化リーダー |
旭精機工業株式会社 鈴木 裕睦(すずき ひろむ) 氏 |
内容 |
アルミダイカスト金型、深絞りプレス成型、ゴム成形、プラスチック射出成形の4分野を対象に、実プロセスで要求される物性、金型設計、信頼性・耐久性を満たすための造形条件と微視組織の関係の体系的理解とともに、高度なCAEデザインにより、3Dプリンタに特化した形状最適化技術の開発及び機能・特性のテーラーメイド化や高信頼性化を進める。 |
参画機関 |
[企業] 旭ゴム化工株式会社(名古屋市千種区)、旭精機工業株式会社(尾張旭市)、トヨタ自動車株式会社(豊田市)、株式会社名古屋多田精機(大府市)、株式会社フジミインコーポレーテッド(清須市)、日比野工業株式会社(西尾市)、株式会社メックインターナショナル(豊田市) |
※4 CAE(Computer Aided Engineering)
コンピュータによって支援された製品設計・製造や工程設計の事前検討などといったエンジニアリングの作業、あるいはそのツールなどを指す場合もある。要素技術としては、シミュレーション数値解析などがある。
※5 データサイエンス
大量のデータから有益な知見を導き出すことを指します。データを解析することで、企業や社会課題の解決に役立てる分野である。
このページに関する問合せ先
あいち産業科学技術総合センター 共同研究支援部 試作評価室
担当:杉山(儀)、梅田、加藤(裕)
電話:0561-76-8316